3日間、怒涛のスケジュールだった。
4日目の朝は、少しだけ、ゆっくりと朝を迎える。
さすがに、早起きすることもは少ない。
昨晩の就寝時間は、真夜中だった。
7:30起床。8:00集合。
集合前に、初参加のTKHが、ボクのところへやってくる。
「バンダナがありません」
ともかく時間まで探すことを伝えたのだけれど、結局見つからない。
TKHの表情が曇る。
「これで、今回2度目だぞ!!忘れ物は誰だってする。だから、そんなことが起きないように、みんなで話し合ったんじゃなかったか?」
「気づいていたやつはいるのか?」
ほとんどの子どもが手を上げる。
「TKH。どうしたいんだ?」
涙をいっぱいためながら、
「探したい」
「一人で探したいのか?」
「みんなで探して欲しいけど、迷惑をかけたくないから一人でいい」
「一人でいいのか?」
「うん」
これって、どう思いますか?
確かに、みんなに迷惑をかけたくない気持ちはわかる。
でも、こんな子どものころから、そうやっていろんなことを一人で背負ってしまう。
「人に迷惑をかけるな」って、親や先生や周りからどれだけ言われながら育つんだろうか?
本当に迷惑なんだろうか?
いや、確かに迷惑かもしれないけど、だから人にお願いしちゃいけないのだろうか?
「TKHが、迷惑をかけるからっていうけど、正直言って迷惑だなって思うやつはいるか?」
だれも手が上がらない。
誰だって、忘れ物や落し物はする。
「TKH、本当はどうしたいんだ?」
泣いているTKHは、しばらくの沈黙の後に
「みんなで、、、、、探して欲しい」
気の早い連中は、すぐに移動を始める。
時間は10分だぞー!
子どもたちは一斉にロッジに向かう。
ボクは、ひそかにウッディに電話。
ウッディは、町にトラックで出かけていた。
「TKHが、バンダナを失くしたらしい。ナイトハイクの時にはバンダナをしていたんだって。あの道を探しに行ってもらえないだろうか?」
「わかりました!」
10分が経過したものの、やはりバンダナは見つからない。
暗い表情の子どもたち。
「ないものは仕方がない。これはTKHだけのことじゃないぞ。こういう嫌な体験から学んでおかないと、何度も繰り返す。もう一度、チームで話し合え」
それぞれのチームが、真剣に話し合う。
当のTKHも。
十分に話し終えたら、このことはいったん完了。
5分間チャレンジを終えて朝食。
その朝食の最中に、ウッディから電話。
「しばしば!ありました!!!!」
「おーーーー!そうか、よかった!さすがウッディ!」
ウッディとサポーターのあいが、ナイトハイクの道のりを歩き、ちょうど中間のあたりで発見したらしい。
声がはずんでいる。
朝食をとっているところに、バンダナを持ったウッディとあいが登場し、はくしゅ大喝采。
満面の笑顔のTKH。
さぞかしホッとしたことだろう。
「見つけた時は、ホントに感動しました!」と、声を弾ませるウッディとあい。
こんな小さなドラマがグロースのだいご味。
4日目が始まった。
4日目の朝は、少しだけ、ゆっくりと朝を迎える。
さすがに、早起きすることもは少ない。
昨晩の就寝時間は、真夜中だった。
7:30起床。8:00集合。
集合前に、初参加のTKHが、ボクのところへやってくる。
「バンダナがありません」
ともかく時間まで探すことを伝えたのだけれど、結局見つからない。
TKHの表情が曇る。
「これで、今回2度目だぞ!!忘れ物は誰だってする。だから、そんなことが起きないように、みんなで話し合ったんじゃなかったか?」
「気づいていたやつはいるのか?」
ほとんどの子どもが手を上げる。
「TKH。どうしたいんだ?」
涙をいっぱいためながら、
「探したい」
「一人で探したいのか?」
「みんなで探して欲しいけど、迷惑をかけたくないから一人でいい」
「一人でいいのか?」
「うん」
これって、どう思いますか?
確かに、みんなに迷惑をかけたくない気持ちはわかる。
でも、こんな子どものころから、そうやっていろんなことを一人で背負ってしまう。
「人に迷惑をかけるな」って、親や先生や周りからどれだけ言われながら育つんだろうか?
本当に迷惑なんだろうか?
いや、確かに迷惑かもしれないけど、だから人にお願いしちゃいけないのだろうか?
「TKHが、迷惑をかけるからっていうけど、正直言って迷惑だなって思うやつはいるか?」
だれも手が上がらない。
誰だって、忘れ物や落し物はする。
「TKH、本当はどうしたいんだ?」
泣いているTKHは、しばらくの沈黙の後に
「みんなで、、、、、探して欲しい」
気の早い連中は、すぐに移動を始める。
時間は10分だぞー!
子どもたちは一斉にロッジに向かう。
ボクは、ひそかにウッディに電話。
ウッディは、町にトラックで出かけていた。
「TKHが、バンダナを失くしたらしい。ナイトハイクの時にはバンダナをしていたんだって。あの道を探しに行ってもらえないだろうか?」
「わかりました!」
10分が経過したものの、やはりバンダナは見つからない。
暗い表情の子どもたち。
「ないものは仕方がない。これはTKHだけのことじゃないぞ。こういう嫌な体験から学んでおかないと、何度も繰り返す。もう一度、チームで話し合え」
それぞれのチームが、真剣に話し合う。
当のTKHも。
十分に話し終えたら、このことはいったん完了。
5分間チャレンジを終えて朝食。
その朝食の最中に、ウッディから電話。
「しばしば!ありました!!!!」
「おーーーー!そうか、よかった!さすがウッディ!」
ウッディとサポーターのあいが、ナイトハイクの道のりを歩き、ちょうど中間のあたりで発見したらしい。
声がはずんでいる。
朝食をとっているところに、バンダナを持ったウッディとあいが登場し、はくしゅ大喝采。
満面の笑顔のTKH。
さぞかしホッとしたことだろう。
「見つけた時は、ホントに感動しました!」と、声を弾ませるウッディとあい。
こんな小さなドラマがグロースのだいご味。
4日目が始まった。
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