金 ラン 緞子の帯しめながら花嫁御寮はなぜ泣くのだろう。
蕗谷虹児 「花嫁人形」より
ラン
ひとえ
襴
【解字】形声。衣+闌。
- 上衣と裳裾とが繋がっているひとえのもの。
【金襴緞子】
高価な織物のたとえ。
「金襴」は、織物の名。錦の類で、繻子シュスの地に平金糸を織り、絹糸で模様を表したもの。「襴」は、着物の一種。「緞子」は、練った絹糸で織った、厚くてつやのある上等の絹織物。
「緞」は、準1級配当で「緞帳」がありましたね。
わたしは男で着物を全く着ないせいかは知らないが、着物系の漢字がほとんどわかりません。
所謂「衣偏」ですね。
【衿】えり
【衫】ひとえ・はだぎ
【衽】おくみ
【袂】たもと
【袖】そで
【袗】ひとえ
【袢】はだぎ
【袙】うちかけ
・【裃】かみしも
・【裄】ゆき
【袿】うちかけ
【袴】はかま
【袷】あわせ
【袵】おくみ
【裙】もすそ
【褂】うちかけ
【裾】すそ
【裲】うちかけ
【褶】あわせ
【襠】うちかけ
【襦】はだぎ
・は国字
”うちかけ” の漢字がたくさんあります。
一体どう使い分けるのでしょう。笑
また最近知ったのですが、「マチを入れる」と言いますよね。
衣服や袋物で、幅や厚みの足りない所に加える布。のことですが、
「襠」と書きます。衣偏+當です。当ではありません。
着物といえば足袋(襪)です。
足袋の後ろを止める金具がありますよね。
名前があるなんて初めて知りました。
「鞐」 こはぜ といいます。
ご存知でしたか。