猫の日暮らし

大阪南河内でTNR、保護、啓発活動をしています。
不幸な命をうみださない社会をめざして。

ビフォーアフター⑤シアツシマ物語

2024-03-30 14:52:54 | 2023年里親募集猫
#ビフォーアフター

シアツシマ物語




2022年1月雪のちらつく寒い冬の日
ごはんをあげても入り口に
張り付いてるツシマを見て
そろそろ保護と考えてはいたんですが
今日保護しようかと母と相談して
2匹を抱っこで家に入れました。

長く外にいたシアは1週間
大絶叫の夜鳴きでした。
そのあとは別に外に行きたそうでも
なくなりました笑。
お外は寒いね。
ごはん待ち


うちはいつも保護猫がいて若くて人馴れしてない猫に
里親さんを見つけては、次の猫を保護してましたが
うちがお世話してる若くもないけど
人馴れしてるこの子たちを
いつか幸せにしないといけない
と思ってはいました。

シアはもうこれが最後のチャンスかも。
長期保護が予想されるので
なかなか踏ん切りがつかなかったんですよね。

ようやくいろんなことが落ち着いて
今ならなんとかなるんじゃないか
といいタイミングが訪れました。





シアは7歳くらいだったし、ツシマはエイズキャリア。
その後シアは6月にトライアルに行き
環境に馴染めず帰ってきて
ツシマに頭突きをしてるのを見て
今の保護環境下は2匹でないと
ツシマが寂しがるので
2匹譲渡縛りにしての募集となりました。

結果、1年2ヶ月の保護期間となり
思ったより幸せになるのに
時間がかかりました。

シアツシマは人のいない家でのお世話なので
なかなかに大変なものがあるんですよね。
シェルターは甘えたさんは寂しがるし
人馴れしてない猫は人馴れしない。

シェルター管理は大変で
忙しい時はごはんをあげて
トイレ掃除だけなんて日もあります。
ごはんも災害などで
もし行けない時のことを考えたら
多めに入れてました。

部屋はあるけどお世話負担があるので
うちはシェルターは一時的にしか使わないです。
火事になったらとかつい考えてしまう。
自宅は隔離部屋がないので
キャリアっ子が連れて帰れないんです。

そんな中、シアツシマは一年ほど
譲渡会に通いました。

大阪の一番端の山から1時間かけて
月2回譲渡会にお出かけするのですが
この2匹は道中大声でずっと鳴いていて
ツシマは車中でほぼ排便排尿をするので
トイレ付きのケージに入れての移動でした😂






それが今は日当たりのいい広いお部屋で
里親さんご夫婦の寵愛を受けてのんびりまったり。
2匹でにゃんプロをしたり日向ぼっこをしたり
時には走り回り、シニアの割にはシアは元気😺
ひっくり返って寝ています笑。

ツシマはベッタリの甘えたで奥様の枕元で寝て
シアはツンデレですがご主人様の耳元でニャーと
大きな声を出したり、たまに甘えたりと
たくさん可愛がってもらって
里親さんもそんな猫との暮らしを
楽しんでくださっています。

迎えた日をシアとツシマの誕生日として
5歳と9歳のお祝いをしてもらいました🍰


甲羅干しだにゃ!

幸せだにゃ!
シアはツシマが大好き!


なんて幸せが待っていたんだ!
いやー苦労した甲斐がありました。
母ともほんとによかったね、ありがたいね
とこまめに様子を教えてくださる里親さんに
ほんとに感謝していました。

シアは活動の1番最初から外でお世話してた
猫なので、特に感慨深い。
ツシマもほんと甘えたでかわいくて
シェルターでのお世話は帰るとき
察して膝に乗ってくるので可哀想でした。

2匹はすごくかわいい。
幸せになれないなんておかしいと思ってたんです。





僕のお膝!


そんなにお世話してたら手離すのは寂しいでしょう?
とよく聞かれるんですけど、もちろん寂しい!

