自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

ヌプカの高原 サイコー!

2006-08-29 20:45:20 | グロースキャンプ
4日目はヌプカの高原で一日中実習です。
山登りや、マウンテンバイク、ナイトハイクなど、ヌプカを離れての実習が続きました。
でも、ヌプカのすばらしい高原を、楽しまないなんてもったいなくてとてもできません。
子ども達に、じっくりとヌプカを体験させてあげたい!

ヌプカの周辺には、たくさんの高山植物が咲きほこっています。
木々の緑が小鳥たちを招きます。
朝早くからのさえずりが、ボクたちの目覚まし時計になるほどです。



そして、何よりも、そのすばらしい景観・・・・
ヌプカができたのは、17年前

今も変わらずに、そのすばらしい景観が残っています。
ボクは、このヌプカがとても好きです。

目を見張るような大自然
耳を傾ければ自然のかもし出す音があふれています。
風は、大自然の香りを運んできます。
朝も、昼も、そして夜も、ボクたちにいろいろな形で何かを送り届けてくれるのです。




高原での実習は、午前中から始まります。

子ども達が、目隠しをして歩く「目隠しイモムシ」
一列に並んで、先頭のリーダーが、いろんな場所を練り歩きます。
木肌に触れさせたり、花のにおいをかがせたり、ときには、坂道をごろごろところがったり、大きな穴の中に入り込んだり・・・・

目隠しをしていると、音や感覚にとても敏感になります。
へっぴり腰で歩いている子ども達も、時間がたつにつれて気持ちよさそうに歩き始めます。



時間もあっという間にたってしまいます。

子ども達は、歩き終えると、目隠しをはずし、自分たちが歩いた道を探し始めるのです。
手のひらを使って木々に触れてみたり、歩いたときの足の感触を確かめたり・・・・

ヌプカの高原に、子ども達が歩き回る姿は、それがそのまま大自然の一部となってしまったかのように、ボクの目にやさしくうつります。


お昼を食べた後は、4日間ずっと裏方だったサポーターたちが、子ども達と遊びます。
サポーターたちの工夫を凝らしたゲームに、子ども達が目を輝かせて参加します。


ゆったりとした、そしてとても素敵な時間が高原を流れていきます。


それでも、いろんなことが起きます。
「事件」はいつも突然やってきます。

大智のバンダナがなくなってしまったこと
かななの名札が見当たらなくなってしまったこと
みうのお菓子が消えてしまったこと

そのたびに、イントラやサポーターが解決するのではなく、子ども達が相談して子ども達自身で解決をしていきます。

バンダナは見つかりました。
名札もちゃんと見つかりました。
お菓子がなくなってしまったみうは、自分がなくした何倍ものお菓子を手にすることになりました。

子ども達は、自分たちで考え、自分たちなりに解決していくことを学んでいきます。それが、「いい結果」になろうが「良くない結果」になろうが、それを体験することのほうがずっとずっと大きな学びなのですから。


さぁ、そろそろ夕方です。
今夜は最後の夜。

高原のバーベキューとキャンプファイヤーです。
子ども達と静かに語り合える、ステキな夜が来ます。

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