定年後の人生に花咲かせよう!

明日を生きるために きょう1日を大切にする 青春を忘れない

携帯電話の通信量

2024年08月14日 | 暮らし

 近頃、携帯電話を持って移動することが当たり前のようになりました。家では固定電話の使用が少なく、時々ベルが鳴ることがありますが、物売りの人からで、役立つことはない用件ばかりです。 

 携帯電話と言っても、肌身 離さず持っているわけではなく、カバンの中や、病院の待合室などで、スイッチをOFFにすることもあり、ONにし通話履歴を見て慌て、かけ直すことがあります。 

 昨年4月の総務省が発表したデータによると、携帯電話のシェアは、docomo(NTT)が36.1%、au(KDDI)27.0%、ソフトバンク20.9%、楽天 モバイル2.2%、その他13,8%のようです。 

 さまざまな料金体系が登場していますが、どのプランが自分に合うのかわからないのが正直なところで、格安プランの普及があると宣伝してはいるものの、手が着かないのが現状です。 

 まず、データ通信量と言われても、ネットの動画を見る、電話は仕事で使う、自分のホームページを確認する、LINEを使うなど、それがどれほどの通信量なのか自分では分らないからです。 

 それでも、固定電話の時代と比較して、格段の価値があると思っています。ただ、価値に対する料金の感じ方は人それぞれだと思うのです。配信している各社も大きな価格差があるのは当然で、安ければ良いという前に、利用頻度(通信量?)を知るべきでしょう。

                                                                                                                                              

                                                                              

                                                                                                                

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無料というウソ・ホント

2024年08月06日 | 暮らし

 物価が上がり、自分のおカネが目減りすることを恐れて、タダで物やサービスが手に入ると聞くと、つい試してみたくなります。
 
 世の中には、さまざまなタダ(無料)のスタイルと、それが生み出す経済的影響について考えるべきで、つまるところ、無料は“最大の集客装置”ということです。

       

 無料セミナーなどで人を呼び込むものや、当月無料、初年度無料として、入り口の敷居を下げて参加を促すパターンでは、入り口無料・ 動機付け無料・ 条件つき無料などのサービスには注意したいものです。

 「送料無料」や「受信料無料」は、商品や使用料に付加されていると考えるべきで、決してタダではないはずです。どうして私たちは“無料”が好きなのでしょうか。

  “無料”は引き金で、タダということに感動して、商品やサービスを実際よりずっと価値があるものと思い込んでしまうのです。 “無料”の商品やサービスを選べば、何かを、どこかで、誰かが、支払っていると考えるべきです。

 一般的にホントの無料は、公的機関が行う行事の参加料金やサービスなどで、直接おカネを支払うことのない“無料”のことでしょう。

 今回、愛知県主催の「生涯現役支援事業」の一環で、「再就職支援セミナー」の受講者募集がありますが、公的機関が主催ですので受講料は「無料」です。受講者はおカネを支払う必要はありません。この場合、先に税金によって支払われていると考えるべきでしょう。

 

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思いつくままに生きる

2024年07月31日 | 暮らし

 人はいつも計画的な行動するとは限りません。時には衝動的に動くこともあり、時と場合によって全く目的とは違った状況で動かされることがあります。

 スーパーへ買い物に出かけ、家を出たとき、このスーパーへ来た目的は、何となく夕食は何にしようかと材料を見ながら考え、カレーライスを作って食べることと思っていても、肉やジャガイモ、タマネギなどを買い物かごに入れると、レジに到達する頃にレシピは「肉じゃが」に変化して、ほとんど思いつきで決まってしまうことがあります。

 「気まぐれ」とも言い、「その時々で変わりやすい性格」もしくは「言っていることなどがすぐに変わる気分屋」、「感情的」、「いい加減」など、現実を直視する人から誤解を受けることがあります。

 「思いつくまま」の行動は、いずれも「気持ちや気分が変わりやすい」のは、リスクが伴いますが、時として素晴らしい結果をもたらすこともあります。「運」が良いのでしょう。

 時間に縛られないこの頃、「思いつくまま」の行動が多いのですが、いかがでしょうか?