でもそれ以上にこの子たちにもっといい環境下で
たくさんの愛情を受けて暮らして欲しい
というのが強いんですよね。

幸せになれるのは元気で輝いて生きている今だから。
保護猫は歳をとり何か病気などがあれば
里親さん探しは難しくなっていく。

保護の環境は与えてあげられるものは最低限の暮らし
保護期間は短い方がいい。
2匹が幸せになってくれてほんとに嬉しいです☺️

#幸せになりました
#リブライフ譲渡会
#保護猫の幸せ探し
#猫シェルターのお世話は大変
#保護活動は四苦八苦
#余裕がないとできない
#猫はたくさんの愛情がいる
#猫を飼育するのに環境が大事
#無理のない活動にしたい
#庭猫もいつか家猫になれますように
#長文を読んでいただきありがとうございます
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3/24猫ともクラブありがとうございました!続き

2024-03-29 21:50:14 | Cat'sdaylife.物販、啓発活動、猫ともクラブ
参加者が多かったので盛りだくさんの内容がありました。




✔︎母猫が捕まらない、捕獲のプロに相談
✔︎情がわいて保護した子猫を飼おうかと考えている
✔︎地域猫活動をはじめてから子猫は産まれていない
✔︎地域猫活動は生命の尊重、住環境をよくすること
✔︎前から猫が増えているところ、地域猫活動に登録して
お手伝いにはいることになった
事後承諾となったので早く取り組めそう
✔︎地域猫がいなくなって心配してたら保護されて
家の猫になったことを知りうれしかった
✔︎19歳の猫が飼育不能となり身内でたらい回しになっている
✔︎困った時、災害時助けあえるコミュニティを作っておくことも大事 
✔︎迷子猫を捜索中 カメラを10台設置 
ポスティング、捜索中置き餌をたくさん見かけた
✔︎不妊手術をしない、内外自由飼育などの
不適切飼育の人への関わりは一般市民には難しい
行政の協力、福祉との連携
✔︎隣の地域猫活動をしていない町会の啓発について
✔︎松井式捕獲器について使い方 
改良されていっており軽量で安価であることが特徴
✔︎地域猫活動で手術の必要性など
少しづつ認識も変わってきた 
搬送の問題がある
✔︎ペット防災 自助共助公助 
平常時にできること
✔︎大阪ねこの会 3/31大阪市城北公園にて
新宿区の元行政職員高木氏による
地域猫活動セミナーがあります。
要予約







猫ともクラブはみなさんが抱えておられる問題を
可視化することができ情報共有
地域のネットワーク作りとなっています。




地域猫活動は住民主体の長期的な対策となり
すぐに解決するわけではなくてすごく時間のかかる活動です。
それでも人は知ると行動できるようになり
人が変われば行政も変わり制度ができて
町が変わり社会も変わる。






餌やりを咎めてた方が地域猫活動を展開されて
猫ともクラブに参加してくださっています。
実際に不適切な餌やりで置き餌があるんですね。
適正な餌やりができるよう
地域猫活動を進めていきたいです。
まだまだ知ってもらうことが
必要です!

猫に迷惑を受けてる方も町のため人のため
増やさないためにやってると知れば協力してくださる。
動物愛護ではなく地域の環境問題
人の問題にした方が地域の協力が得られやすく
その結果猫も救われるんですね。

31日の地域猫セミナーで学びませんか☘️




次回は5月の開催となります。
子猫が産まれてくる季節です。
団体が保護してくれると思われがちですが
基本ご自身でできることはなんとかする
という気持ちがないと解決していかないです。

お金もかかる、里親探しは大変
保護団体に猫を保護してもらうことも難しいです。
保護しないでいいように
自分にできることをやっていくしかないです。

当会は啓発団体となります。
そのやり方であれば知ってること
経験したこと伝えられます。
お急ぎの場合、南河内ねこの会HPより問い合わせください。
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3/24猫ともクラブありがとうございました!

