28日。
朝6時起床。7時朝食。
朝食を終え、朝の実習は、彼らだけで、登山道の確認。
イントラやサポーターがいない条件のもと、白雲山に登るのは初めての体験。
山頂までは本隊が来てからにして、途中のポイントを示し、そこで折り返して帰ってくるよう、いくつかの注意事項を伝え、待つこと約1時間。
学んだことは?
「 道が削れて危ないところがある。 」
「 大声を出しながら登ったほうが、歩きやすい 」
などなど。
そして、すぐにマウンテンバイクに乗り、コースの確認。
ボクは、車に乗り、追走。
途中、ナイトハイクでたどりつく、樹齢800年のミズナラの大木に立ち寄ることにした。
地元 士幌町のご神木。
マウンテンバイクのコースを外れ、林道を走り、そして森の入り口へ、、、、、、
なんだかいつもの感じと違う。
「 あれ?場所間違えたかな? 」
そうではない。
ミズナラが、ないのだ、、、、、。
消えている。
でも、よく見ると、倒れていた。
ボクは、しばし呆然としていた。
だって、6月に下見に来た時には、またあったのに。
確かに、見るたびにミズナラはその衰えを感じさせていた。
そもそも、根元から二本の太い幹が空高く伸び、枝葉を広げていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/72/c15e69daef0c54977e578e7753061901.jpg)
10数年前に右に伸びる太い枝が、雷にやられた。
21世紀にはいって、左に伸びる太い幹が、根こそぎ倒れた。
そして、ついに・・・・・・。
倒れている木の幹に乗り、幹の根元に黒く焦げた部分を見つけた。
そういえば、最近は、水を吸い上げる音も聞こえてこなかった。
聴診器を当てて聞こえてくる、せせらぎの流れを思わせる清らかな音は、ボクたちをいつも驚かせてくれていた。
子どもたちは、ナイトハイクの時にしか見ないのだけれど、ボクは何度も昼間のミズナラに会いに来ていた。
そして見るたびに、明らかに「 痩せてきた 」 ことをボクは感じていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/52/16f26a1e9d64143eb156a9bb6ff92645.jpg)
でも、まさかこんなに早く終わりが来るなんて思わなかった。
子どもたちを先に行かせて、しばらくボクはひとりで佇んでいた。
すぐには受け止めきれなかったから。
25年間、あまりにもたくさんの思い出がある。
自然に涙があふれてきていた。
ミズナラが生きた800年。
その最後の25年年を共に生き、過ごすことが出来た。
整理できないミズナラのことを考えながら、涙でフロントガラスが曇っていた。
朝6時起床。7時朝食。
朝食を終え、朝の実習は、彼らだけで、登山道の確認。
イントラやサポーターがいない条件のもと、白雲山に登るのは初めての体験。
山頂までは本隊が来てからにして、途中のポイントを示し、そこで折り返して帰ってくるよう、いくつかの注意事項を伝え、待つこと約1時間。
学んだことは?
「 道が削れて危ないところがある。 」
「 大声を出しながら登ったほうが、歩きやすい 」
などなど。
そして、すぐにマウンテンバイクに乗り、コースの確認。
ボクは、車に乗り、追走。
途中、ナイトハイクでたどりつく、樹齢800年のミズナラの大木に立ち寄ることにした。
地元 士幌町のご神木。
マウンテンバイクのコースを外れ、林道を走り、そして森の入り口へ、、、、、、
なんだかいつもの感じと違う。
「 あれ?場所間違えたかな? 」
そうではない。
ミズナラが、ないのだ、、、、、。
消えている。
でも、よく見ると、倒れていた。
ボクは、しばし呆然としていた。
だって、6月に下見に来た時には、またあったのに。
確かに、見るたびにミズナラはその衰えを感じさせていた。
そもそも、根元から二本の太い幹が空高く伸び、枝葉を広げていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/72/c15e69daef0c54977e578e7753061901.jpg)
10数年前に右に伸びる太い枝が、雷にやられた。
21世紀にはいって、左に伸びる太い幹が、根こそぎ倒れた。
そして、ついに・・・・・・。
倒れている木の幹に乗り、幹の根元に黒く焦げた部分を見つけた。
そういえば、最近は、水を吸い上げる音も聞こえてこなかった。
聴診器を当てて聞こえてくる、せせらぎの流れを思わせる清らかな音は、ボクたちをいつも驚かせてくれていた。
子どもたちは、ナイトハイクの時にしか見ないのだけれど、ボクは何度も昼間のミズナラに会いに来ていた。
そして見るたびに、明らかに「 痩せてきた 」 ことをボクは感じていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/52/16f26a1e9d64143eb156a9bb6ff92645.jpg)
でも、まさかこんなに早く終わりが来るなんて思わなかった。
子どもたちを先に行かせて、しばらくボクはひとりで佇んでいた。
すぐには受け止めきれなかったから。
25年間、あまりにもたくさんの思い出がある。
自然に涙があふれてきていた。
ミズナラが生きた800年。
その最後の25年年を共に生き、過ごすことが出来た。
整理できないミズナラのことを考えながら、涙でフロントガラスが曇っていた。
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