自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

ばばファンタジー2日目の3

2010-07-10 07:23:19 | ばばファンタジー
道の駅には、富士山ドームが併設されています。


富士山の山頂に、昭和38年から30数年間富士山レーダーとして活躍したあのドームが、設置されれいるのです。


特に予定もなかったので、行って見るとほぼ全館貸切状態。

お客さんがいないんです。


職員の女性達がにわかに活気づいて、ボクたちを大歓迎してくれました。

「あの・・・・一人障害者なんですが、手帳を忘れてきちゃって・・・」
(チナミニホントウニシンタイショウガイデ、テチョウヲモッテイマス)

親切なことに、おみっつぁんの様子を見て、即座に割引。
ありがたいことです。


3階で直径9メートルの富士山レーダーの見学をし、2階で富士山頂のマイナス5℃風速13メートルの体験。


「あんたがこの中に入ると、シャーベットになっちゃうかも知れないから止めときな!」
やえちゃんのアドバイスに、素直に従ったおみっつぁん。



ほかのばば3人とその体験をしたのですが、それはそれは大変な体験でした。

叫ぶ叫ぶ!
「ひえーっ、こおるぅー」
「やめろ、死ぬーーっ」

そしてついには「・・・・・・・・・」


ものの1分くらいでしたが、ばばたちは結構必死でした。


ほっとしたのもつかの間、ボクたちしかいない広い館内にアナウンス!


「ただいまより、1階シアターでNHK番組プロジェクトXの・・・・・・・」と響き渡ります。


要するにもう始まるから早く降りて来い!ってこと。

なんだかちょっと恥ずかしくなってしまいましたが、そそくさと1階に降りてシアターへ。

誰もいない客席に、ばば達は
「どこに座ってもいいんでしょ、カシキリカシキリー」といいながら、うれしそうに思い思いにばらばらの席に座って観ることに・・・。


たっぷり50分、居眠りもせずに大画面で鑑賞。


しばし、一同まじめに、富士山レーダーの働きに感謝。


世界一大きな富士山レーダーができたきっかけは、伊勢湾台風の大きな被害だったそうです。


「うちのあっこが(長女)生まれたのが、伊勢湾台風(1959年)のときでさぁ、産むときに病院が停電しちゃってさぁ・・・」と、よっこちゃん。

「えーっ、台風の影響で?」

「台風は関係ないんだけど、ただの停電」


全員でいっせいに、よっこちゃんに突っ込みを入れたのはもちろんのこと!!


珍道中・・・まだまだ続く。







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