空手バカなオヤジの日常

新潟の空手道場「空手道新武会」で稽古に励む、空手バカオヤジの徒然記

8月28日(水)の稽古

2013-08-30 11:57:05 | 空手 稽古日誌

◎ 本部道場 ジュニア初級者クラス
 基本稽古、ミット稽古、軽自由組手、ガンダム
 ミット稽古は、上段回し蹴り、下突き、下突きから上段回し蹴りの連続技を実施。軽自由組手は、まず色帯が基立ちとなり、白帯の攻撃を受けるだけの組手を30秒×4セット、次に色帯同士の組手を30秒×6セット、白帯はガンダムを30秒×1セットで終了

◎ 本部道場 型選手クラス
 補強、基本稽古、型分解、補強、型
 型分解は、前屈立ち中段追い突きを後屈立ち内受け逆突きで返す稽古を反復。型は茶帯以上が「撃砕小」、緑帯が「平安そのⅡ」、黄帯が「太極そのⅢ」を実施

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第13回南東北空手道選手権大会 ~その2 組手競技~

2013-08-30 00:18:36 | 空手 大会

午後は組手競技です。組手競技には9名が出場しました。

中学生男子軽量級には、型競技にも出場した中学1年のF初段が出場しました。
F初段は、1回戦まずは下突きで技あり、続いて中段回し蹴りで技ありを奪い、見事一本勝ちで勝ち上がりました。2回戦は不戦勝、準決勝で、惜しくも判定負けしましたが、第3位入賞を果たしました。
F初段はこれまで、やや変則的な蹴り技を中心にした組手が多かったのですが、私は以前からF初段の良いところは突き技が強いところだと思っていました。F初段には、折に触れ「Fくんのいいところは突きが強いところだ。突きをしっかり出せるように稽古するように。」と指導してきましたが、最近その成果が出始めており、突きで技ありを取れるようになってきました。さらに突き技に磨きをかけて行ってほしいと思います。

一般女子の部には、S1級とN2級が出場しました。
S1級、N2級とも、初戦が準決勝。S1級の相手は、主要な大会で常に上位入賞を果たし、今年秋の極真館世界大会の日本代表選手にも選ばれているA選手。20歳近い年齢差があります。試合開始早々、出会い頭の上段前蹴りで技ありを取られましたが、以降は持ち前の気合いを前面に出し、ほぼ互角と言っていいほどの試合を見せてくれました。敗れたとはいえ、100点満点といっていい試合でした。
N2級の対戦相手も、いろいろな大会で上位入賞を果たしているF選手。10歳以上若い選手です。緊張からか、動きが硬く力を出し切れずに敗れた感がありますが、気持ちでは決して負けておらず、良い試合でした。これからはスピードをつけることを重点に、稽古に励んでほしいと思います。

壮年男子の部に出場したのはI2級。初戦を勝ち上がり、次戦で過去に何度か対戦経験のある、極真館新潟県支部のM選手と対戦しました。
M選手は、今大会動きが良く、稽古を積んできているなと感じました。I2級も、決して悪くは無いのですが、疲れているのか、今ひとつ動きにキレがなく、判定で敗れました。
壮年クラスは、体調の管理が難しいと思います。試合があるからと稽古をやり過ぎると、オーバートレーニングで試合当日疲れが残り、力を出し切れない。かといって、稽古量が不足しては勝てない…。
自分の体調と相談しながら、いかに試合に向けて最良のコンディションに持って行くかを今後の課題として、さらに精進してほしいと思います。

小学6年生男子の部に出場したのはRI2級。RI2級は、技術、スピード、スタミナ、すべてに優れていますが、身体が小さいというハンデがあります。これまで、学年別の試合で、RI2級が自分より小さい相手と戦っている姿を見たことがありません。
初戦、体格で優る相手に臆することなく向かっていき、延長の末判定で勝利しました。次戦では、かなり身長差のある相手に対し、懐に入って良い攻撃を見せていたのですが、上段の膝蹴りをもらってしまい敗れました。技術では、決して負けていません。これからもくじけることなく、精進してほしいと思います。

小学5年生男子の部に出場したのは、RK3級とS3級。RK3級は、初戦は勝ち上がったものの、次戦で敗退、S3級も初戦敗退でした。2人もと、着実に力をつけてきていますが、南東北大会クラスの大きな大会で勝ち上がるには、まだまだ力不足です。更なる精進を期待します。

