こなから
二合半
こなから 【二合半/小半】
- 半分の半分。四分の一。特に、米や酒で一升の四分の一、すなわち二合五勺をいう。また、少量の意にも用いる。
- 「こ」も「なから」も半分の意。半分の半分で四分の一。
せっかく憶えた漢字を忘却せぬよう脳味噌に留めておくためには「印象付け」が大切になります。
例えば、、
・豪華けん爛 矢野絢也。
・文質ひんぴん 中尾彬。
という風に、有名人を自分勝手に結びつけて憶えています(笑)。
「二合半」と書くと二合五勺であり、「こなから」がなかなか想像されません。
おそらくは、「小半=こなから」が(一升の)半分の半分の二合五勺なので、
「二合半」という字も「こなから」と読むようになったのでしょう。
で、、、
「半=なから」で思い浮かべるのが、半井小絵(なからいさえ)。
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2011年3月まではNHKの気象予報士として活躍されていました。
何処にでも居そうな普通の大阪のお姉さんというイメージですが、
いつの間にか彼女の”不思議な癒し系”の魅力にとり憑かれた諸兄諸氏も多かったと思います。
「なからい」という難読苗字も視聴者に彼女を印象付けた一因となっていたのでしょう。
わたしも彼女に対し少なからず萌えていたというか、いつも居て当たり前という安心感を持ち続けていました。
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半井氏[なからいうじ]
和気氏の出という。和気明親の家に井戸があり、その井戸のなかほどをへだて半分の井戸を製薬に用いたので半井氏を称したという。代々医を業とし、戦国時代、明親および瑞策は明に渡ってさらに医を学び、帰朝して正親町天皇に重用されて典薬頭となった。その子孫は、江戸幕府の御番医となった。
とあり、かなり良家の出身のようである。