自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

2015グロース日記 5

2015-08-14 06:43:42 | グロースキャンプ
昨日からの続きです。



ミズナラの前で、感傷に浸っている暇はない。


マウンテンバイクコースでたどり着いた、中央公園。


青空の下で、「 ゴールデンルール 」 の続き。


今度は < 責任 > について。


この 「 責任 」 と言う言葉、どういうわけか重く受け止めることが多い。


プレッシャーだし、重たいし、できれば逃れたいもの。


そう言う意味で使われるからだとは思うけれど、子どもたちには、あらためて丁寧に伝えていく。


「 責任を取る 」 と言う言い方をすることが多いけど、正しくは、「 責任の立場をとる 」 。


じゃぁ、その責任って一体なんだ?ってことを。


親や学校や先生が言うことを、素直にやるとが、優等生。


はみ出したら、居場所がなくなる。


でも、優等生として生きていくと、しらないうちに 「 自分らしさ 」 が失われていくこともある。


< 自分の人生を自分らしく生きる事 > 、それが責任の立場を生きるということ。


簡単に言えば、自分を生きるってことなんだけど、決して簡単なことではない。


毎回このリートレで伝える事で、とても難しい、でも、とても大事なテーマ。


だからボクはこう伝える。


「 今わからなくてもいい。必ず役に立つ時が来るから、しっかりノートに書いておけ 」 って。


ガッツリと、レクチャーしておきました。


こちらが真剣に話をしている時の、子どもたちの表情や目の輝きが好きだ。


難しい話だから、まだ子どもたちにはわからないだろう、と言うことはない。


難しい話であればあるほど、彼らは必死にわかろうとする。


理解できなくても、必死に食らいついてくる、あの熱がたまらないのだ。


そうしてこの後にもう一つ、子どもたちと大事な、でも楽しい実習をひとつやる。


内容はさておいて、この実習は、いつも盛り上がる。


実習やって、レクチャーを聞く。


勉強はそれで終わりじゃない。


後は、実践。


さて、気持ちも盛り上がったところで、やり残している、箱乗りをする。


YKKは、腰をしばらく休める為に、4人で挑戦。


当然、ヌプカでチャレンジしていたものよりも、小さな公園の椅子、の切り株を選ぶ。


「 15分でやる ! 」


昨日とはなんだか違う意気込みを、強く感じる。


ところが、その気持ちとは裏腹になかなか乗れない。


「せーのっ!」


「せーのっ!」


「せーのっ!」



気持ちも入っているようだけど、でもボクから見ると、まだお互いに本気じゃない。



2回目の15分チャレンジでもダメ。


しばらく話し合いをさせる。


子どもたちは、相当落ち込んだ様子。


どんなことを話しているのか聞いてみたいけれど、ここはぐっと我慢して彼らに任せる。


散々話し合ったうえで、「 もう一度チャレンジしたい ! 」 と言ってきた。


でも、この時にボクに伝わってきたのは、


「 取り合えず、もう一度 」 っていう感じ。


これじゃ、うまくはいきっこない。


自分たちに何が今必要なのか、に気づいてほしい。


でも、それをボクから指摘しても意味はない。


そしてこの日、3回目の15分。


案の定、また、出来ない。



そして、このあと、彼らは驚きの決断をしたのです。



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