恒例になった、柴崎家高齢者ツアー第2弾。
今年の6月から母親の兄嫁が加わり一気に合計年齢が上がり、今年2度目の珍道中。
今回は蓼科へ。
「11:00頃に出発しよっか」と、母に言うと、無言で首を横に振る。
「えっ、もっと早く?」
今度は無言でうなづく。
「早く行っていったい何するの!」と、心の中でつぶやきながらも、あさ9:30に出発することに。
母親の家に末の妹が既に朝の7:30に到着していたらしい。
かなり、入れ込んでいる。
車に乗って出発早々に、携帯電話の、意味不明のオトが鳴り響く。
「やえちゃん(末の妹の名前)、その音、何とかなんないの?」
聞いているのかいないのか
「ほれ、お呼びだよ。早く来いって言ってきたんだよ」
と、鳴り響く携帯の音を聞きながら、しゃべってる。(誰に?)
もう一人の妹(よっこちゃん)と、母親の兄嫁(あばちゃん)が、新宿で待っている。
そしてついに合流。
座って、走り出したとたんに、
「あんた、これたべる?・・・」
次から次に出てくるは出てくるは・・・・
おせんべ、のどあめ、ちょこれーと・・・
このちょこれーとは、よっこちゃんがお友達のコメちゃんからもらった、高級な
「ご、ご、ごで、なんとか」のチョコレートらしい。
たぶん・・・ゴディバ。
ここから、猛烈な、「なんとか」と「あれ」が飛び交う、強烈な会話が始まります。
「あんた、ほれ、かずちゃん、あのさ・・・もうあれやってきたの?」
「あれって?」
「ほら、おみっつぁん(ボクの母親)の、部屋のあれよ」
「あー、カーテンのこと?」
「ちがうよ、あの、こないだ言ってたあれよ」
「うーーん、たぶんやった・・・」
「あっ、そう、よかった、心配してたのよーー」
「???????」
こんな調子で、隣のやえちゃんと後部座席の3人は、食べて、話して、ワラって、・・・・まぁ元気なこと。
おまけに、誰かに何かを聞かれて、答え始めると、もう違う話をし始めているんですよ。
特に、後ろの3人組は、お互いに相槌は打っているものの、まったくお互いの話には無関心。
それでいて、笑うところでは、そろって笑っているんですよ。
これって、聖徳太子もびっくりの超能力??
ぱりぱり、むしゃむしゃと食べ続け、ようやく休憩。
車内には、一人障害者手帳を持ち、一人は脳梗塞から復活した不死鳥、天然ボケがいますから、無条件に「障害者特別パーキング」に駐車。
資格は充分でしょ。
車に乗り込むのもさることながら、降りるのにも時間がかかります。
「ヨッコラショ」は、全員の合言葉。
ようやく降りると、トイレに直行。
トイレから出てくると、レストランを一巡りし、お土産屋をチェックし(まだいいでしょ!)、無料のお茶を「まずいねー」といいながらすする。
「昼飯はもうちょっと我慢。蓼科に美味しいお蕎麦屋さんがあるからね」
「あっ、いいねぇ、はやくいこ、はやくいこ」
車に乗り込むと、美味しいおそばの思い出話をしながら、またまた、ぱりぽりぱりぽり・・・
「かずちゃん、あんた、このゴバデ?ゴデバおいしいからたべな」
「いま、いらないや、ありがとね」
「あら、このひとあんまりたべないんだねぇ」
(いやいや、朝っぱらからお菓子は食べないんですよ)
午後1時、ボクがいつも必ず立ち寄る「みつ蔵」に到着。
ここのおそばは絶品です。
そして、たまご焼きがこれまた、すんごくおいしい。
「今月の変わりそば・・・芥子そば」
この案内を見たとたんに、
「あらっ、芥子って、いけないんじゃないの?麻薬かなんかでしょ?」
「ちがうよ、ほら、アンパンの上に乗ってるじゃないの」
「あーそっかー・・・じゃぁ、あんぱんの芥子って麻薬なの?」
「そーーんなわけないじゃないのぉ、やだねーっホッホッホッ」
「かずちゃん、ここのおそばは多い?あたし、あんまり食べらんないからさ」
(そうでしょーよ、あんだけお菓子を食べてたら)
まず最初にたまご焼き登場。
一同、歓声が上がる。
「わーーーーっ」
キレイなたまご焼きがぷるんぷるんでやってきました。
たまご6個を使った、おおきなたまご焼きをペロッと食べてしまいました。
おそばが出てくると、真っ白な芥子そば。
蕎麦の実の、真ん中だけを使った手の込んだ、キレイなお蕎麦。
「たべらんない」はずの、おそばが、あっという間になくなりました。
食べている最中も、隣の席にたまご焼きが運ばれてくると
「あれ、うちらがあんまり美味しいって言ってたから、頼んだんじゃない?」
「そうだね、きっとそうだね、うふふっ」
これは「イメージ力」って言うでしょうかねぇ、千桂子先生?
