『花鳥風月』雑記

素朴に質素に優しくいきたいね

長谷川派と狩野派

2011年11月30日 | 美術
  
〈等伯と狩野派チケット〉    〈出光美術館HPより転載〉

“芸術の秋”と言う柄でもないが深まって来た秋の日、出光美術館に出かけて見ました。安土・桃山時代から江戸時代にかけての「日本の美」の本物を鑑賞できるとあって混雑しておりました。

 

「長谷川等伯と狩野派」。当時、信長や秀吉から支持されていた狩野派に能登から上洛してきた長谷川等伯、互いに意識しあうライバル関係にあったそうですが、いつの世も良きライバルは素晴らしい結果を出しますね。
屏風絵が多かったですが、凄い迫力だった!  水墨画で霧や霞という湿潤な大気を感じて、そこに差し込む柔らかい光! 余白と思える中にも見入ってしまう程、余白が生かされていた。感動したり癒されたり・・・

  

美術館を出て馬場先門付近で濠の紅葉風景を眺めて居ましたら、軽やかな蹄の音に振り返ると儀礼用と思われる騎馬列が通り過ぎて行きました。映像以外初めて見た光景です。儀礼か?訓練か?・・警視庁か?皇宮警察か?あっと言う間に皇居外苑方向に過ぎ去りました。
ビルが建ち並ぶ舗装された道をクラッシックな馬車が通る光景もいいもんでした。




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