外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南&北京=>故郷へ

北京五輪の翌年(2009年)からの外教(外国籍教師)生活と地元での留学生との触れ合いを綴っています。

仕掛けドラマ

2014年12月23日 | 日記
12月23日(火) 晴れ

冬至なのに餃子を食べ忘れた昨日でしたが、今日の1年生の授業で食べたかどうかを
聞いたところ、食べなかった学生が5人以上いました。
意外といるものですね。

さて、今日は中国語学部の授業で日本の紹介をしてきました。
PPTを使って、4年生に通訳をお願いして始めたのですが、見慣れない場所に来て
緊張したのか、途中からまるで機能しなくなりました。

資料にない話をしているのに、資料に書いてあることを話している。
機械でいえばフリーズ状態とでも言いましょうか。
慣れないことなので仕方ないですね。

普段の会話は問題ない学生なので、特に間違いは指摘しませんでした。

授業の前半をPPTの説明に費やし、後半をドラマ鑑賞にしました。
選んだドラマは「リーガル・ハイ」
他にも候補にできるドラマはいくつかあったのですが、このドラマは早い段階で
堺さんが中国語を使い、中国人女性に愛を告げる場面がありますので、鑑賞者の心を
掴むのが早いのですね。
先生も早くから見入っていました。
終わった後も『とても面白い』と喜ばれていました。

このドラマは実際に見せないと誰も興味を示さないのですね。「弁護士」と言うだけで
敬遠されてしまう。「コメディ」と言っても見る学生はほんの僅か。
実際に見れば面白さが分かり、一挙に2まで見るというパターンです。

先週1年生に今まで観たドラマを尋ねたら発言したのはごく一部の学生だけ。
1年生が使用する教室にはメディアがないですし、今はまず会話の練習が必要ですから
敢えてドラマ鑑賞は取り入れていないのですが、最後の授業だけドラマ鑑賞にして
このドラマを見せる予定でいます。
冬休みの間にこのドラマを観て日本のドラマへ興味付けをさせるのが狙いです。

現在の2年生の中で長期休暇中に紹介したドラマを観た学生は確実に会話力が上がって
います。
この1年生からも同じような学生が生まれることを願っています。
コメント
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