術後五年

令和５年７月中旬、胃がんによる胃の全摘手術から五年が経ちました。

ついに、というか、やっと、というか、五年という時間が過ぎました。現在の医学では、癌は五年間再発しなければ完治したと見なされるとのことで、私も完全に癌という病を乗り越えることが出来たようです。

この五年間は、「生きる」ということがいかに尊いかということを実感した時間でした。そして、大好きな空手を続けられていることに、本当に感謝しています。

還暦を過ぎ、身体の衰えを実感する毎日ですが、これからも自分のペースで、無理せず修行を続けて行く覚悟です。

癌を乗り越えることが出来たことは、私１人の力ではなく、友人や家族等、これまで支えてくださった皆様のおかげです。本当に感謝しています。ありがとうございました。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

術後三ヶ月頃の身体。娘に「鶏ガラ」と言われていました。


術後五年目。何とかここまでになりました。


最近、また痩せてきてしまっています。なかなか体重が増えません…

令和５年 新潟市立沼垂小学校 親子空手教室

令和５年７月３日（月）午後、新潟市立沼垂小学校の第３学年ＰＴＡ学年行事として行われた「親子空手教室」の講師を、昨年に引き続き今年も務めさせていただきました。

教室には、沼垂小学校第３学年の子供たちとその保護者の方等、約１２０名が参加してくださいました。

今年は、準備運動の後に基本的な突き技、蹴り技を行い、最後に突き技から蹴り技につなげる連続技を単独で行うという内容で実施しました。

気温と湿度が高く、熱中症等の恐れがあったため、水分補給の休憩時間を多く取り、運動量も事前に考えていた内容よりも少なくして実施したおかげか、具合の悪くなるようなお子さんもおらず、無事に行うことが出来ました。

また、例年どおり最後に「型」と「試し割り」の演武を披露させていただき、空手をＰＲさせていただきました。

今年も講師にお招きくださった、沼垂小学校第３学年ＰＴＡの皆様、教室に参加してくださった子どもたち並びに保護者の皆様、学校関係者の皆様に、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

皆で基本稽古


型と試し割りを披露


空手道新武会ホームページ

令和５年６月２５日

私と妻の結婚記念日であると同時に、妻の命日でもある６月２５日。今年は結婚して３４年、妻が亡くなって１９年になりました。

今年は、「空手道新武会 ２０２３組手競技新人戦大会」と日が重なったため、お墓参りには行けませんでしたが、無事に大会を終えた夜、長男と二人で３４回目の結婚記念日をお祝いし、そして翌２６日、お墓参りをして妻の冥福を祈りました。

妻が亡くなり、私の人生は一変しました。周囲の反対を押し切り、勤め人を辞めて空手指導を専業にするという、無謀この上ない選択をしたのです…

それでも今日まで、１９年間何とか生きてこられたのは、家族や友人たちを始めとした周囲の皆様方が助けてくださったおかげであり、そして何より、妻がずっと見守ってくれたおかげだと思っています。本当に感謝しています。

孝子、本当にありがとう。これからも見守っていてください。

空手道新武会 ２０２３組手競技新人戦大会

令和５年６月２５日（日）、新潟市北地区コミュニティセンターにおきまして、「空手道新武会 ２０２３組手競技新人戦大会」を開催いたしました。
今大会には、組手競技に２４名、組手演武競技に１１名の道場生が参加し、これまでの修練の成果を競い合いました。

出場した選手の皆さん、目先の勝ち負けに一喜一憂することなく、今大会の経験をこれからの稽古に活かし、更に強く、上手くなってください。皆さんのこれからに期待しています。

大会の運営にご協力くださった保護者の皆様、審判並びに運営にご協力くださった道場生の皆様に、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

大会結果はこちらをご覧ください。

大会を終えて。皆、お疲れ様でした。


大会の一コマ


空手道新武会ホームページ