2泊3日のこの珍道中も、どうやら1回では終わりそうにありませんね。
今日は疲れたので、また次回にまわします。
今年の6月から母親の兄嫁が加わり一気に合計年齢が上がり、今年2度目の珍道中。
今回は蓼科へ。
「11:00頃に出発しよっか」と、母に言うと、無言で首を横に振る。
「えっ、もっと早く?」
今度は無言でうなづく。
「早く行っていったい何するの!」と、心の中でつぶやきながらも、あさ9:30に出発することに。
母親の家に末の妹が既に朝の7:30に到着していたらしい。
かなり、入れ込んでいる。
車に乗って出発早々に、携帯電話の、意味不明のオトが鳴り響く。
「やえちゃん(末の妹の名前)、その音、何とかなんないの?」
聞いているのかいないのか
「ほれ、お呼びだよ。早く来いって言ってきたんだよ」
と、鳴り響く携帯の音を聞きながら、しゃべってる。(誰に?)
もう一人の妹(よっこちゃん)と、母親の兄嫁(あばちゃん)が、新宿で待っている。
そしてついに合流。
座って、走り出したとたんに、
「あんた、これたべる?・・・」
次から次に出てくるは出てくるは・・・・
おせんべ、のどあめ、ちょこれーと・・・
このちょこれーとは、よっこちゃんがお友達のコメちゃんからもらった、高級な
「ご、ご、ごで、なんとか」のチョコレートらしい。
たぶん・・・ゴディバ。
ここから、猛烈な、「なんとか」と「あれ」が飛び交う、強烈な会話が始まります。
「あんた、ほれ、かずちゃん、あのさ・・・もうあれやってきたの?」
「あれって?」
「ほら、おみっつぁん(ボクの母親)の、部屋のあれよ」
「あー、カーテンのこと?」
「ちがうよ、あの、こないだ言ってたあれよ」
「うーーん、たぶんやった・・・」
「あっ、そう、よかった、心配してたのよーー」
「???????」
こんな調子で、隣のやえちゃんと後部座席の3人は、食べて、話して、ワラって、・・・・まぁ元気なこと。
おまけに、誰かに何かを聞かれて、答え始めると、もう違う話をし始めているんですよ。
特に、後ろの3人組は、お互いに相槌は打っているものの、まったくお互いの話には無関心。
それでいて、笑うところでは、そろって笑っているんですよ。
これって、聖徳太子もびっくりの超能力??
ぱりぱり、むしゃむしゃと食べ続け、ようやく休憩。
車内には、一人障害者手帳を持ち、一人は脳梗塞から復活した不死鳥、天然ボケがいますから、無条件に「障害者特別パーキング」に駐車。
資格は充分でしょ。
車に乗り込むのもさることながら、降りるのにも時間がかかります。
「ヨッコラショ」は、全員の合言葉。
ようやく降りると、トイレに直行。
トイレから出てくると、レストランを一巡りし、お土産屋をチェックし(まだいいでしょ!)、無料のお茶を「まずいねー」といいながらすする。
「昼飯はもうちょっと我慢。蓼科に美味しいお蕎麦屋さんがあるからね」
「あっ、いいねぇ、はやくいこ、はやくいこ」
車に乗り込むと、美味しいおそばの思い出話をしながら、またまた、ぱりぽりぱりぽり・・・
「かずちゃん、あんた、このゴバデ?ゴデバおいしいからたべな」
「いま、いらないや、ありがとね」
「あら、このひとあんまりたべないんだねぇ」
(いやいや、朝っぱらからお菓子は食べないんですよ)
午後1時、ボクがいつも必ず立ち寄る「みつ蔵」に到着。
ここのおそばは絶品です。
そして、たまご焼きがこれまた、すんごくおいしい。
「今月の変わりそば・・・芥子そば」
この案内を見たとたんに、
「あらっ、芥子って、いけないんじゃないの?麻薬かなんかでしょ?」
「ちがうよ、ほら、アンパンの上に乗ってるじゃないの」
「あーそっかー・・・じゃぁ、あんぱんの芥子って麻薬なの?」
「そーーんなわけないじゃないのぉ、やだねーっホッホッホッ」
「かずちゃん、ここのおそばは多い?あたし、あんまり食べらんないからさ」
(そうでしょーよ、あんだけお菓子を食べてたら)
まず最初にたまご焼き登場。
一同、歓声が上がる。
「わーーーーっ」
キレイなたまご焼きがぷるんぷるんでやってきました。
たまご6個を使った、おおきなたまご焼きをペロッと食べてしまいました。
おそばが出てくると、真っ白な芥子そば。
蕎麦の実の、真ん中だけを使った手の込んだ、キレイなお蕎麦。
「たべらんない」はずの、おそばが、あっという間になくなりました。
食べている最中も、隣の席にたまご焼きが運ばれてくると
「あれ、うちらがあんまり美味しいって言ってたから、頼んだんじゃない?」
「そうだね、きっとそうだね、うふふっ」
これは「イメージ力」って言うでしょうかねぇ、千桂子先生?
2泊3日のこの珍道中も、どうやら1回では終わりそうにありませんね。
今日は疲れたので、また次回にまわします。
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