自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

グロース4日目その3

2007-10-03 17:42:59 | グロースキャンプ
サポーターゲームは、第1回からあったものではありません。
このプログラムは・・・まあ苦肉の策とでも言うのでしょうか。
いや、一石二鳥というか・・・・

イントラが、4日目の夜に、自分が担当しているチーム人一人への承認の言葉を考えるのに、いつも時間がかかり手間取っていました。

1時間くらいならともかく、3時間も4時間もかかってしまうのです。
子ども達一人ひとりへの承認の言葉を探すのに一生懸命で、その時間子ども達はほったらかしになってしまうのです。

一方で、サポーターたちは、子ども達との直接の関わりがとても少なく、子ども達に関わりたくても関われないと言う事情がありました。

それならってことで、4日目の午後はサポーターと触れ合う大切な時間にしようと思ったのです。
このすばらしい高原で遊ぶこともできますしね。

サポーターゲームは、高原イッパイを使います。



サポーターたちに高原のいろんなポイントで待機してもらい、一つ一つのポイントで出される課題をクリアして行く、ワクワクのゲームです。

スタートは、いつもバーベキューハウス。

ここでは、しばしばから問題が出されます。
この問題をクリアしないと、スタートができないのです。

「しばしばは、ある子どもの日記を拾いました。でも、その子の日記は、ところどころ水でにじんでしまっていて、読めません。おまけに後半はちぎれてなくなってます。どうやら、頂上の銅像の辺りに落ちているらしい。何が書いてあるのか、急いで解読しよう。」
子ども達は浮き足立ちます。
立ち上がる子どももいます。


各グループに同じ問題が出されます。
手渡された日記は

「●が●2かも●●●び●く●ん●●に●ぼ●ま●●。し・・」

どうですか?
まったくわからないでしょ?
子ども達は、グループになって、ひそひそとなにやら話し合うのです。
時々、喚声が上がりますが、また小さな声で ひそひそひそ・・・
「わっかんねーよぉ・・・」
「あー、わかった・・・かも・・・」

しばらくすると、ヒントをもらいに来るグループもあります。
ひとつヒントを与えると、5分のハンディが与えられてしまいます。
かたくなに、それを拒んでがんばるグループもあるし、あきらめが早くさっさとヒントをもらいに来るグループもあります。


わかったグループはみんな同じ反応があります。
突然、ざわざわしてきます。
低学年がはしゃぎ始めます。
それを止めるように高学年が「静かにしろ!」

そしてついに、「わかったーーーー!」

しばしばのところに走りよってきます。

正解は
「8がつ2かもくようびはくうんざんにのぼりました。し」

このゲームは本当に盛り上がります。
毎年、工夫を凝らすのも楽しみの一つ。
さあ、残りの日記を探して解読しなければ・・・



この第1関門を突破したグループは、高原の第1ポイントに向かいます。

ここではひろぴーたちが待ち受けています。
「グロースに来る前に決めた<5つの効果性>を一人ひとり言うこと」

簡単そうですが、以外に手間取ります。

ボクももうすっかり忘れてしまいましたが・・・

そこをクリアしてから第2ポイント。第2ポイントでは、伝言ゲーム。
「マウンテンバイクとナイトハイクはどっちもとってもすんごくこわかった」

どっちもとってもすんごく・・・この順番が混乱して、大爆笑の連続。
低学年は特に大変でした。

第3ポイントでは、一人だけ、マウンテンバイクで残りの日記を探しにいき、そこから一気に高原のてっぺんまで、バイクで登るというハードなポイント。
残りのグループは歩いて頂上で合流。
そして日記の解読です。

バイクは一番小さいものを用意してありましたから、中学生が乗ると、かえってこぎにくい。かといって、頂上まで登るには低学年では無理。
結局リーダーが、まるで三輪車に乗るようにバイクにまたがり、必死にこぎあがっていきました。

頂上のゴールでは、北の魔女こと「ともねぇ」が待っています。

北の魔女も、わからないチームにヒントを出してくれます。
もちろんヒントにはハンディが与えられますが・・

「・・・か●●●こ●●にげ●●●まし●。●ーた●●か●た。」

こ●●  ここに苦労したようですが、正解は
「・・かりべつこはんにげざんしました。あーたのしかった。」

このゲームを土砂降りの中やり続けたんです。

子ども達はレインウェアを着ているとはいえ、みんなびっしょりとぬれた状態で、バーベキューハウスに帰ってきました。

順位が何位であろうとも、チームでやり遂げた達成感にあふれた表情が印象的です。

この間、イントラたちは、ずっと暗い顔をしながら、承認の言葉を書き続けていました。


一等賞のチームには、「豪華な?お菓子」が授与されます。

まずは、着替えて、バーベキューの準備。
残念ながら今年はキャンプファイヤーはできそうにありません。

バーベキューハウスでいただきましょう。

うまそーーーーっ




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1 コメント

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4日目 (tomoe)
2007-10-05 09:47:50
サポーターゲームは以前の宝探しですね。
懐かしい、やったやった~
なるほど、あの時間に承認の原稿書くんだ・・・良いですね。
時間の上手い使い方だと思います。
一仕事終えた後のこのバーベキューの時間がホッとするんだよね。
いよいよこの後は承認の時間!続き楽しみです。

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