2024-03-28 23:51:31 | Cat'sdaylife.物販、啓発活動、猫ともクラブ
猫ともクラブありがとうございました!
15名ほどお集まりいただきました。




はじめに13団体の登録団体からなる
地域猫活動協議会の設立について
副代表さんからご説明いただきました。

地域猫活動をするにあたって行政の協力は必要不可欠
2021年より始まった飼い主のいない猫対策事業は
活動しやすいように手術費用に加えて
ワクチンの費用も助成してくださったり
事業計画がなくなり事後承諾となったりと
制度を改正してくださっています。

行政への支援、要望などを協議する団体となります。
行政と円滑に協働して
地域猫活動のさらなる発展につながるといいですね。






次に公園課が作ったポスター
置き餌をすると近所迷惑になるのでやめてください
と言う内容なのですが
以前その後に続く見守ってくださいという
文言が消されてしまい
餌をやるなと言われるトラブルが起こっています。






去年文言の是正を公園課にお願いしたそうなのですが
板挟みになってるから仕方がない
と変更されていないそうです。

昨日公園に見に行ったらまだありました。
地域猫活動をしてる市がつける
看板としてふさわしくない
中立公平ではなく対立構造をつくっている
公園課も地域猫活動の勉強をして欲しい
との意見が出ています。

餌やりトラブルで暴行事件が起こってからでは遅いです。

猫のことは環境衛生課のワンストップ窓口
になったはずなのですが
公園での餌やり苦情が多いようで
その対処でつけられているようです。

公園は住民以外の人も利用しますので
地域猫活動を知らない人も多いと思います。
苦情のあるところは置き餌もしていないし
掃除も草引きもしている。

どんな苦情なのかは教えてもらえず
対処もできないと言われてました。


否定や排除ではなく、具体的な文言の看板の設置
苦情に対してその解決方法である地域猫活動を
もっと積極的に啓発していきたいですね。

被害に対して対策もしていきたいです。
置き餌をしないことはとても大事です。
食べ残しの餌や餌やりによるゴミを持ち帰りましょう
と自発的な行動を促して欲しいです。

草加市の看板見本にしたいですね☘️
看板はトラブルを防止し
マナー啓発になるのですごく大事です。


こちらのねこから目線さんの記事を読んで欲しいです📰

藤井寺市の横山議員が参加してくださり
藤井寺の取り組みを教えてくださいました。
藤井寺はどうぶつ基金の行政枠を使い
1000匹のTNRを行ったそうです。

TNRや周知もずいぶん進んできたそうですが
これから飼い猫も含めて
手術を助成する仕組みづくりが必要で
その財源はふるさと納税がいいのでは
とのことでした。






行政はなかなか動いてくれない
と言われることが多いですが
行政もやはり人なので苦情ばかりいってても
やってはくれないんですね。

いろんな人の意見を聞いて中立公平でないと動けない。
猫のことだけをやってるわけでもなく
日々多忙であることも理解して
協働できる関係づくりからはじめたいです。

市民が暮らしやすい街づくりが
行政のお仕事となります。
まず行政に知ってもらえるよう
自分の活動内容を伝えることからはじめよう。
あと数はパワーとなります。
団体活動や市民の啓発も大事なんだと思います。

長くなりましたので続きます。

#猫ともクラブ
#南河内ねこの会
#富田林市
#地域猫活動
#餌やり看板
#啓発大事
#排除ではなく共存
#置き餌禁止
#猫の問題は環境問題
#いつも長くてごめんなさい
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ビフォーアフター④元母猫エマちゃん

2024-03-27 22:42:30 | 2024年 里親募集猫
#ビフォーアフター

エマちゃんは元母猫さん



元母猫は正直譲渡が難しい。
子猫は保護して親猫はリターンするのがセオリーです。
なんせ気が強い😅
みんなシャーパンと人馴れに時間もかかるし
人馴れしてもツンデレで里親さんがつきにくい。

子育てをしていたエマちゃん

お世話してたお母さんにはけっこうなれてた


イカ耳といいます。
うちでは多頭環境からか甘えず、、、


ここの現場はミライちゃん親子が
とびきり幸せになりました。
ミライちゃんは人馴れしてて
家に入ってくるような猫だったから
保護したのですが
その前にリターンしてお世話してた猫が畑で
ひとりで亡くなってしまったんですね。

その姿を見てお世話されてたお母さんが
エマちゃんをもう外には出したくない
飼い猫にしたい
里親さんがいなかったらうちで飼う
と言われるので保護した経緯がありました😅

その後もう1匹お世話されてた猫も
家に入れて飼育してくださってます。

ここの地域は畑が多い昔ながらの地域で外猫は害獣扱い?
餌やりの理解を得られるのはまだまだ難しい。
こそこそとお世話するのがしんどい。
地域の人に気を使うなら家族に理解を求めて
家に入れた方がよほど気が楽といわれてました。

