夜8時。
全員がヌプカロッジの1回に集合する。
懐中電灯、軍手、雨具、を用意。
何をするのかを知っているリピーターたちは、緊張の面持ち。
ナイトハイクは、グロースの中でも最も緊張する。
子どもたちだけじゃなく、イントラもサポーターもそしてボク自身も。
森の動物たちが住んでいる暗闇の森の中を、無言で歩く。
何年か前から、どうやらクマも住んでいる。
子どもたちは、各チームごとに一本のロープと一つだけ懐中電灯を持って、2-3キロの道のりを行く。
たどり着いた先には、樹齢800年のミズナラの木がある。
ご神木だ。
そんなことを子どもたちに伝えた後に、この実習をやるかやらないかを決める。
子どもたちは各自、真剣な表情で決めていく。
KZネと、KNンのチームはすぐに決まった。
TIチのチームがなかなか決まらない様子。
しばらく様子を見てから、
「決まったか?」と聞いてみると、
「決まらない」と言う返事。
どうやら、初参加のKTOが泣いている。
初日の夜に、過呼吸気味になってテントには泊らなかったKTO。
怖いんです。
このチャレンジは、大人でも怖い。
「KTO、何が起きてるのか、教えて」
答えることもできずに、涙があふれ出す。
気持ちを察することは出来るけれども、やるかどうかを決めるのはKTO自身。
「どっちでもいいんだぞ。自分で決めるんだ。」
5分たち、10分たっても決められない。
2-3キロの道のりと言っても、暗闇だと驚くほどに時間がかかってしまう。
早く出発したけれども、急がせるわけにもいかない。
「KTO、そろそろ決めてくれ。」
もうすでに20分以上経過している。
すると、ものすごく小さな声で「・・・・やる・・・・」
聞き間違いかと思って、もう一度確認すると、今度ははっきりと首を縦に振る。
今、この瞬間にKTOは、とても大きな決断をした。
きっと、怖いだろうし不安だらけだろうけれども、その勇気と、自分で決めたことを承認して、ようやく出発。
森の入り口は二つ。
チームを二手に分けて、10分間隔で出発する。
イントラは、懐中電灯なしで子どもたちの10メートルほど後ろからついていく。
雲が月と星を隠し、暗闇は深い。
子どもたちの光を頼りに歩いていても、すぐに道を見失ってしまう。
ボクは、TIチのチームをサポート。
何度も来ているTIチだけれども、ちょうど中間地点あたりで、道がわからなくなる。
行ったり来たりを何度も繰り返す。
「どうしようもなくなったら、助けを求めてきてもいい」ことになっているのだけれど、結局TIチは自分たちでやりとおした。
全員無事に、ご神木に到着。
ところが着いてみると、YSKが蜂に刺されたという。
普段、あまりしゃべらないYSKが「イタイイタイ」と叫び、「なんで僕だけ刺されるんだよ、あっちにいけ!」と、ずっと何かを話している。
その様子に思わず笑ってしまうのだけれど、本人はいたって真剣。
ヤマダニや、アブや、ハチ。
自然のなかにいれば、そんな経験もしていく。
そして、この夜から、ヤマダニ被害が続々と、、、、、。
全員がヌプカロッジの1回に集合する。
懐中電灯、軍手、雨具、を用意。
何をするのかを知っているリピーターたちは、緊張の面持ち。
ナイトハイクは、グロースの中でも最も緊張する。
子どもたちだけじゃなく、イントラもサポーターもそしてボク自身も。
森の動物たちが住んでいる暗闇の森の中を、無言で歩く。
何年か前から、どうやらクマも住んでいる。
子どもたちは、各チームごとに一本のロープと一つだけ懐中電灯を持って、2-3キロの道のりを行く。
たどり着いた先には、樹齢800年のミズナラの木がある。
ご神木だ。
そんなことを子どもたちに伝えた後に、この実習をやるかやらないかを決める。
子どもたちは各自、真剣な表情で決めていく。
KZネと、KNンのチームはすぐに決まった。
TIチのチームがなかなか決まらない様子。
しばらく様子を見てから、
「決まったか?」と聞いてみると、
「決まらない」と言う返事。
どうやら、初参加のKTOが泣いている。
初日の夜に、過呼吸気味になってテントには泊らなかったKTO。
怖いんです。
このチャレンジは、大人でも怖い。
「KTO、何が起きてるのか、教えて」
答えることもできずに、涙があふれ出す。
気持ちを察することは出来るけれども、やるかどうかを決めるのはKTO自身。
「どっちでもいいんだぞ。自分で決めるんだ。」
5分たち、10分たっても決められない。
2-3キロの道のりと言っても、暗闇だと驚くほどに時間がかかってしまう。
早く出発したけれども、急がせるわけにもいかない。
「KTO、そろそろ決めてくれ。」
もうすでに20分以上経過している。
すると、ものすごく小さな声で「・・・・やる・・・・」
聞き間違いかと思って、もう一度確認すると、今度ははっきりと首を縦に振る。
今、この瞬間にKTOは、とても大きな決断をした。
きっと、怖いだろうし不安だらけだろうけれども、その勇気と、自分で決めたことを承認して、ようやく出発。
森の入り口は二つ。
チームを二手に分けて、10分間隔で出発する。
イントラは、懐中電灯なしで子どもたちの10メートルほど後ろからついていく。
雲が月と星を隠し、暗闇は深い。
子どもたちの光を頼りに歩いていても、すぐに道を見失ってしまう。
ボクは、TIチのチームをサポート。
何度も来ているTIチだけれども、ちょうど中間地点あたりで、道がわからなくなる。
行ったり来たりを何度も繰り返す。
「どうしようもなくなったら、助けを求めてきてもいい」ことになっているのだけれど、結局TIチは自分たちでやりとおした。
全員無事に、ご神木に到着。
ところが着いてみると、YSKが蜂に刺されたという。
普段、あまりしゃべらないYSKが「イタイイタイ」と叫び、「なんで僕だけ刺されるんだよ、あっちにいけ!」と、ずっと何かを話している。
その様子に思わず笑ってしまうのだけれど、本人はいたって真剣。
ヤマダニや、アブや、ハチ。
自然のなかにいれば、そんな経験もしていく。
そして、この夜から、ヤマダニ被害が続々と、、、、、。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます