自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

責任の立場

2014-06-27 07:43:34 | ひとり言
ザックジャパンが、ワールドカップを終えた。


選手一人一人のインタビューに泣ける。


そして、ザックを勝たせたかったと涙する彼らにまた感激する。


ザッケローニ監督は、言い訳もなく、恨みつらみもなく、感謝の言葉を残すのみ。


「私は、この代表を離れなければならない」


この一言に、「責任」の意味があふれている。


もちろん、「辞める」ことを指しているわけじゃない。


「責任とってやめる」式の日本的なものとは違う。


彼は、自分の人生に責任の立場をとっている人なんだと、ボクは感じたのです。


責任には、二つの意味がある。


英語で言う「responsibility」は、まさにレスポンスできる人。


出来事に対して、反応しそれを自分のこととしてきちんと対応していく人のこと。



もう一つが、「accountability」。


これは、あまり耳なじみがないかもしれないけれども、説明責任、と辞書には書いてある。


行為や、方針、理念などについて、第三者に対してきちんと説明を果たしていく、と言う意味。


自らがそれを創り出し、その責任はすべて私にあるという立場。


だから、責任は、あくまでもその「立場」であって、責任をとる、と言うのは、「責任の立場を取る」と言うこと。


ザッケローニ監督は、その責任の立場をとったわけだ。


それに比べて、都議会の例のヤジ問題しかり、集団的自衛権に関してもしかり。



あらためて、国民全員で、「責任ってなに?」って、話し合う時間があったほうがいいんじゃないかと思う。

















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