空手バカなオヤジの日常

新潟の空手道場「空手道新武会」で稽古に励む、空手バカオヤジの徒然記

心臓カテーテル検査

2024-05-27 15:05:23 | 日記・エッセイ・コラム
令和6年5月6日夜、突然胸が痛く、苦しくなり、しばらく我慢していたのですが30分ほどしても治まらず、救急車を要請する羽目になってしまいました。

30代の頃、不整脈の症状が出て一度精密検査を受けたことがあるのですが、その際は異常なしとの診断でした。ただ、その後もたまに不整脈が出ることがあり、心臓に少し不安を持っていました。

「まさか…」といやな予感がしましたが、徐々に回復し、救急車が病院に到着した頃には、何とか治まりました。病院で簡単な検査を受けたのですが、狭心症の疑いがあるということで入院することになりました。心電図やら点滴やら、身体に何本もの管を着けられ、見た目は完全に重病人となってしまいました…

翌日、担当医の先生から、心臓カテーテル検査を勧められました。検査に先立ち、合併症等検査に伴うリスクの説明がありましたが、可能性は限りなく低いとはいえ、いろいろ言われるとやはり不安になってしまいます…

そしてその翌日、いよいよ検査です。ビビりながら検査室に向かいます。左手の橈骨(とうこつ)動脈という手首の動脈からカテーテルを挿入されます。一瞬、脇の下の辺りに、何かが入っているなという感覚はありましたが、痛みはほとんどありませんでした。
心臓に造影剤を注入された際に胸が苦しくなり、また、身体が熱くなりましたが、大したことはありませんでした。検査は1時間くらいの予定と聞いていましたが、40分くらいで終了しました。検査後すぐに、担当医の先生から「心臓にも血管にも異常はありませんでした。」と説明があり、「明日退院して大丈夫ですよ。」と言っていただきました。

「良かった!」と安堵すると同時に、「ではあの胸の苦しさは何だったんだろう?」と思ってしまいました。先生は「胸の苦しさの原因はわかりませんが、心臓や血管の疾患によるものではありません。とりあえず様子を見てください。」と言われてしまいました。

まあ何にしても、現時点で心臓も心臓周りの血管も大丈夫ということが判っただけでも良かったです。

それにしても、道場生と保護者の皆様にご心配とご迷惑をおかけしてしまったこと、申し訳なく思っております。また、子どもたちにも心配と迷惑をかけてしまいました。本当にすまない気持ちでいっぱいです。

もう還暦を過ぎているのですから、身体のあちこちにガタが来ているのは仕方のないこと、何かあったら「なるようになる。大丈夫、何とかなる。」の精神で、立ち向かっていきたいと思います。

検査を前に。ビビってます…

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挑む ~その4~

2024-05-17 14:42:44 | 空手 エッセイ
令和6年4月27日(土)、28日(日)、埼玉県戸田市スポーツセンターで開催されました、極真空手道連盟 極真館様主催「2024春季全日本空手道選手権大会」のうち、27日に行われました「2024全日本空手道型競技選手権大会 壮年男子の部」に、今年も出場させていただきました。全日本大会全競技の出場選手の中で唯一の六十代、最年長でした…(苦笑)

一昨年、還暦の記念に一度限りのつもりで出場したはずが、結局三年連続で出場してしまいました…
一昨年の大会後、長女から「来年以降も毎年出場して名物オヤジになってほしい」と言われたことで、出られるうちはがんばって出てみよう、と思い、今年もエントリーしたのですが、相変わらず左膝の調子は悪く、加えて慢性疲労から来ているであろう体調不良がずっと続いていて、正直身体はボロボロ、普段の稽古指導だけで精一杯で、試合に向けた稽古など、ほとんど出来ないような状況でした。

ただ私は、「今すぐ試合に臨め」と言われてもすぐに臨めるだけの稽古を積んできているし、その覚悟も持っている、という自負がありました。ですので、今回試合用の稽古はあまり出来ませんでしたが、これまでの自身の修行を信じる「自信」は確固たるものがありました。

そして迎えた試合当日、今年も「試合という特別な状況下に身を置き、心の中に起こる緊張や不安といった様々な感情と向き合いながらも、平時と同じ実力を発揮するための稽古」という気持ちで試合に臨ませていただきました。
45歳で試合に復帰し、51歳までの七年間で6回、61歳から63歳の今年までの3回、計9回試合に出場しましたが、今年が一番精神的に安定し、落ち着いて演武することが出来たように思います。
予選、決勝とも、納得のいく悔いのない演武が出来た、やりきった、という気持ちになれました。結果は準優勝。結果に全くこだわりはありませんが、それでも準優勝という評価をいただいたことは、自分のこれまでの修行を認めていただいたようで嬉しかったです。

これからも、常に自分自身に挑み、精進を続けて行く覚悟です。そして、そんな姿を、若い道場生たちに示し続けたいと思っています。私の姿から何かを感じ、何かを学び取ってくれたとしたら、指導者としてこんな嬉しいことはありません。

全日本大会を開催し、出場させてくださった、極真空手道連盟 極真館 盧山初雄会長、岡崎寛人館長、湖山彰夫国際本部長はじめ、極真館の諸先生方、大会関係者の皆様に、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

予選「撃砕大」を演武


決勝「五十四歩」を演武


大会を終えて


壮年男子の部で優勝された、極真館福島県支部 國分篤太朗先生と


第3位に入賞された、極真館千葉東葛支部長 佐藤浩行先生と
佐藤先生が試合に復帰されたこと、とても嬉しかったです。


大会での演武の動画です。良かったらご覧ください。
2024全日本大会 予選・決勝演武動画

空手道新武会ホームページ
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