(パンフ) (与謝蕪村)
暫く隠遁生活だったためか、美しいもの本物の美術に出会いたい気力に疎くなって居たようです。
今回久しぶりに出光美術館に出掛ける機会を得ました。
『仙・玉堂・蕪村・大雅と「笑のこころ」』です。
江戸時代の文人画家が余技で描いたのでしょう、社会の風刺であったり、自嘲だったり、仲間を
微笑ましたり、、、無粋で無知な当方には、その高尚な『笑い』が理解できず、名だたる名画に
見入ってしまう? 笑うと言う事は余裕がなかったら出来ないのですかね、、、?
(浦上玉堂)
浦上玉堂も江戸時代の人で、武士だったが脱藩して七弦琴を抱え全国を放浪した御仁ですと。
そんな自由な身の玉堂を慕う友人達と芸術について語り合い飲み交わし、泥酔し感興が高まった
極みの中で筆を執り奇妙な造形の水墨画を描いた、、、 と解説板にありました、、、。
〈浦上玉堂〉と言う、自由奔放に生きた明治時代の天才画家が居たのですね ?
【回想 玉堂美術館】
(彩雨) (行く春)
「玉堂」と言えば『川合玉堂』と早とちりした無知な小生。川合玉堂も名を連ねるのか
最初にこの展示を知ったとき、江戸時代の粋な文人画家と並んで大正から昭和初期の名画家
とは言え? 不思議でした。
奥多摩の御岳渓谷に川合玉堂の「玉堂美術館」があります。訪れて感動した事があります。
川合玉堂の優しい彩色に見入りました。30数年前かな?
近くには澤の井酒造の蔵元があり、奥多摩の流れを眺めながら“一献”いいですよ
老いが恋 わすれんとすれば しぐれかな 与謝蕪村
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