猫の日暮らし

大阪南河内でTNR、保護、啓発活動をしています。
不幸な命をうみださない社会をめざして。

6月のTNR活動 2匹のTNRとパリスの仔猫の保護

2017-06-14 22:22:45 | TNR活動とその他

どうぶつ基金さんのチケットを今月5枚いただくことが

できましたので、今月のTNRの予約をいれました。

日曜日はメインの餌やりさんが来られませんので

絶好の捕獲のタイミングなのです。

TNR24匹目 茶トラオールドくん

情けない顔してますが、ここらのボスでマリアちゃんとパリスちゃんの

仔猫の父親と見られます。ここは雄が少なくハーレムです。

餌やりさんにかわいがられ、餌やりさんには抱き上げることができます。

日曜はお腹がすいていて、すぐに捕獲器にはいってくれました。

TNR25匹目 第2現場の茶白 雌 堕胎1匹でした、、、。

1匹の妊娠もあるのですね。

新入りだそうで、なんとなく若い雄猫かと思ってたのですが

妊娠してお腹がすいてたようです。

マリアちゃんの横に埋葬しました。

はやく餌場に、はいれるといいのですが、、、。

 

翌日午前中、病院へ迎えにいきその足でリリース、現場をのぞくと

すぐ近くにパリスの仔猫が寝てるー

なんて無防備な〜

ただフェンスの向こうなので近づくとみんな奥へと逃げました。

目がくっついて逃げらず立ち止まっていた茶白だけ手づかみで保護。

目が腫れ、目の上にも傷あとが、、、

体は傷だらけ、、、引っ付き虫もくっついています。

ここはごみもありますが、一面野バラが生い茂っていて

私たちも中に入ると傷だらけになりましたので

仔猫も刺がささって、とても痛かったと思います。

そして空気砲で怒ります。

でも、ごはんはすぐに食べ、すりごろになりました。(笑)。

兄妹に1匹いる、天使のような茶白ちゃん。

体重373g 2回ごはんを食べると夜には420gになってました。

夕方、仔猫の保護に向かいますと

わたしのこねこにごはんをあげたいの!

パリスちゃんが仔猫を連れてきて、お披露目してくれました。

もう離乳なので、ごはんをあげてほしいそうです。

鶏肉を与えるとくわえて仔猫に食べさせます。

仔猫もとてもお腹がすいていそうでした。

ママがいると安心して飛び跳ね、母猫にすりすりします。

マリアちゃんが子育てをしていた土管の付近に連れて来ています。

いい隠れ家なんですね。

みんなここで子育てをするそうです。

パリスは3回目くらいの出産だそうで、ベテランママです。

仔猫は全員土管に隠れましたので、すぐに捕獲できました。

パリスが鶏肉をくわえて、仔猫を探しに奥の茂みにいったすきに

捕獲したのでまったく気付いていません。

仔猫を呼んで奥に探しにいったり、何回も土管をのぞきます、、、。

そんな姿とてもせつないです。

わたしのだいじなこねこがいないの、、、

ごめんね、、、。

本当はもっと仔猫と一緒にいさせてあげたいけど

ここにいると危険なんだよ。

餌やりさんもそんなパリスの様子を見てかわいそう〜

でもこれでいい

ここにいたら仔猫はみんな死んでしまうと言われていました。

もう仔猫は安全なんだよ。

飢える事もないし、雨にあたることもない

狸やカラス、車の事故にもあわないよ。

病気も治してもらえるよ、幸せにするからねと伝えました。

悲しいけど、猫を幸せにできるのは、人間でしかないのです。

茶トラ雄487g タオルシャンプーをすると真っ黒!!

目やにもひどい、目の周りも真っ赤かです。

麦わら449g 尻尾ストレート 目きれい

くしゃみさんに似てるような〜

麦わら雌454gかぎ尻尾 目きれい 

涙目なのは点眼のせいです。

キジ雌長毛470g 目やにひどい ぱりぱり

白いふけがあると思ったらシラミだそうです、、、。

(シラミつきははじめてです)

でも、みんなパリス譲りで毛がふわふわです。

元気になったら美猫になりますね。

次の日はしとしと一日中雨が降りました。

全頭保護できてよかったです。

雨にあたっていれば、もっと状態は悪くなっていました。

でもこの現場にダリアちゃんの仔猫を1匹だけ残してるのが

とても気がかりです、、、。

1匹で寒いだろう心細いだろうとみんなで心配しています。

お目目はくちゃくちゃだけど

茶トラブラザーズはよく食べよく遊びます。

麦わら姉妹はクール じっと様子をみています。

あまりガツガツ食べませんので、ミルクをシリンジで飲ませました。

長毛キジちゃんも食べなくなり、動きも緩慢で心配しました。

こんな小さな子でも保護直後は環境の変化で食べない子もいます。

それに、仔猫は急変しますので、注意が必要です。

すこしでも調子が悪ければ、すぐに病院にいかないといけません。

体重の増減にハラハラします。

 

また保護先へと移動し、病院へ連れて行ってもらいました。

診察を受けると、しらみに真菌、猫風邪により発熱もあったそうです。

ここはごみの隙間の中、雨ざらしでの育児となり

仔猫の体力は限界だったと思います。

早めに保護が出来てよかった。

パリスも仔猫を連れて来たのは助けてほしかったからかもしれません。

今は5匹で元気に遊んでいるそうでよかった〜。

 

もうすこし体調が安定し、駆虫がすめば

ウィルス検査やワクチン接種をして、里親さん探しがはじまります。

保護主さん、一時預かりさんのおかげで

ここの現場、3匹の母猫マリア、ダリア、パリスから

13頭の仔猫が保護されました。

こんな仔猫を元気にして里親さんを探す事はとても大変なことですが

仔猫が幸せになってくれる尊いボランティア活動です。

一時預かりという形で猫を救うボランティアも募集されております。

興味のある方はぜひ、説明会もあります。

預かりさんが増えればそれだけ猫を救う事が出来ます。

ぜひお願いします!

ママ、僕ひとりでお水も飲めるよ!

みんな元気に育って、幸せの列車にのれますように〜

 

 

私たちは公益財団法人どうぶつ基金(佐上邦久理事長)が主催する

「さくらねこ不妊手術事業」の協働ボランティアです。

今回さくらねこ不妊手術事業を行うにあたり、公益財団法人どうぶつ

基金から2頭の不妊去勢手術費一部を負担していただきました。

公益財団法人どうぶつ基金に寄付をしていただいた皆様に

心より感謝申し上げます。

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どうぶつ基金のみなさま協力病院のみなさま
 
心より感謝申し上げます。
 
  

 

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仔猫たち元気に大きくなぁれ〜

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