子どもたちは、再度話し合い。
ボクは車の中で待機。
この話し合いがいつまでも続く。
10分、、、、20分、、、そして30分、ボクは業を煮やして、
「 おーい、いつまで話してるんだ? 」 と声をかける。
すると、結論が出ないのか、まだ話し合っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/4b/36e6dfd366564ab01489d25576f6d562.jpg)
「 やらないなら、帰るぞ! 」
ボクがそう叫ぶと、しぶしぶ彼らが近づいてくる。
すると、
「 今やってもできないので、やめることにします。ヌプカに戻って、心を切り替えて、次の実習をやらせてください 」 と言ってきた。
驚いた。
この展開は、初めて。
しばし、呆然とする。
「 次の実習? 」
「 これを終わらせずに次をやりたいってこと? 」
「 それがお前たち全員の総意なのか? 」
ボクは正直ショックだった。
これが、今の子どもたちの生き方なのか?
なんだか、ロールプレイングゲームで、戦いに敗れても何度でもやり直せるような感覚か?
ボクが 「 やらないなら帰るぞ 」 と言った真意は、子どもたちには伝わらない。
完了する、ってことの大切さを教えたかった。
完了。
これってとても大事なことで、そして結構完了しないままにしている事って多い。
うまくいっても、うまくいかなくっても、そのことをきちんと終わらせる。
何かに取り組んで、全部がうまくいくわけじゃない。
上手くいかなかった時に、それをきちんと完了しておかないと、前には進めない。
完了しないで、いつまでも過去を引きずっている人は世の中にいくらでもいる。
もちろんうまく行った時も同じ。
上手くいったら、そんな自分を承認する。
こうやって一つ一つを完了することで、次の道が開いていく。
ユングは、このことを 「 死と再生 」 と言う言葉で伝えた。
ボクは、荒療治をすることにした。
「 今、目の前の事をやれなくて、なんで山に戻ったら次の事ができるんだ? 」
「 ・・・・・・・・・ 」
「 完了しないまま次なんてないんだよ。今、お前たちがこのことをやらないと言うのなら、おれのやれることはもうこれ以上ない。 」
「 ・・・・・・・・・・」
「 だから、これでリートレはおしまい。 」
「 明日は本隊を空港まで迎えに行くので、朝7時に食事。それじゃ山に戻るぞ 」
当然、茫然とする子供たち。
お互いに本気を引き出せないまま、遠慮しているのが、ひしひしと伝わってくる。
本当の気持ちがありながら、他のメンバーの事を気遣いながら結局本音のぶつかり合いがない。
普段の人間関係って、この 「 本気 」 がないまま作られていく。
学校では、毎日一緒いる時間が長い。
だからこそ、おかしなことになったら居心地が悪くなる。
一緒にいる時間が長いから、本気のかかわりが返ってしにくくなる。
正解なんてないのに、正解を探し始める。
答え見つけに躍起になって、心を育てるための大事な 「 試行錯誤 」 をしなくなる。
グロースで、散々学んできた彼らですら。
この「 本気 」 が彼らにはあるのに、出さない。
どうなる、このリートレ!!
ボクは車の中で待機。
この話し合いがいつまでも続く。
10分、、、、20分、、、そして30分、ボクは業を煮やして、
「 おーい、いつまで話してるんだ? 」 と声をかける。
すると、結論が出ないのか、まだ話し合っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/4b/36e6dfd366564ab01489d25576f6d562.jpg)
「 やらないなら、帰るぞ! 」
ボクがそう叫ぶと、しぶしぶ彼らが近づいてくる。
すると、
「 今やってもできないので、やめることにします。ヌプカに戻って、心を切り替えて、次の実習をやらせてください 」 と言ってきた。
驚いた。
この展開は、初めて。
しばし、呆然とする。
「 次の実習? 」
「 これを終わらせずに次をやりたいってこと? 」
「 それがお前たち全員の総意なのか? 」
ボクは正直ショックだった。
これが、今の子どもたちの生き方なのか?
なんだか、ロールプレイングゲームで、戦いに敗れても何度でもやり直せるような感覚か?
ボクが 「 やらないなら帰るぞ 」 と言った真意は、子どもたちには伝わらない。
完了する、ってことの大切さを教えたかった。
完了。
これってとても大事なことで、そして結構完了しないままにしている事って多い。
うまくいっても、うまくいかなくっても、そのことをきちんと終わらせる。
何かに取り組んで、全部がうまくいくわけじゃない。
上手くいかなかった時に、それをきちんと完了しておかないと、前には進めない。
完了しないで、いつまでも過去を引きずっている人は世の中にいくらでもいる。
もちろんうまく行った時も同じ。
上手くいったら、そんな自分を承認する。
こうやって一つ一つを完了することで、次の道が開いていく。
ユングは、このことを 「 死と再生 」 と言う言葉で伝えた。
ボクは、荒療治をすることにした。
「 今、目の前の事をやれなくて、なんで山に戻ったら次の事ができるんだ? 」
「 ・・・・・・・・・ 」
「 完了しないまま次なんてないんだよ。今、お前たちがこのことをやらないと言うのなら、おれのやれることはもうこれ以上ない。 」
「 ・・・・・・・・・・」
「 だから、これでリートレはおしまい。 」
「 明日は本隊を空港まで迎えに行くので、朝7時に食事。それじゃ山に戻るぞ 」
当然、茫然とする子供たち。
お互いに本気を引き出せないまま、遠慮しているのが、ひしひしと伝わってくる。
本当の気持ちがありながら、他のメンバーの事を気遣いながら結局本音のぶつかり合いがない。
普段の人間関係って、この 「 本気 」 がないまま作られていく。
学校では、毎日一緒いる時間が長い。
だからこそ、おかしなことになったら居心地が悪くなる。
一緒にいる時間が長いから、本気のかかわりが返ってしにくくなる。
正解なんてないのに、正解を探し始める。
答え見つけに躍起になって、心を育てるための大事な 「 試行錯誤 」 をしなくなる。
グロースで、散々学んできた彼らですら。
この「 本気 」 が彼らにはあるのに、出さない。
どうなる、このリートレ!!
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