繁浩太郎の自動車と世の中ブログ(新)

モータージャーナリストとブランドコンサルタントの両方の眼で、自動車と社会をしっかりと見ていきます。

クラシック・ミニ レストア途中報告

2016-04-18 15:06:10 | 日記

オリジナルのエンジンルーム。
なんか中古車っぽい。勿論、新車からすごい年月が経っていますので汚いので、綺麗にしていきたいと考えてお店にお願いしました。

しかし、今回の、レストアのメインは機能的な部分が多いです。
書き出したら、キリがありませんが、元々の走行が数万キロレベルのクルマなので、エンジン本体の中身はそのままですが、
一応クラッチと足回り、あとエンジンルーム内のサビ取りと塗装。
ハーネス交換、配管見直し、ブレーキマスター・シリンダー廃止?、外板塗装、ルーフ塗装等など・・・。

この写真は、エンジンを降ろして、エンジンルームのサビ取りと塗装に入る前のものです。




元々の色はシルバー系だったようです。
せっかくエンジンを下ろしたので、クラッチやベアリングブッシュ等を見て、必要なものは新品交換してもらいます。
エンジン自体もグリーンに塗装してもらいました。


ブレーキのマスターバックはとってしまいました。エンジンルームのスペースを大きくとっていて、ブサイクでした。
しかし、普通は機能部品なので、そういう問題でないのですが、ブレーキは思いっきり踏めばいいし、という感覚です。
ビートルにのっていた頃は、ブレーキをおもいっきり踏むと床が抜けそうだったので、そんなにブレーキを踏んだことはなかったです。
ミニは、ビートルのように床から生えているわけではなく、床が抜けると言うことは無いので良いかと。これもそういう問題ではないですよね。(笑)
しかし、あまり強く踏むと、ペダルブラケットやペダルの変形はあるかもしれない・・・。
安全運転につきますね。


内装は、クーラーをつけたので、特にパッセンジャー側のデフダクトの配回しがセンターメーターの裏側まできます。
よって、いわゆるトレーインパネの壁の部分の裏にダクトがくるので、壁の部分がシャキッと一面にならず、ボコボコします・・・課題。
お店の方は、エンジンルームの見栄えも悪いし、実はオーディオも付けるスペースが無くて、課題になっていることや、
何より、クーラーが効くのか?という心配(どこかでガス漏れしないか?)があり、いっそのことクーラーを取ればと迫ってきます。

確かに、オールドミニではクーラーなんてなかったですが、(イギリスや大陸の方は長い間エアコン装着は少なかった。)
日本の夏や梅雨を思い出すと、私には何が何でも「必要」と思えるのです。
実は、ビートルの時もクーラー付けてもらっています。これはガンガンに効いて困ったくらい、効きました。

しかし、そこでお店の方が、「ところで、シゲさん、暑い夏にこのミニに乗るのですか?」と、不意をついた質問。
そう言えば、前回紹介した前に乗っていた68年のミニにはクーラーがなかったけど、そんなに気にならなかったのは「のらなかった」からだ。
そもそも、ここ10年くらいは一台持ちですが、それでも走行距離は少なく、12年~程で走行5万キロです。
だから殆どクルマには乗らないというか、生活的にクルマが必要ではないのです。
このミニは、「趣味」というしか無いですね。
自分でも、1台でも乗らないのに2台も車いらないし、税金も車検も維持費大変だし・・と悩んだのですが、「趣味」ですね。
ところで、このミニの車検は大変なことになりそうです。
タイヤ取り替えたり、何を取り替えたりと大変、つまりお金がかかります。
公道を走って他人にご迷惑はかけないのですがね、車検もゆるくなって欲しいです。

メーターは、一般的なスミスのではなく、チョット黄色みが入っていて、ビンテージ感満載。これ気に入っています。
まあ、スミスの本物かどうかは???ですが。
ミニの部品も中国製が蔓延していますからね。


まだ、途中ですが、課題はオーディオとお店的にはクーラー、それと実はヒーターの温水量の調整をどこでやるかも過大なんです。
配管の見栄えを考えると出来るだけ、ホースがのたうち回るのを避けたいので。

これからも課題は出てくると思いますが、ここのお店は対応策のアイデアを色々と出してくれるので、一緒に考えていると楽しい。
モノ造りって、私にとればやはり楽しい。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