黒のリクルートスーツ～天声人語から

没個性なんだそうです。


就職活動に、黒や紺のスーツでそろうのは、ごく当たり前の様子で、もう来年の就活が始まっているんですね。


この就職氷河期に、下の娘は奇跡的？に就職先が決まり、ホッとしておりますが、この春からの就職がまだ決まらない学生もたくさんいるとか・・。


天声人語にあるように、幼児教育では「個性」を大切に言われながら、教育課程が終わり新たに社会に登場する際には、「没個性」



ユングは、「個性化」の心理学。


「自分が自分になっていくための過程が人生である」と説いた。


私が私であるために、自分の人生があるのなら、他に合わせる選択は、「本当の自分」から遠のくばかり。


でもこれは、多くの人が抱える悩み。


アートセラピーのスクールではあるけれど、説明会でボクの心理分析のクラスの話を聞いて興味を持つ人も多い。


個性化にはゴールはないけれど、自分と一緒にいることができるのは人生の質を高めてくれると確信している。


もうそうやって人生の半分以上を生きてきたわけです。


昨晩、呼吸講座の最終回でした。


息は「自らの心」と書く。


息を吐くことで、自分とつながっていく。


さあ、今日も新しい一日。


シッカリ息を吐いていこー！