繁浩太郎の自動車と世の中ブログ(新)

モータージャーナリストとブランドコンサルタントの両方の眼で、自動車と社会をしっかりと見ていきます。

とうとう買ってしまいました、クラシック・ミニ

2016-04-07 10:53:39 | 日記
前回、「クラシック・ミニの人間味」としてアップしましたが、その延長でとうとう「クラシック・ミニ」を買ってしまいました。
と言っても、「出来上がったモノ」ではなく、ある程度はレストアしてあるのですが、今回自分好みのセンスや機能的なレストアを
さらに入れられるということで、その分の楽しみも付加される事も含めて、買いました。

現在、お店でレストア中ですが、いつ完成するかは、わかりません。
現在は、こんな状態です。


94年式で、その頃のエンジンはインジェクションになっていたはずですが、元々からキャブ仕様だったそうです。
平行輸入モノらしいです。
ここまで、古くなり、レストアしていくなら、モノさえ良ければ良いかなと。

一応、外観はマーク1仕様になっています。
(外ヒンジ、ドア見切りの前側はRになっています。)
内装はセンターメーターにしていますが、一般的なキットでなく、メーター自体チョットこって、カバーはお店オリジナルのものです。
ドアガラスは、スライドでなく費用の関係で上下開閉のままです。
エアコンは新品があったとかで、付けてもらっています。
ハーネスも引き直してもらっていますが、必要なとこは手作りしてもらっています。
ルーフの塗装色は私のセンスで選んでいますので、どうなるかが心配です・・・笑。


前回も、書きましたが、最近のクルマはどれに乗っても、いいクルマばかりです。
勿論、それぞれの良さは異なりますが・・・、動力性能的には、スピードの出せない日本ではどんなにいいクルマでも同じです。
走りの味付けもいいクルマは多くなってきましたが、気持よく走ると言っても所詮スピードが低い領域なので、それが・・と。
つまり、今の私は「クルマED状態」なのです。
どんないいクルマに乗っても反応しない・・・笑。

外のデザインや内装などのセンスも、違いや良さはわかりますが、体が反応しない。
つまり、以前憧れたアストン、マセラティやジャガー、ベントレーに乗っても「それで・・?」という感じで、「完全ED状態」。

そこで、何とか、元気良くするにはこういうクルマかな?と。
クルマはレストア中で、まだ走れる状態ではないので、わかりませんが、このミニなら40km/hで走っても「走っている感」はあるのではと期待しています。
つまり、動力性能、操安性能、燃費、乗り心地、NVH(エンジン透過音、走行音、風切音、車体振動、ステア振動、ハーシュネス・・・)全て、
ローテク。
どこもおさえない、出たら出たまま。
「クルマが走っているのに、音も振動もしないって、おかしくない?」 と思いませんか?

因みに、下記は以前の68ミニクーパー


これは、スゴイクルマでした。
また、詳しくは愛車遍歴で書きたいと思いますが、正真正銘68年モデルで、海外でレース仕様にレストアされたものを当時の会社の先輩が買って、
持って帰ってきて、車検を取り、数年経って、手放されるというので、立候補し、会社での上下関係のお陰で格安価格で売ってもらったものです。
とにかく、モノホンレース仕様なので、ロールバー、高回転型のエンジンと強化クラッチ、フルバケットシート、フルハーネス、・・。
リヤウインドの内側が汚くなってきたので拭こうと思いましたが、ロールバーのおかけでどう体をひねってもリヤウインドに手が届かず、窓が拭けない。譲っていただいた先輩に聞いても「数年間オレは拭いたこと無い」と。
面白いクルマでした。

また、レストア状況はアップしたいと思います。






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