『花鳥風月』雑記

素朴に質素に優しくいきたいね

健康法?

2010年05月26日 | 


また風邪を引いてしまった。古稀を過ぎた頃から体調管理に、もっと配慮せねばと痛感しているのだが。
加齢とともに身体も代謝や免疫力が落ちてきているのだろう。

そんな所為か書店に行くとつい健康本に目がいってしまう。「病気にならない、、、」「免疫力、、、」
「アンチエイジング゛、、、」「毒を出して、、、」「体温を上げて、、、」「誰でも出来る、、、」 ・・・

この本を読めばすべての病気は治るような題や帯巻きがついている

〈ユキノシタ〉

「アンチエイジング」という言葉も始終見聞するが所詮ナンセンスな事だと思っている。
健康法も生きていくためのコンデションを良くする事ではあっても天寿を延ばす事ではないだろう。

何かをしたからといって病気にならないという事はないと思うが、あまり雑多な情報を入れると整理に困り
生活しにくくなって来るような気がする。

「人の身体は皆違うし、各人の身体について医者とて分からない事の方が断然多い」と
名医と言われるお医者さんの記事を読んだことがある。



昔は「早風呂・早飯・早糞も芸のうち」と親父に聞かされていた、「モタモタしてるんじゃね!」と、、、

今は「ぬるい風呂にゆっくり入り・ご飯はゆっくり良く噛んで・毎朝リラックスして排便癖」のようである

志ん生の落語『強情灸』では強情っぱり同士が沸き立つような風呂に入り
「ぬるいな~、喋るんじゃねェ!動くんじゃねェ!湯が足に噛み付くナ~」そんな銭湯に入るのが粋だった



当方が今、早く治したい風邪症状。自然医学系の先生の本によると、風邪薬は服用するな!
発熱があっても、身体は熱に弱いウイルスに抵抗するために熱を出しているのだ。
ぬるい風呂に長く入り十分温まってやすみなさい。

熱燗酒や熱い卵酒もホットウイスキーも風邪には特効薬ですよね~先生  

しっかり服用して 



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