小学4年生男子の部に出場したH3級は、型競技で気持ちが切れてしまったのか、普段とは別人のような覇気のない組手で、力を発揮できずに敗れてしまいました。
型と組手、両部門に出場した場合、どちらか一方が終わると気持ちが切れてしまうことが往々にしてありますが、「型、組手両方に出る」と決めたら、結果はどうあれ最後まで気持ちを切らさずに、精神状態をコントロールすることが大切です。今回のことを教訓として、更に精進してくれることを期待します。

小学2年生男子の部に出場したK6級は、あれよあれよと勝ち進み、何と決勝戦まで勝ち進みました。K6級の良いところは突きも蹴りも威力があり、総合的な攻撃力があること、欠点は自分の攻撃に夢中になるとガードが甘くなり、上段の蹴り技を安易にもらってしまうことです。
今大会では、常に積極的に攻撃して優位に試合を進めるという、K6級の良いところが出ていました。決勝戦直前、K6級に声をかけたところ、何だか少し気が抜けたような様子で心配だったのですが、決勝戦では今ひとつ動きに精彩を欠き、敗れてしまいました。
「あとひとつ勝てば優勝だ。やるぞ!」と思うか、「決勝まで来たんだから、もういいや。」と思うかで、結果は大きく変わります。K6級には、更に気持ちを強く持って、これからもがんばってほしいと思います。
厳しいことを言いましたが、南東北大会のような大きな大会で決勝まで勝ち上がったことは、素晴らしいことです。よくがんばりました。Kくん、準優勝、おめでとう。

組手競技は、型競技以上に参加選手が多く、決勝に行くまでには、何試合も勝ち上がらなければなりません。肉体的なスタミナはもちろんですが、それ以上に精神的なスタミナが要求されます。精神的なスタミナ、それは「あきらめない心」そして「絶対に勝つという強い意志」だと思います。稽古を通じて、そんな心を、意志を、育んでほしいと思います。

南東北大会に出場した皆、たいへんお疲れ様でした。各自次の目標に向け、益々がんばってください。

最後になりましたが、大会並びに講習会に参加させてくださった、極真空手道連盟 極真館の岡崎首席師範はじめ、福島県支部の諸先生方、関係者の皆様に心から御礼申し上げます。ありがとうございました。

Dsc05540 大会を終えて

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8月26日(月)の稽古

2013-08-29 00:11:54 | 空手 稽古日誌

◎ 本部道場 ジュニア初級者クラス
 基本稽古、ミット稽古、ガンダム、型
 ミット稽古は、下突きと下突きから回し蹴りの連続技を実施。続いて、ガンダムを40秒×2セット。最後は「追い突きの型」と「太極そのⅠ」を実施

◎ ジュニア上級者・一般合同クラス
 補強、基本稽古、移動稽古、約束組手、軽自由組手
 約束組手は、左直突きの受け返し。最後は軽自由組手40秒×2セットで終了

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第13回南東北空手道選手権大会 ~その1 型競技~

2013-08-27 22:49:53 | 空手 大会

8月25日(日)、福島県石川町において「第13回南東北空手道選手権大会」が開催され、今年も参加させていただきました。

「南東北空手道選手権大会」は、極真空手道連盟 極真館 福島県支部が主催されている大会で、私ども新武会は、平成16年の第5回大会から毎年参加させていただいています。

今年は11名の道場生が出場させていただきました。まず午前中は型競技です。型競技には8名が出場しました。

一般女子Ⅱ部(壮年女子クラス)には、A弐段とI1級の2名が出場しました。

A弐段は、昨年病に伏し、入院、手術と治療に専念してずっと稽古から離れていました。試合はもう無理、趣味として空手を続けることも出来るかどうか、という状況にまでなりましたが、徐々に体調が戻り、稽古に復帰できるまでに回復しました。そして今回、復帰第1戦ということで出場しました。結果は準優勝。もう何も言葉はいりません。よくがんばりました。これからも無理をせず、体調と相談しながら、地道に稽古に励んでほしいと思います。

I1級は、今年春の全日本型競技大会で、新設された壮年女子の部に出場、見事準優勝を果たし、今回も上位入賞を目指して出場しました。決勝には進出しましたが、結果は4位。決勝では、緊張からか足がもつれ、バランスを崩す等、いいところ無く終わってしまいました。悔しいことと思います。しかし、この結果が今の自分の実力なのです。更なる精進を期待します。

