シンガポールからの帰国時、飛行機は深夜便でした。
夜の10時ごろの出発で、早朝の6時に到着。
夜だからと言って、簡単に眠れるわけじゃない。
夏休みと言うこともあってか、座席は満席。
おまけに、シートは選べない状況。
結局、中央の列の、さらに内側。
左右に人がいて身動きが取れない。
あとは、オンデマンドで見ることのできる映画を見続けるしかないわけです。
いくつかの映画の中から選んだのが邦画の『WOOD JOB!』
三浦しおん原作だったので、映画化されたのは知っていた。
原作は読んでいなかったけれど、退屈な飛行機の中で気を紛らわせるにはちょうどいい。
高校を卒業して、林業を志す、のではなく、なんとなくそこに送り込まれてしまった若者の山の中での一年間の生活。
ケイタイの電波もつながらない、山の中のさらに山奥にある林業の小さな村での若者の体験は、まさに現代のファンタジーだ。
日常から非日常へ移動し、そこでいろいろと経験してからまた日常へ戻る、、、、。
ファンタジーには、こういった鉄則がある。
彼は一年の生活を終えた後に、都会に戻るのだけれども、山の生活にまた戻っていく。
映画は映画で結構楽しめたのだけれども、帰国後にスタッフのマッキーに、「とっても面白い本があるので読んでください」と、手渡されたのが『神去なあなあ日常』
つまり、映画の原作。
神去と言うのは地名で(カミサリ)と読む。
そこでの生活が、なあなあ、なのである。
なあなあと言うのは、なれ合いのことでもないし、誰かを呼び掛けているのでもない。
この地方独特の、ぜーんぶをまるっと受け止めてしまうような魔法の言葉なのである。
そして、主人公は、ここでの生活が、「日常」になっていくというスートーリー。
読んでみて、やはり映画とは全く違う。
でも、映画を見た後だと、どうしても出てくる人たちの顔が映画俳優になってしまう。
映像は映像でその良さはあるけれど、イメージの力をすっかり奪われてしまう。
ボクはやっぱり活字が好きだ。
三浦しおんは『舟を編む』『光』に続いて3冊目。
これも続編があるようで、読みたくなってしまう。
読みたい本が、いままた増えている。
まぁあ、焦らずに、なあなあ でいけばいいのですが。
夜の10時ごろの出発で、早朝の6時に到着。
夜だからと言って、簡単に眠れるわけじゃない。
夏休みと言うこともあってか、座席は満席。
おまけに、シートは選べない状況。
結局、中央の列の、さらに内側。
左右に人がいて身動きが取れない。
あとは、オンデマンドで見ることのできる映画を見続けるしかないわけです。
いくつかの映画の中から選んだのが邦画の『WOOD JOB!』
三浦しおん原作だったので、映画化されたのは知っていた。
原作は読んでいなかったけれど、退屈な飛行機の中で気を紛らわせるにはちょうどいい。
高校を卒業して、林業を志す、のではなく、なんとなくそこに送り込まれてしまった若者の山の中での一年間の生活。
ケイタイの電波もつながらない、山の中のさらに山奥にある林業の小さな村での若者の体験は、まさに現代のファンタジーだ。
日常から非日常へ移動し、そこでいろいろと経験してからまた日常へ戻る、、、、。
ファンタジーには、こういった鉄則がある。
彼は一年の生活を終えた後に、都会に戻るのだけれども、山の生活にまた戻っていく。
映画は映画で結構楽しめたのだけれども、帰国後にスタッフのマッキーに、「とっても面白い本があるので読んでください」と、手渡されたのが『神去なあなあ日常』
つまり、映画の原作。
神去と言うのは地名で(カミサリ)と読む。
そこでの生活が、なあなあ、なのである。
なあなあと言うのは、なれ合いのことでもないし、誰かを呼び掛けているのでもない。
この地方独特の、ぜーんぶをまるっと受け止めてしまうような魔法の言葉なのである。
そして、主人公は、ここでの生活が、「日常」になっていくというスートーリー。
読んでみて、やはり映画とは全く違う。
でも、映画を見た後だと、どうしても出てくる人たちの顔が映画俳優になってしまう。
映像は映像でその良さはあるけれど、イメージの力をすっかり奪われてしまう。
ボクはやっぱり活字が好きだ。
三浦しおんは『舟を編む』『光』に続いて3冊目。
これも続編があるようで、読みたくなってしまう。
読みたい本が、いままた増えている。
まぁあ、焦らずに、なあなあ でいけばいいのですが。
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