     

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いよいよ「夏本番」です

2024年07月23日 | 暮らし

 梅雨明け後の1週間程度が、例年 熱中症患者発生のピークになると言われます。21日には沖縄から北海道にかけて危険な猛暑となり、北海道でも今年初めて猛暑日を記録したと報じています。

 しゃく熱の日本列島に警戒が必要で、こまめな水分補給や汗をかいたら塩分も補給し、室内でも冷房を利用するなど、場所や時間を問わず、最大限の熱中症対策を心がける必要があります。

 熱中症になって対応が遅れれば、生命に関わります。熱中症は、めまい、立ちくらみなどの軽症から、頭痛、吐き気、だるさなどの中程度の症状から、意識障害や運動障害、ケイレンといった重症まであると言い、適切な予防方法を身に付けて、夏を元気に乗り切りたいものです。

 「白い街・名古屋」と歌にあるほど、緑が少ないビルの谷あいの街路樹にも、「ジー・ジー」と、セミが鳴く夏本番です。コンクリート、アスファルトに覆われた市街地のヒートアイランド現象の始まりです。

 外出時は日傘、帽子をかぶり、飲み物を携帯し、症状が出たら太い血管のある首筋、わきの下、足の付け根を冷やすのが効果的だと言います。

                                           

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不用意に同意契約する

2024年07月21日 | 暮らし

   19日のblogに「知らない人から勧誘電話」「知らないところで個人情報が売買されているとしたら、気持ちの良い話ではありません」と書きましたが、私たちは安易に「旅行券が当たる」とか「アプリを利用すること」で、住所・氏名、年齢、性別、メールアドレスなど、簡単に個人情報を第三者に提供していないでしょうか。

 例えばblog、Facebook、home page、X(旧Twitter)、lineなどInternetを使っていれば、閲覧履歴や位置情報、購買履歴、写真など、いくらデータを匿名にしても、その気になって関連づければ、簡単に個人を特定できると言います。「知らぬは わが身ばかりなり」ですかね?・・・・・。

 個人情報を第三者へ安易に提供していると言えば、ネットアプリの利用規約や自動車損害保険、火災保険、ローン契約、葬儀会員契約など、利用契約書を見ると、細かな字で長々と書き込んであり、まるで読むのを諦めてくださいと言わんばかりで、老眼鏡を付けてまで読む気がせず、サインしてしまいます。ましてネットでは、ほぼ 反射的に「同意する」にクリックしてしまいます。

 何事も自分自身の情報を発信するという意識は薄く「知らない人から物品や会員の勧誘電話」は、当然の出来事かもしれません。

「同意契約(相手の提示した条件などを受け入れ、承諾するための行為)」する場合は、情報を与えて良いかどうか、しっかり確認して「同意」すべきかどうか、判断が大切かも・・・・・。

                                     

 

 

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知らない人から勧誘電話

2024年07月19日 | 暮らし

 コンピューター技術に精通した者が悪意を持って他人のコンピューターに不正行為を行うことをハッキングと言い、サイバー攻撃の代表的な手法だと言われています。ハッキングは、もともとコンピューター技術に精通した人が、システムやプログラムの解析・改変・検証を行うことを言っていたようです。

 個人情報やファイルの盗難、第三者によるなりすまし被害、ウエブサイトの改ざん、サーバーの停止など被害は最近、中小企業をターゲットとしたサイバー攻撃が増えているとか・・・・。

 端末やサーバー上のデータを暗号化するなどを行い、使用できないようにして復旧と引き換えに身代金を支払うよう、脅迫をするランサムウエア(ウイルスの総称)などで、身代金を支払わざるを得ないような巧妙な手口を使っているようです。

 個人情報について言えば、国の機関や公共団体などを除く一般の事業者は、 個人情報保護法を守っていれば顧客情報の売買は違法ではありません。何か変?ではないかと思います。

 知らないところで個人情報が売買されているとしたら、気持ちの良い話ではありません。何とかならないものかと・・・・・。

                                                 

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怪しい情報

2024年07月15日 | 暮らし

    インターネットの普及で、ウワサや情報は簡単に広まるようになりました。さらにSNSやメッセージアプリで拡散が行われ、もっともらしく書かれていれば、つい信じてしまいそうです。インターネット上で流れる情報は全てが真実とは限らないと思うのです。

    昨日もアメリカ前大統領トランプ氏が銃撃されたとの情報が流れ、「まさか・・・」と思いましたが、どうやらホントらしいのです。そして、その場で銃撃した人を射殺したとか、信じられず、再び「まさか・・・」でした。

 犯罪手口を利用したニセ情報や、大震災の避難情報、災害情報など、生命に関わる内容、そして新型ウイルスや企業倒産などの不安をあおることなど、その情報が本当かどうか確かめる必要があります。

