定年後の人生に花咲かせよう!

明日を生きるために きょう1日を大切にする 青春を忘れない

スポーツの勧め

2023年09月09日 | 仕事

 今月も中高年者の人たちへ、セミナーで「再就職」の話をします。人生は長いのですから、どの様な職業で報酬を得て生涯を過ごすか考えておかねばなりません。職業選択は自由ですが「好きになれる仕事」でなければなりません。経験・実績を積むには長続きする必要があるからです。

 先月は、やがて定年を迎える人が相談に来て、大学へ入学を果たすために、中・高6年間、皆 燃え尽きてしまったと言います。日本人の高校や大学に対するブランド志向は、OBの活躍で支えられていると聞きます。はたして実態は看板通りでしょうか。

 目的の入学・卒業はしたものの、一発勝負の試験や面接で合否を判定され、就職はしたものの、同じ企業に定年まで居続ける人は約3割りと半数に満たないと言います。

 それでも子を持つ親としては、有名校に入学させることで人生が決まってしまうような錯覚を承知の上で進学を勧めます。もちろん、学生は「ガリ勉」も必要です。一方で、課外活動もすべきと思います。

 何が役立つかと言えば、アルバイトやスポーツなどをすることで、社会の秩序や人との関係を作る能力、そして失敗の経験から多くを学ぶことです。なかでもスポーツがお勧めで、ほとんどのスポーツでは「勝負に負ける経験」をします。再び挑戦すること、成功することの過程で成長し、変貌を遂げることができると思うのです。

 長い人生、勝つ事ばかりではなく、むしろ「負けること」の方が多いと思います。課外活動でシッカリ負ける経験を積んで負けたときの自分を、どの様にコントロールするか、相手や仲間と、どの様に向き合っていくかを学びます。これらの能力の向上にもスポーツは役立つと思うのです。

 定年を迎える中高年の人こそ、自分をどのようにコントロールして新たな人生を切り開くか、大きな節目だと思うのです。

今は行われない、「運動会・組み立て体操、ピラミッド」の懐かしい写真(母校・男川小学校にて)

 


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