切腹トランプの制作経過報告5。
21枚目。満月が照らす竹林の中、ワイシャツ姿の黒髪長髪の青年が己自身を介錯している。腹はすでに切り開かれ、ハラワタがはみ出ている。両手で大刀を握り、己の首を引き切ろうとしている。
シチュエーションがよく分からないけど、何か設定を付けたいな。
22枚目。拷問部屋。拷問器具や部屋全体が赤黒く見える。これは照明のせいなのか、それとも…。その中で半ば寝そべるような格好で青年が腹を切っている。裂けた腹からハラワタを掴みだし、指先で触感を楽しむように弄ぶ。そういえば、青年の表情からはすでに正気が失われている。
背景の拷問器具はイイ感じに描き込めた。人物はまだまだ。
23枚目。ここは大きな聖堂か。暗い空間を照らすいくつかの燭台。下から照らされた少年の顔は端正ながら虚ろ。血の気は失せている。胸の高さまで掲げられた両手には山盛りの内臓。少年は自らの内臓を何に捧げようというのか。
少年の表情が気に入らない。もっとアニメちっくにしようかな。
24枚目。敷き詰められるように床に散らばる一万円札。仰向けに倒れた青年の腹をもう一人の青年が切り裂いている。腹を縦に切り裂かれた青年は、なぜか微かに恍惚の表情を浮かべている。
2人のシャツの色を何色にしようかな。ストライプ柄にしようか。
25枚目。SMクラブだろうか。性別もよく分からない人間たちが裸で絡み合う、その中に、ワイシャツ姿の青年が座っている。腹に突き立てた短刀を握ったまま、上を見上げた表情は快感に満ちている。その顔にメガネにネクタイに浴びせかけられる大量の精液。
とにかく大量の精液を浴びせたい。