 私自身もblogに、「らしい」「みたい」「だそうです」などの伝聞形式の記載をする場合があり、怪しいと言えば、そうかもしれません。

 拡散を勧める書き方には、大きく分けて、悪意によるものと善意によるものの2パターンがあります。どちらであっても、情報源を確かめ、むやみに拡散しないことです。

 紛争中では、情報が武器として使われます。その情報は、正しいものばかりとは限りません。時には、正しくない情報が真実として扱われ、世論が操られ、本当の戦争に巻き込まれることもあります。

 近ごろ、私のパソコンもセキュリティが掛っていて、いくつものキーを打ちます。さりとて、発信する情報は正しいものばかりとは限りません。読む人、使う人が判断していただく以外に方法はないと思っています。

                           

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新しい紙幣

2024年07月07日 | 暮らし

 7月3日に一万円、五千円、千円の新しいお札が発行され、大手銀行の窓口で手に入れることができたと、テレビニュースで見ました。新しいお札は、150年以上にわたり培った偽造防止技術の結晶だったようです。

 新しいお札は、目の不自由な人が、スマートフォンアプリ(無料)の『お札識別アプリ』を起動し、カメラを使ってお札をかざすと、お札の種類を識別し、音声と文字で知ることができるそうです。
 
 一方で、政府は、決済の非現金「キャッシュレス」に旗を振っているようで、新紙幣を新たに発行したことは、一見矛盾するようですが、家庭や企業、銀行などに出回っている紙幣とコインの残高は、名目国内総生産(GDP)の約20%にも達し、国際的にも5~10%が多い先進 主要国と比べダントツの高さらしく、非現金の収入・支払いが必要のようです。

    初任給が支払われた昭和の時代は、現在の様に銀行振込ではなく、聖徳太子の肖像がある1万円札の現金が封筒に入っていて、支払日が待ち遠しかったものです。千円以下は札からコインに変わり、500円、100円、50円が自動販売機で使え便利になりました。

    消費税が導入されるとアルミの1円玉、穴あきの5円玉が復活しました。ただし、大量のコインを金融機関へ持ち込むと手数料が必要になり、厄介なこともあります。今回の新紙幣は、決済の非現金が進めば「最後の発行ではないか」とも言われ、日常生活では早くキャッシュレスに慣れなければ・・・・。

                             写真:タンス預金? 今でも流通可?

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群集心理を利用する?

2024年07月04日 | 暮らし

 アメリカ大統領選挙に向けた討論会で、低調に終わったバイデン大統領に向けた世論調査(アメリカCBSテレビ)は、「出馬すべきでない」が72%だったと述べ、一方、トランプ氏は54%が「出馬すべきでない」だったと言います。

 人生100年時代とは言いますが、両氏とも大統領という激務に、高齢から不安視されているようで、候補者交代論が強まる可能性があると報じていて、候補者にとっては風評被害?では・・・。世論を引っ張るのはマスコミであり、今後の動きが気がかりです。

 今年の土曜期間は7月19日~8月6日で、土用 丑の日(うしのひ)は7月24日(水)と8月5日(月)の2回あり、この日にウナギを食べる習慣は、江戸時代、夏に売れないウナギを何とか売るために、平賀源内が「丑の日にはウナギを」の宣伝文句を考え出し、群集心理を利用して、ウナギ屋は大変繁盛したのが始まりとか・・・・・・・・。

 日本でもバレンタインデーが定着し、菓子業界がお返しをする日を作って、ビスケットなど贈り物をするようになったのも、マスコミを通じて群集心理が働いて、多くの人に受け入れられるようになりました。

 これらは、ポピュリズム(情緒や感情によって態度を決め、多くの人の指示を求めて、大衆の基盤に立つ運動)そのものであり、人々が示す特殊な心理状態、群集の心理を利用したやり方で、恐ろしいのは「戦争への道」に陥らない事です。

 群集心理は厄介なもので、その場の「空気」だとも言います。状況によっては乗らなければ損したような心理状態となり、「空気」が読めず、その場にふさわしくない状況だと追い出されそうにもなります。

 

     

            写真;シガ食堂 創業当時のお好み焼き 2016年6月5日撮影

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梅雨の時期には

2024年06月27日 | 暮らし

 この時期になると、毎年のように朝から夜中まで、シトシトと雨が降り続き、子どもの頃は外へ遊びに出たくともかなわず、「てるてるぼうず」を軒先につるしたものでした。

 今年は梅雨前線が列島の北側にあり、日本海側に降って太平洋側は蒸し暑い曇り空が続くも雨が少なく、場所によって大きな変化があるように思います。

 梅雨時期に感じる不調では、人によって異なりますが、頭痛、食欲が出ない、疲れ・けん怠感、イライラが増えて集中力の低下などが挙げられます。この時期の晴れた日には気温が上昇し、雨が降る日は一転して肌寒さを感じ、昼夜の寒暖差が大きいく、体温調節が追いつかず、不調を起こしやすい傾向にあり、生活習慣を見直し、規則正しい生活と食事を心がける必要があります。

