自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

帰り道~09’初夏の珍道中ファイナル

2009-06-25 17:37:05 | ばばファンタジー
帰りの車の中は、なんとなく静かです。

これは、子どもたちのキャンプでもおんなじ。

なんだか、疲れもあるからなのか、やっぱり旅の終わりの寂しい気持ちからなのか・・・・・。

寝ているわけでもないのに、静かです。



高速道路の途中で、いつも休憩をします。

幸い、障害者が二人もいるので、車いすマークのところに駐車ができます。


でも、知ってました?皆さん。

いいのか悪いのかわからないけど、トイレのそばにあるんです、その駐車場が。

トイレは、何かを食べたり飲んだりするスペースからは離れています。


トイレから、休憩所まで、ボクなら30秒で歩ける距離を、たっぷり3~4分かかります。

結局、休憩をする障害者には「不便」ということですよね。


それでも、ばばたちは、そんなことで文句は言いません。

手をつないで(なんとも愛らしい)仲良く話をしながら歩きます。


何を話しているんだか、誰もがニコニコしています。


休憩所に入ると、さっそくお土産売り場に直行。

もう、ずいぶん買い込んでいるのに、また何かを買い込みます。


「あんた、さんざんお土産買ったんでしょ。」

「そうなの、ちょこちょこ、また買っちゃうのよ。」

お互いに、言い合いながら、手に新しい袋をぶら下げています。



高齢者の悲しみは、生きがいを失うこと。

その生きがいを失う理由の一つは、「愛する対象」がいなくなってしまうこと。


うちのばばたちは、愛する対象がたくさんいるようで、お土産がたっぷりとあります。

おみっつぁんは、おととし近くに引っ越してきたばかりだし、元々社交的な方ではないので、お土産は買いません。

「あんたんとこに、何か買ってあげよっか?」

と、ボクに言うくらい。


ところが、最近、マンションにお友達ができたらしく、ずいぶんお土産を買いこんでいます。


「朝帰り」なんかしちゃうときもあるらしい。

どうやら麻雀らしいんですが、じじばば集まってワイワイと徹夜でマージャンするんです。

何であれ、80歳過ぎてからの新しい環境になじんでくれて、お友達まで作ることが出来て・・・・・。


初めてですが、うちのばばたちの写真をご披露しましょう。



また次回の珍道中(予定では秋ですが)を、お楽しみに!







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