自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

25グロース日記3日目―4

2014-09-03 07:50:52 | グロースキャンプ
3日目の夕食は「カレー」


子どもたちが、士幌高校で収穫した男爵イモを使って作ります。


「今年は高学年が多いので、玉ねぎも自分たちでカットさせていいんじゃないですか?」


料理隊長ののりんこから、こんな提案。


たしかに、玉ねぎはカットするときにすべることがあるので、いつもはサポーターがカットしておきます。


「いいかもしれない」


子どもたちに、各チームともにイントラサポーターを含めて10人分ずつのカレーを作ることを伝える。


「時間は?」


すると、帰ってきた答えが「1時間55分」


いくらなんでも長すぎる。


1時間では、確かに短すぎて、今までにも煮えていない野菜のカレーができることもあった。


それでも、子どもたちはその時間でやりたいと言う。


それなら仕方がない、子どもたちが決めた時間を尊重して、よーいスタート。


その間にボクは、翌日のサポーターゲームの準備。


このカレー作り、イントラサポーターは一切口出ししないことになっている。


完全に子どもたちだけで作る。


包丁使いにハラハラして、実際に指を少し切ってしまったことも。


時間ぎりぎりにカレールーを入れたり、お水が足りなかったり多すぎたり・・・・。


中には、スペシャル食材を家から持ってくる子どももいる。


でも、どんなカレーもおいしい。


1時間10分ほどして戻ってみると、もうご飯をよそっているチームがいる。


「おーい、まだ45分あるぞ!」と、思わず声を出してしまった。


子どもたちは、何とか少しでも早く作ろうとしていたようだ。


それから全員で相談して、「繰り上げたいです!!」


結局予定より早く、1時間30分で完成!


「イッタダキマース!!!!」


これがほんとにうまい。


3チームのカレーを食べ歩き、それぞれの味の違いを心行くまで堪能する。


  
 

  
 


このカレー作りの、もう一つのお楽しみは、それぞれのチームが自分たちのカレーを宣伝するコマーシャル作り。


ミニミニ劇場である。


これが、本当に面白い。


生でお見せできないのが残念なほどに、子どもたちの創意工夫、そして抜群のアイディアでボクたちを楽しませてくれる。


とても即興とは思えないほど。


そんな風に夜も更けてそろそろ8時。


この日の夜のクライマックス「ナイトハイク」の時間がやってきた。



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