 対処方法では、体内の余分な水分の排出をサポートするカリウム(きゅうりや大根、アボカド、バナナなどの野菜や果実類に含まれる)を意識的に摂取を心がけています。

               

 冷たいものを暴飲・暴食すると胃腸が冷えて、体調が悪化する原因となり、冷たいジュースの代わりに温かいお茶やスープを飲んだり、体を温める作用のあるショウガを料理に使ったりして、体を芯から温める工夫をしています。

 梅雨の時期は太陽の光を浴びない日が続きます。ビタミンD不足によりカルシウムの吸収量がへり、さまざまな病気のリスクが高まりやすく、免疫力が低下して風邪をひきやすくなるとか、生活習慣病のリスクが高まると言われます。骨の中のカルシウムが血液中に溶け出し、高齢者では骨粗しょう症や骨折のリスクが高まるようです。雨が降らない日は外で過ごすように心がけています。

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自動車の将来

2024年06月25日 | 暮らし

 私の住む岡崎市は、トヨタ自動車の本社がある豊田市と隣接し、自動車産業に携わる人々が多く暮らしています。そのトヨタ自動車は、燃料電池自動車(FCV)を世界に先駆けて販売しました。

 FCV車は、水素を燃料とし、空気中の酸素と反応させて電気を発生させ、モーターを回して走る車です。走行時に排ガスを全く出さないで、排出するのは水だけという、究極のクリーンエンジンを実現するものです。

 ところが、韓国の自動車メーカー「ヒュンダイ」から「ヒョンデ」と名称を変更し、FCVの世界シェアは首位を占め、FCV車の市場をリードしています。「未来の自動車技術をかたちに」という理念によって開発されたFCVは、最新のテクノロジーを駆使した車と言われています。

    注目されるのがFCV車の燃料となる水素を供給する「水素ステーション」の普及ですが、ガソリンスタンドのように全国各地へ広がっていく途中にあるようです。

 燃料電池車(FCV)が普及するまでのワンポイントリリーフと言われたハイブリッド車(HV)、あるいは電気自動車(EV)も、今では日本の自動車各社が販売し、好調な売れ行きを見せています。

 FCV自動車は、HV自動車、EV自動車の製造から走行のトータル・エネルギーと、トータル価格を比較しなければなりませんが、環境問題や運転する人の乗り心地など、価値感をどの様に捉えるかによって、将来が決まって来ると思うのです。

           

 出典:資源エネルギー庁『エンジン車でも脱炭素?グリーンな液体燃料「合成燃料」とは』(2021年7月)

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うなぎ上りの物価

2024年06月10日 | 暮らし

 沖縄・奄美地方が5月21日に梅雨入りしたと気象庁は発表しましたが、平年に比べると1週間以上遅いそうです。昨日から久しぶりに雨が降りましたが、東海地方の昼中は“夏日(25℃以上)”の暑い日が続きました。特に朝から気温が「うなぎ上り」で、体調を悪くしないよう、気を付けなければなりません。

「うなぎ上り」と言えば、ウナギは他の魚と異なる特徴は、河川や湖で成長し、深海で産卵する習性があると言われ、サケなどとは真逆のようです。

 昭和30年代でしたが、田植えが終る頃の深夜、長靴に手袋をして、腰に籠(かご)をぶら下げ、カーバイトランプ(アセチレンランプ)と竹竿(たけざお)にクギ数本で作った槍(やり)のような、ウナギの捕獲用の道具を持って田んぼへ行き、水の中で白い腹をみせて休むウナギを、静かに近づき一気に突き刺して、手早く籠に入れ捕獲します。

 一晩で太くて丸い極上のウナギを3匹も捕獲したことがあり、調理方法は親から学び、捕れたウナギはよく水洗し、血液や粘膜には毒があるため、 傷口や目に入らないよう注意し、入れば化膿(かのう)し危険なのです。

 そのウナギは生息数が減り、国際自然保護連合の絶滅危惧種になりました。直ちに捕獲や取引の規制に直結しないとはいえ、ウナギを食べようとすると、値段は「うなぎ上り」で、庶民の口から遠ざかってしまいました。

 自然との共生を忘れて飽食を続けてきた事を反省し、日本人にとって健康的な食文化を永く忘れないようにするためには「うなぎ上り」も、やむを得ないことかもしれません。

                           

 