中高生男子の部には、中学3年のM初段と中学1年のF初段の2名が出場しました。

M初段は、予選2回戦で全日本青少年大会型競技高校生男子の部準優勝の実績のある高校生と対戦しました。旗判定2-3の僅差で惜しくも敗れましたが、中学生ながら実績のある高校生とほぼ互角の戦いを演じ、地力の高さを見せてくれました。自信を持って、益々精進してほしいと思います。

F初段は、見事に予選を勝ち上がり、決勝に進出しました。中学生の決勝進出者はF初段ともう1人の2人だけで、他は全員高校生です。中高生が同じ土俵で戦うとなると、やはり中学生は圧倒的に不利です。そんな状況下でも勝ち上がれたのは、日頃の努力の成果に他なりません。残念ながら入賞はなりませんでしたが、確実に力をつけていることを実証できたものと思います。益々の精進を期待します。

小学生男子の部には、6年生の部にRI2級、5年生の部にRK3級、4年生の部にH3級、2年生の部にK6級がそれぞれ出場しました。
RI2級とK6級は、これまでの稽古の成果を出し、良い型を打っていましたが、対戦相手が一枚上手で、残念ながら予選で敗れました。
RK3級とH3級は予選を勝ち上がり、見事決勝に進出しました。

RK3級は、今年春の全日本青少年大会型競技で準優勝し、自信を持って今大会に臨んだと思いますが、結果は第4位。入賞に一歩及びませんでした。全日本大会も南東北大会も、決勝に進む実力を持った選手にそれほど大きな実力差はありません。その日の体調や精神状態で、いくらでも順位が入れ替わるものです。これからも地道に稽古に励み、誰が見ても「すごい」と思う型を打てるよう精進してほしいと思います。

H3級は、予選から普段の稽古とは別人のような良い型を打っていました。稽古の時は、体軸のぶれや、そのぶれから来る無駄な動作が目立ち、いつも「惜しいな」と思っていたのですが、今大会では体軸のぶれも少なく、非常に動きが良かったです。決勝では4位と、やはり入賞には一歩及びませんでしたが、実力以上の力を発揮できたと思います。これからは基本でも型でも組手でも、常に体軸を意識して、ぶれのない動きを身につけるよう稽古に励んでほしいと思います。

型競技も年々レベルが向上し、出場されている選手は皆とても上手いなと感じました。そんな中で勝ち上がるにはどうすれば良いのか…。答えは「総合的な稽古を地道に積んでいく」ということだと思います。

型競技に出るのだからといって、型の順番を追う反復稽古ばかりやってもダメで、その場基本稽古、移動稽古、型分解、砂袋、ミット打ち、約束組手、自由組手…と、すべての稽古をきちんと積んでいくことが大切なのです。

今大会前日の型講習会でも、極真館の岡崎首席師範が同じことをおっしゃっていました。そして、「一撃で倒せるような突き蹴りだな、一撃で手足をへし折るような受けだなと、見ている者が感じるような型」すなわち「説得力のある型」を打てるように、ともおっしゃいました。

私も更に精進して行きたいと思います。新武会の道場生も、皆「説得力のある型」を打てるよう、ともに精進して行きましょう。
(その2 ~組手競技~につづく…)

Dsc05528 前日の型講習会を終えて

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8月23日(金)の稽古

2013-08-27 10:49:50 | 空手 稽古日誌

◎ 本部道場 ジュニア初級者クラス
 基本稽古、型、約束組手、ガンダム
 型は帯別に「追い突きの型」「太極そのⅠ」「太極そのⅢ」を実施。約束組手は逆突きを外受けして回し蹴りで反撃する稽古を実施した後、相手が上半身にタッチしにくるのを受ける稽古を実施。最後はガンダムで終了

Dsc05516 Dsc05518_2

◎ 本部道場 ジュニア上級者・一般合同クラス
 補強、基本稽古、移動稽古、約束自由組手、軽自由組手、ボディミット打ち、型
 移動稽古は、組手立ちで前後左右に運足しての突き。移動稽古の後、道場生を2班に分け、南東北大会の型競技に出場する者はM弐段の指導で型の稽古。他の者は蹴り技の約束自由組手と軽自由組手、ボディミット打ちを実施

Dsc05522_2 Dsc05521_2
Dsc05524_2

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