漢字を学び心を育む

2回目のチャレンジで漢検1級に合格。
現在、ペン習字に傾倒。
硬筆書写検定1級が欲しいです

日本の色

2012-09-26 18:24:31 | ◇1級:読み(訓読み)
#f5b199 一斤染いっこんぞめ
#ee827c 甚三紅じんざもみ
#b94047 臙脂えんじ
#b7282e 茜色あかねいろ
#f2f2b0 女郎花おみなえし
#9e3d3f 蘇芳すおう
#e0815e 纁そひ
#ab6953 赭そほ
#b77b57 櫨色はじいろ
#ad7e4e 芝翫茶しかんちゃ
#6c2c2f 葡萄茶えびちゃ
#ee7800 橙色だいだいいろ
#d1561b 柘黄しゃおう
#fef263 黄檗色きはだいろ
#d7cf3a 鶸色ひわいろ
#C85179 脂燭色しそくいろ
#D96773 褪紅たいこう
#00a3af 浅葱色あさぎいろ
#2792c3 縹色はなだいろ
#4c6cb3 群青色ぐんじょういろ
#9079ad 竜胆色りんどういろ
#7058a3 菫色すみれいろ
#47885e 緑青色ろくしょういろ
#9d896c 空五倍子色うつぶしいろ
#727171 鈍色にびいろ





 だいだいいろ → 竹村健一センセイ
 はなだいろ  → 貴花田親方


と連想しちゃうのは、おやぢ度が増してきた証でしょうか。


日本の色は、かなりの頻度で ”訓読み問題” に出題されています。

そこで、「問題に出た」 あるいは、「問題に出そう」 な色を厳選し抜粋してみました。


脳に強烈に ”刷り込み” するためには視覚で表すのが効果的だと思います。

これで全て憶えられるとは思っていませんが、

何かの拍子で思い出すというか、気付かないうちに脳に刻み込まれているものです。


ビジュアル重要です。




♪清水みなとの名物は~、お茶の香りと男伊達~

2012-09-23 15:35:43 | ◆準1級:書き(書き取り)
写真と記事とは関係ありません


 
 きゃん な娘。








キョウ
おとこだて、きゃん



【解字】形声。人+夾。音符の夾は、わきの下にはさむの意味。弱者をかばい抱きかかえる力のある人、おとこだての意味を表す。

  1. おとこだて(をとこだて)。義に勇み、強者をくじき弱者を助ける。また、その人。「任俠」
  2. おとこぎ。おとこだての気性。義俠心
  3. はさむ(侠キョウ)。さしはさむ。
  4. きゃん。(キャンは唐音。「俠」を女の名のように用いたもの)
     いさみ肌の女性。
     はすっぱな女性。おきゃん。おてんば。











「おきゃん」

 お転婆。蓮っ葉。尻軽。跳ねっ返り娘。。

あまり聞きなれない言葉でした。
実際口に出して使っている人は、今はいないでしょう。
まず最初に思ったのは、女性ファッション雑誌の ”CanCam” でした。
もしかしたら、語源はこの「おきゃん」から来ているのかなと。
しかし残念ながら、

 I can campus (アイ・キャン・キャンパス)

キャンパスリーダーになれるように との意味だそうです。
「おきゃん」からの由来の方がイケてるように思うのですが・・・

「お侠」をネット検索していて面白い記事に出会いました。

杉浦日向子のおもしろ講座(2002/09/27)
http://www.geocities.co.jp/playtown/6757/020927.html

江戸では、お転婆な娘さんのことを「おきゃん」または「おちゃっぴい」と呼んでいたそうです。
「おちゃっぴい」というと現代の若者言葉のような感じを受けますが、昔からある言葉だったのですね。
そしてこの二つの言葉には年齢による微妙な使い分けがあるというから面白い。
まとめると、、

 Under-16 おちゃっぴい
 Under-18 おきゃん
 Upper-19 艶っぽい

※註 おちゃっぴい → おしゃまさん


「ヤングなでしこ」より「おちゃっぴいジャパン」の方が個人的にはスキ。
また、今は廃刊となっていますが、「おちゃっぴい」という女性向け性雑誌があったそうです。
もちろん、お目に掛かったことはありません。

最近は、「おきゃん」はともかく「お転婆」も「蓮っ葉」も「跳ねっ返り」もほとんど聞いたことがありません。
類義語は、「利かん気」が強いというところでしょうか。
北海道では、”言うことを聞かない”から「きかない」「きかん坊」と言われています。
ただし、これは男女の区別を問いません。




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私ごとで恐縮です。
長い間、病気療養中でしたが明日から職場復帰することが叶いました。
ちょうど一年振りに職場に顔を出すことになりますが、今はなんだか転校生のような心境です。
仕事に漢検にまた頑張りたいと思います。(ブログもまめに更新します)
いろんな方に励まされ助けられてここまで辿り着く事ができました。
本当に本当にありがとうございました。

今後とも宜しくお願いいたします。