・秋もタケナワになりました。
【意味】タケナワ・・・物事の一番の盛り。真っ最中。少し盛りを過ぎたさま。
よろしかったらご一緒にどうぞ。
http://www.hi-ho.ne.jp/momose/mu_title/onna_hitori.htm
酣
【解字】形声。酉+甘。音符の甘カンは、味を楽しむの意味。酒を楽しむの意味を表す。
- たけなわ(たけなは)。
- 酒盛りの最中。
- 物事の真っ盛り。さかり。
- 楽しむ。酒を飲んで楽しむ。
闌
【解字】形声。門+柬。音符の柬カンは、袋に物を閉じ込めるさまにかたどる。門でさえぎり閉じ込めるの意味を表す。また、燗に通じ、たけなわの意味を表す。
- たけなわ(たけなは)。さかりの時。真っ盛り。盛りを少し過ぎたころ。
- たけ-る。さかりになる。
- てすり。闌干。
- さえぎる。また、防ぐ。
- つきる。終わる。すがれる。
- みだりに。勝手に。
- ものの形容。闌干。
「え~、宴もタケナワでは御座いますが、」
が一番お馴染みでしょうか。
上に示すように、タケナワには、「酣」と「闌」があるようです。
ググって見ると、
盛りの時は「酣」、終わりに近づいた時は、「闌」があてられる。
とありますが、確かに「盛りを少し過ぎたころ」は、「闌」しかありません。
でも真っ盛りは、「酣」にも「闌」にもどちらも意味を持っています。
字義を見てみると微妙ですが、「闌」は燗に通じとあるので同じだと思います。
盛りを少し過ぎたころは、「齢すでにタケナワなり」で使うようですが、
確かに「齢すでに酣なり」なら、酒を呑んで酔ってるみたいですね。笑
「齢すでに闌なり」が適当でしょうか。
というか、あまり聞いたことがないというのが正直なところ。
ところで、
”ナラ枯れ”
って知っていますか。
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ナラ枯れは、カシノナガキクイムシが、ナラなどブナ科の木に穴を開けてカビ菌を内部に持ち込み、木が水を吸い上げられなくなることによって発生する。
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京都市内でもかなり深刻な問題のようですが、明らかに紅葉とは違う枯れ方をしています。
紅葉がウリの京都観光にはもちろん大打撃でしょうね。
何年かに一度大発生するマイマイガを彷彿させてくれます。