EMI’Sーベルギー日記ー

リコーダー奏者EMIのブログ、2005.11.09開設。気ままに綴るブログです。
ただいまブリュッセルにてサバイバル中

校長先生、音楽担当の先生、学級担当の先生、リコーダーを愛好する皆さま

2006年06月21日 | 演奏会
2006年8、9,10に第40回夏期リコーダー指導法セミナーが行われます。
教育に携わる先生方、愛好家の皆さんにこの楽器の魅力を伝え、技術を高め、また児童生徒に音楽の魅力をよりよく伝える方法を体験してもらうというものが毎年東京リコーダー協会主催で行われています。

場所はホテル・アウィーナ大阪でございます。
詳細はメールにてご案内させて頂きますのでお気軽にどうぞ。

さて、私はこの講習会の終わりのコンサートに出演致します。

7名の関西を中心に活躍しているリコーダー奏者5人と、リューティストとガンビストが出演し、ルネサンス、バロック、現代音楽などリコーダーのレパートリーを一気にご紹介いたしますよ。
ドソロあり(私です・・・罰ゲームみたいです・・・違いますけどね)
ソロソナタあり、トリオあり、リコーダー協奏曲あり、ポップスあり、、、
ちょっとお祭りみたいで楽しみです!!!


さて、もう一年以上経ちましたか??
リコーダーアンサンブルをはじめました。
スタートしてから人数やメンバーも少し代わりましたが、
今は関西を中心に活躍する若手リコーダー奏者4人で練習に励んでおります。
今のメンバーとなり練習をはじめたのは、いつだったか・・・・(すぐ忘れる・・・)
毎回の練習は楽しく、幸せな時間を過ごしてきました。
今回の仕事がこの4人では初仕事♪

リコーダーカルテットは私の最も好きなアンサンブルの1つです。

今回リコーダー4重奏の現代曲に挑戦いたします。
現代曲に真剣に取り組む機会はほとんどなく私にとっては
今かなり新鮮で面白さを感じています。

広瀬量平さんの「イディール(田園詩)1 4人のリコーダー奏者のための」
です。

この曲は、リコーダー独特の透明感があり、その中でも靄がかかったような
神秘的な部分は美しく、とても幻想的な要素が沢山つまっています。

そういうものを表現するのはバロックを表現するのとは全然違い、
自分には向かないと決め付けていましたが、
いざ取り組むととても難しく、刺激的です。
イマジネーションを最大限に働かせ、自分をいかにオープンに出すかというような感覚かもしれません。

バロックはそれに比べて、様式という概念の強い束縛があるとより感じました。
現代音楽の方が、様式という事でいえば束縛はありませんが、
また別の束縛感はありますが、それが何なんだか、今まだよく自分では理解できていません。。。あ、なんか意味不明の文になってきてしまいました。。。

とにかく、今毎日毎日、このイディールの冒頭部分が頭によぎるのです。