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知らないのは自分だけ

2024年06月08日 | 暮らし

 近頃、街中を歩くと随所に防犯カメラが存在します。大きなビルであれば、玄関から通路、部屋の中まで設置してあり、私たちは知らないところで常に監視の状況にあることを意識しなければなりません。

                                                                   

 自動車を運転していると、「ドライブレコーダー取り付け車」と、ステッカーがある車を見かけます。交通事故やトラブルになった時、映像や音声を記録することで、正確な状況把握ができるというものです。後方車の前方映像から一方的に、監視状況にあると言うことも意識しなければなりません。

 カメラだけではありません。IC乗車券、クレジットガード、スマホ決済など、膨大な痕跡を残しながら私たちは暮らしています。機械で人を特定する技術が進歩していて、膨大なデータの中から誰かを見つけることは可能だというのです。

                                                                    

 匿名を使えば、プライバシーが保障され、企業の不正などを公にすることができ、不当な弾圧や差別を受けることはなく正すこともあります。しかし、匿名のつもりでも、いつの間にか誰かに情報を集められ、特別な秘密ではないにしても、自分のことが知られているという時代です。

 いくら自分を「匿名」で化粧をしようにも、ネット社会では、あらゆる角度から素顔を探し出されていることを、知っておくべきでしょう。

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勝者はほんの一握り

2024年06月05日 | 暮らし

 陸上競技の100メートル走で10秒を切ることは、スプリンターにとって大きな目標で、10年前、福島市での第97回日本陸上競技選手権大会は、雨降る中でしたが、10秒0台を記録した桐生祥秀選手に、夢の9秒台を達成することに注目が集まりました。結果は、追い風0・6メートル、10秒22で初優勝でした。その後、彼は2017年に100メートル走の公認記録では日本人史上初・アジア出身選手史上2人目の9秒台を記録したことは素晴らしい快挙でした。

 爽やかに走りきる100メートル走、正々堂々、スポーツを表す言葉は数多くありますが、勝敗にこだわる競技の場合、これほど残酷な世界があるのを経験するのと、しないのでは格段の差を感じます。

 競技スポーツの世界は勝者・敗者が生まれます。世の中で絶対評価の成績表が存在する昨今、能力の差、自らの力を明確に教えてくれるのは競技スポーツでしょう。

 負けた場合、しばらく気持ちの整理がつかないのですが、敗者の経験がない人は、自分の実力を知ることができません。負けのすべてを受け止め、自分をいかにコントロールするか、また前を向いて気持ちを立て直すことができるかなど、ながい人生の中で大いに意義があることだと思うのです。

 負けた経験が勝つ喜びを倍加させ、自分に対し誇りを持つようになり、相手の気持ちを理解しようとします。勝者はほんの一握りで、結果は敗者の方が数多く、その経験は今後の人生で決してマイナスにはならないと私は思います。

                

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恐ろしいテレビ放送

2024年05月17日 | 暮らし

 毎週日曜日、テレビ番組「ぽつんと一軒家」は、日本各地の人里から離れた場所で存在する一軒家を、衛星写真を手がかりに、その地へと出向き、どんな人がどんな暮らしをしているのかを報じています。

 視聴者にとって過疎の地での暮らしは、どの様なものか興味を持ちます。一軒家で暮らす人の多くは、農業で生計を立てた家庭で育ち、定年を迎えて故郷へ戻って、自然を楽しみながら農作物を作って暮らす人が多いようです。

 ところが14日の深夜、福島県で山あいの一軒家を狙った強盗がいて、男二人組が住人の体を縛る手口で現金を奪う事件が起きました。4月下旬以降、栃木、長野、群馬の各県で同様の被害が相次いでいるようです。

 福島県の60歳代の女性は一人暮らし、就寝中に手首などを二人組の男に縛られて顔に布をかぶせられ、「カネ、カネ」と片言でお金を要求してきたと言います。

 群馬県の70歳の男性は、就寝中に男に馬乗りされ「騒ぐな、殺すぞ」と脅され、約8万円を盗まれ、命は助かったとか・・・・。

 テレビの「ぽつんと一軒家」を見て、人里から離れた一軒家への道順や、暮らし向きまで紹介して、「何と無防備なことか・・・」と、思ったのは私だけでしょうか・・・。

 生活に必要なインフラ(電気・水道・ガス)の不足を補いながら、自然の豊かさを楽しむ過疎の一軒家を、テレビ番組で公開するには、危険が潜んでいることも報道する必要があると思います。強盗事件が起きて、興味本位だけで良いのか、改めて考えさせられました。

           

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