サクラ・・・満開です。
ヘドロが流れているかのような、目黒川の水面が一面サクラの花びらで飾られます。
想像できますか?
いつも殺風景な川(排水溝のようなもんですが)とビルディングの風景が、サクラの花でおおわれてしまうのです。
サクラは日本古来の樹木らしい。
なんと縄文の昔からある木なんですって。
「縄文時代」には、どんな文化があったのか。
1万年前から紀元前500年ぐらいまで・・・と言うのだからかなり幅広い時代を指すようです。
野菜の栽培も、家畜の飼育もしていたと言うのですから、かなり高い文化だったのでしょう。
エイラの物語の時代は約3万5千年前。
前回衝撃的に出会った、『エイラ~地上の旅人』の第2巻
『野生馬の谷』
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「氏族』と呼ばれるネアンデルタールの一族で、『異人』として拾われ育てられたエイラ。
一族の一員になるために、声を出さずに手の表現で会話する彼らにならい、薬師として立派に成長します。
しかし、異人であることで多くの試練を与えられ、そのたびにエイラは「ケーブ・ライオンの霊(トーテム)」が与えてくれた成長のための試練であると受け止め、乗り越えていくのです。
ついに、新しい族長のブラウドに一族を追われ、死んだ母親代わりのイーザの教えに従い、自分の一族を探しに旅立つのです。
北へ向かったエイラは、野宿を繰り返しながら旅を続けます。
凍土との合間に見事な草原と洞窟を見つけ、冬に入る前に仮の住まいを作ることができます。
狩をし、薬草を集め生活を続けていきますが、あるとき野生の馬を一頭しとめます。死んだ馬のそばに震えている子馬を見つけ、エイラは洞窟で育てることにします。
やがて、ウィニーと名づけられた子馬の背に乗り狩をするようにもなります。
そして、ついにエイラは運命の出会い・・・始めて自分と同じ姿をした異人と出会うのです。
この物語は、壮大で、女性が女性としてではなく、一人の人間として、大自然の中の存在として描かれています。
「生きること」には、色々なテーマがあるようですが、今ボクにとっての「生きる」こととは、あまりにも意味合いが違っています。
このエイラの物語は、今の段階では「エイラ自身の自分探し」であり、同時に人間としての生き方や、人とのかかわりかたを、教えてくれる物語なのです。
今の時代に置き換えて考えることはできないけれでも、エイラの言葉や考え方は貴重な「教え」として、ボクの心に残ります。
第1巻の『ケーブ・ベアの一族』からの一説をご紹介します。
エイラが感じているのは歓喜ではなく、初めて獲物をしとめたという興奮でもなく、強い獣に打ち勝ったと言う満足感でもなかった。
もっと深い何か、もっと謙虚なものだった。自分に打ち勝ったという思い。それは霊的啓示、超自然的な力が伝えてきたのだ。深い畏敬の念を持って、エイラは太古から一族に伝わる言葉で自分のトーテムの霊に話しかけた。・・・
ボクたちは「生かされていること」を、つい忘れがちです。
何によって生かされているのかは、それぞれが受けとめればいいのでしょうが、人間を超える大きな力が関与していることに、ボクたちにできることはただ謙虚に「感謝」するだけなのかもしれません。
エイラの物語は、まだまだ続きます。
ヘドロが流れているかのような、目黒川の水面が一面サクラの花びらで飾られます。
想像できますか?
いつも殺風景な川(排水溝のようなもんですが)とビルディングの風景が、サクラの花でおおわれてしまうのです。
サクラは日本古来の樹木らしい。
なんと縄文の昔からある木なんですって。
「縄文時代」には、どんな文化があったのか。
1万年前から紀元前500年ぐらいまで・・・と言うのだからかなり幅広い時代を指すようです。
野菜の栽培も、家畜の飼育もしていたと言うのですから、かなり高い文化だったのでしょう。
エイラの物語の時代は約3万5千年前。
前回衝撃的に出会った、『エイラ~地上の旅人』の第2巻
『野生馬の谷』
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「氏族』と呼ばれるネアンデルタールの一族で、『異人』として拾われ育てられたエイラ。
一族の一員になるために、声を出さずに手の表現で会話する彼らにならい、薬師として立派に成長します。
しかし、異人であることで多くの試練を与えられ、そのたびにエイラは「ケーブ・ライオンの霊(トーテム)」が与えてくれた成長のための試練であると受け止め、乗り越えていくのです。
ついに、新しい族長のブラウドに一族を追われ、死んだ母親代わりのイーザの教えに従い、自分の一族を探しに旅立つのです。
北へ向かったエイラは、野宿を繰り返しながら旅を続けます。
凍土との合間に見事な草原と洞窟を見つけ、冬に入る前に仮の住まいを作ることができます。
狩をし、薬草を集め生活を続けていきますが、あるとき野生の馬を一頭しとめます。死んだ馬のそばに震えている子馬を見つけ、エイラは洞窟で育てることにします。
やがて、ウィニーと名づけられた子馬の背に乗り狩をするようにもなります。
そして、ついにエイラは運命の出会い・・・始めて自分と同じ姿をした異人と出会うのです。
この物語は、壮大で、女性が女性としてではなく、一人の人間として、大自然の中の存在として描かれています。
「生きること」には、色々なテーマがあるようですが、今ボクにとっての「生きる」こととは、あまりにも意味合いが違っています。
このエイラの物語は、今の段階では「エイラ自身の自分探し」であり、同時に人間としての生き方や、人とのかかわりかたを、教えてくれる物語なのです。
今の時代に置き換えて考えることはできないけれでも、エイラの言葉や考え方は貴重な「教え」として、ボクの心に残ります。
第1巻の『ケーブ・ベアの一族』からの一説をご紹介します。
エイラが感じているのは歓喜ではなく、初めて獲物をしとめたという興奮でもなく、強い獣に打ち勝ったと言う満足感でもなかった。
もっと深い何か、もっと謙虚なものだった。自分に打ち勝ったという思い。それは霊的啓示、超自然的な力が伝えてきたのだ。深い畏敬の念を持って、エイラは太古から一族に伝わる言葉で自分のトーテムの霊に話しかけた。・・・
ボクたちは「生かされていること」を、つい忘れがちです。
何によって生かされているのかは、それぞれが受けとめればいいのでしょうが、人間を超える大きな力が関与していることに、ボクたちにできることはただ謙虚に「感謝」するだけなのかもしれません。
エイラの物語は、まだまだ続きます。
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