2007.03.15(木)
「すすめ!!パイレーツ」は,1977年~1980年に「週間少年ジャンプ」(集英社)に連載された「江口寿史」の漫画作品である…「ストップ!!ひばりくん」と並ぶ江口寿史の代表作であり,小中学生の頃にコミック本を買い揃え読んでいた…
プロ野球チームの「千葉パイレーツ」とその選手たちを中心に描いた野球漫画…当時,野球漫画のほとんどがシリアスな「熱血スポ根物」であったのに対し,「すすめ!!パイレーツ」は徹底した「不条理ギャグ」を貫いていた…同時期に週刊少年ジャンプに連載されていた『1・2のアッホ!!」と並んで「野球ギャグマンガ」というジャンルの先駆者となった作品である…
あらすじ…
千葉県をホームタウンとするプロ野球チーム「千葉パイレーツ」は,その名のとおり,千葉県出身の選手のみで構成されたチームであるが,あまりにも選手の個性が強すぎてチームとして機能せず,万年最下位であった…それどころか,草野球チームとの試合にすら負けることもあり,優秀な選手も獲得できず,一時期にはセカンドを守る選手がいなく「8人」で試合をしていたこともあった…(実際はスタメンが足りない場合は,試合も不戦敗になるが,ギャグ漫画であるため,問題なく試合が行われていた)…
そんな惨状に対し,やはり千葉県出身で高校中退の「冨士一平」は,自らの左腕で常勝チームに変えるべく「パイレーツ」に入団することになる…しかし,そんな熱血少年である一平は、犬井犬太郎らパイレーツの選手にとっては。「いじり甲斐」のある人物に過ぎなかった…
【本日の体重】 : 88.2kg(ダイエット開始から1年と43日目:-16.5kg)