川魚の熟字訓・当て字でよくミスをするので、自分なりにまとめてみました。
特に間違えるのが、アンダーラインの熟字です。由来が分からなかったせいでしょうか。
あゆ
鮎 中国ではなまずの意。
鮎・年の音が近く、あゆは年魚、それで鮎を借用したものであろう
日本では「神功皇后が占いに釣りをしたところ釣れた魚がアユであった(占い魚)」から、
魚へんに占の鮎を「あゆ」と読む
縄張りをもつため「独占」「占拠」の意味をもつ
年魚 あゆの漢名。生まれた年に死ぬ魚。(寿命が一年)
香魚 あゆの漢名。香りが良い魚
わかさぎ
公魚 将軍献上「御公儀の魚」
鰙 ※国字
若鷺 わかさぎの漢名。
いわな
岩魚 岩の間に住む魚
嘉魚 いわなの漢名。めでたい魚。
鮇 ※国字 未踏の地の魚。
かじか
鰍 中国では「どじょう」のこと。
日本では「かじかは秋が旬」から、魚へんに秋の鰍を「かじか」と読む
杜父魚 トフギョ かじかの漢名。
鮖 ※国字 石の多い所に住む魚
うぐい
石斑魚 石に似た斑点がある魚
鯎 ※国字
鯏 ※国字
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北海道の南部江差町に ”うぐいかわ” という地名がある。
漢字では、鰔川 と書く。魚+咸
あれ?
うぐいは、鯎 ですよね。魚+成
では、鰔 は何と読むのか。
「たら」、「かれい」、「ぎぎ」 と読み、「うぐい」という読みはない。
↓参考までに下記のページを参照ください。
北海道LOVERS
http://hokkaido-lovers.com/hokkaido/knowledge/post-2673#i-9
鰔川(うぐいかわ)
檜山管内江差町にある地名で、由来はそのままウグイがたくさんいる川だからと言われています。「鰔」の字が曲者で、普通この字は「カレイ」としか読めないんです。一方ウグイと読む漢字は「鯎」 …誤字がそのまま定着しちゃったのではないでしょうか。
本当のところは、江差町の町史でも繙くしか方法はなさそうですね。^^
では、
皆さま、本年もどうぞ宜しくお願い致します。
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