サポーターゲームが終わると、もうバーベキューの準備が始まっている。
山下のオヤジは、もともと焼き鳥屋さんを経営していた。
息子さんがその店を継いで、時間ができたからと言って上士幌~わざわざ駆けつけてくれた。
「オレの焼きそばくってみろ」と言うだけあって、いつもの焼きそばがまったく違う出来栄え。
でも、この見晴らしのいい高原で食べれば、どんなものだってうまい。
いつの間にか、グループはばらばらになり、思い思いの仲間たちと食事を楽しんでいる。
夏の日差しは、少しずつ傾き、いよいよキャンプファイヤーの時間になってきた。
まずは、子どもたちが薪を組む。
そして、ラストイヤーのKZネが、点火する。
勢いよく燃え始めた炎を見ながら、それぞれのグループで実習が始まる。
最初の実習は、「ありがとうの実習」
4日間のかかわりを振りかえりながら、一人の子どもに、全員が順番に
「○○ちゃん、元気な笑顔、ありがとう」とか
「△△ちゃん、一緒にバンダナ探してくれてありがとう」とか
「■■ちゃん、一緒のグループでうれしかった、ありがとう」とか、、、、、。
よく見ると、イントラが目をうるうるさせている。
優しくてあたたかな時間とともに、夕闇がボクたちを包み始める。
キャンプファイアの炎がひときわ輝き始める。
全員がありがとうの言葉を言ってもらったら、いよいよ「承認の時間」
この「承認の時間」は、子どもたちにとってもそしてボクたちにとっても神聖でとても大切な時間。
一人一人を、イントラから言葉をもらい、ボクから最後に言葉を添える。
キャンプファイアーの炎だけが見える夕闇の中で
「○○ちゃんと、一緒にグロースに来れて、うれしかったひとぉ!」と、問いかけると一斉に
「はーい!!!!!」と手があがる。
この瞬間のぞくっとするような快感を、子どもたちは生涯忘れないだろう。
ボクだっておんなじ。
子どもたちを承認している言葉が、そのまま自分にもかえってくる。
大自然の中で、感傷的になっているのか、涙があふれてくるのです。
でも、そんな涙の後に
「来年も来てくれるかな?」と聞くと
「うーん、たぶん無理」と、はっきり言う子どもが大好きだ。
正直で、大人の都合の良い返事ではない、ストレートな言葉。
だからボクは子どもが大好きなのかもしれない。
ウソをつくし、汚い言葉をはくし、生意気な時もある。
でも、いつだって本気モード。
最後にラストイヤーの承認を終えた、KZネ。
突然マイクを持って、涙ながらにみんなに伝えた言葉。
「グロースは、私の第2の家族です」
小学生のころから、何度もグロースに来て、彼女が見つけた大切なもの、なんですね。
この言葉に、涙を流したのはきっとボクだけではなかったはず。
こんな瞬間に、もう子どもではなく立派な人間としての存在が輝いている。
次はイントラだ。
待っているからね、KZネ。
最終日の夜は、寝る時間は決めたものの、きっといつまでも起きているんだろうな。
山下のオヤジは、もともと焼き鳥屋さんを経営していた。
息子さんがその店を継いで、時間ができたからと言って上士幌~わざわざ駆けつけてくれた。
「オレの焼きそばくってみろ」と言うだけあって、いつもの焼きそばがまったく違う出来栄え。
でも、この見晴らしのいい高原で食べれば、どんなものだってうまい。
いつの間にか、グループはばらばらになり、思い思いの仲間たちと食事を楽しんでいる。
夏の日差しは、少しずつ傾き、いよいよキャンプファイヤーの時間になってきた。
まずは、子どもたちが薪を組む。
そして、ラストイヤーのKZネが、点火する。
勢いよく燃え始めた炎を見ながら、それぞれのグループで実習が始まる。
最初の実習は、「ありがとうの実習」
4日間のかかわりを振りかえりながら、一人の子どもに、全員が順番に
「○○ちゃん、元気な笑顔、ありがとう」とか
「△△ちゃん、一緒にバンダナ探してくれてありがとう」とか
「■■ちゃん、一緒のグループでうれしかった、ありがとう」とか、、、、、。
よく見ると、イントラが目をうるうるさせている。
優しくてあたたかな時間とともに、夕闇がボクたちを包み始める。
キャンプファイアの炎がひときわ輝き始める。
全員がありがとうの言葉を言ってもらったら、いよいよ「承認の時間」
この「承認の時間」は、子どもたちにとってもそしてボクたちにとっても神聖でとても大切な時間。
一人一人を、イントラから言葉をもらい、ボクから最後に言葉を添える。
キャンプファイアーの炎だけが見える夕闇の中で
「○○ちゃんと、一緒にグロースに来れて、うれしかったひとぉ!」と、問いかけると一斉に
「はーい!!!!!」と手があがる。
この瞬間のぞくっとするような快感を、子どもたちは生涯忘れないだろう。
ボクだっておんなじ。
子どもたちを承認している言葉が、そのまま自分にもかえってくる。
大自然の中で、感傷的になっているのか、涙があふれてくるのです。
でも、そんな涙の後に
「来年も来てくれるかな?」と聞くと
「うーん、たぶん無理」と、はっきり言う子どもが大好きだ。
正直で、大人の都合の良い返事ではない、ストレートな言葉。
だからボクは子どもが大好きなのかもしれない。
ウソをつくし、汚い言葉をはくし、生意気な時もある。
でも、いつだって本気モード。
最後にラストイヤーの承認を終えた、KZネ。
突然マイクを持って、涙ながらにみんなに伝えた言葉。
「グロースは、私の第2の家族です」
小学生のころから、何度もグロースに来て、彼女が見つけた大切なもの、なんですね。
この言葉に、涙を流したのはきっとボクだけではなかったはず。
こんな瞬間に、もう子どもではなく立派な人間としての存在が輝いている。
次はイントラだ。
待っているからね、KZネ。
最終日の夜は、寝る時間は決めたものの、きっといつまでも起きているんだろうな。
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