ところが家族のお父さんは猫が好きではなくて
キリがないと非協力的はあったのですが説得して
玄関にケージを置いて人馴れもしっかり進めてくれて
病院にも娘さんに頼んで連れて行ってもらって
ケアをしてくださいました。

だから私たちも里親募集を手伝う
ことができたんですね。
保護には覚悟がいります。
丸投げじゃないから幸せに繋がったんですね🙆

こんなに幸せになってくれたなら
保護してよかったと思います😄
特に母猫はただ保護するだけで
里親さんは簡単には決まらないです。
努力がいります。
こうやって猫は幸せになってくれるんですねー👏

母猫もどんどん若返っていきます。
今はエマちゃんは人のそばが大好きな
ベタベタ甘えんぼさんです💕
ほんとに母猫だったかな?と思うほど
シャーシャー猫も甘えんぼさんになっていきます。
これはほんとに迎えてくださる
里親様のおかげなのです🙇

里親文化は素晴らしい!猫を救います。
猫を幸せにできるのは飼い主さんです。
もっともっと幸せな猫が増えますように🌸
保護猫を家族に迎えてね。

#リブライフ譲渡会
#幸せ報告
#適正飼育をしよう
#猫の幸せは飼い主次第
#里親文化を広めよう 
#里親になること
#猫を幸せにするのは飼い主さん
#人も猫も幸せに暮らそう
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ビフォアーアフター③黒豆きなこ兄弟

2024-03-26 22:09:05 | 2024年 里親募集猫
ビフォーアフターシリーズです。
おそらく観光地に捨てられた2匹
保護される前と保護してお家が見つかった
後では、まったく違う生活なんですね。
猫の幸せは飼い主で決まります。

2022年の秋、観光客の足元で
ご飯をねだる姿を目撃してしまい
これから雪も積もる地域だったので
保護となりました。




お弁当を食べている人の足元に
物欲しそうにいる2匹

ご飯くれないかな?





保護家ですこしづつなれてきました。
顔似てない〜笑。

話を聞くとここの施設の方は猫が捨てられて
観光客に餌をねだって困ると保健所などに
連絡しても引き取ってもらえなかった
と言われてました。
対策に遺棄防止啓発ポスターを
はってくださいました。

保護が難しいようであれば
これ以上増えないように
TNRしてお世話することなどを説明したものの
再訪するとまた観光客の足元にいて
これから寒くなるのに落ちてる子供用の座布団に
2匹で座ってる様子をみると
「もうリターンはできないな」
となるのが猫好きの心情なんですよね😂

それにちょうど寒波もきてました。
日本全国こうやって捨てられた猫がいて
わたしはどこにも行けなくなってしまいました。
散歩とか街歩きとかしたいんですけど
これからの時期、ほんとに猫と会ってしまう。
春は特に引きこもってます😅

保護は簡単じゃないんですね。
でも見てしまったら
脳裏に焼きついてはなれない。
病気かな笑。
話がそれましたが
他にも懐こい猫がいたそうですが
残ったのは怖がりさん😅

他の誰かが連れて帰った猫も
幸せになれてたらいいけど
中途半端にまたどこかに捨てられてたり
繁殖してたりするんですよね。

こうやって猫の心配ばかりしてます笑。

キナコは超甘えん坊になってしまいました。

マメくんはマイペース



猫が落ちている笑。


キナコはマメくんの場所
ばかり行ってうざがられます笑。
寒空の元、肩を寄せ合って生きてきた兄弟


今は幸せ家族ができました!

キナコと黒豆は怖がりとはいうものの
生粋の野良ではないようで
次第に慣れてくれました。
家に入れたらだんだん甘えたになり
里親さんの元でデレデレになりました。
里親さんはいつも優しく
話しかけてくれるんですよね。

そりゃそうなるわと思いました。
特に雄猫は女性に弱い。
猫ってそんな生き物😂

捨て猫が絶えないこの日本
捨てないといけない人にも
理由があるんですよね。
不妊手術をしていなくて増えたとか
引越しで飼えなくなった
高齢者さんが施設にはいるからとか
どれも予測できたことばかり。

猫の寿命は今や20年です。
最後まで責任を持って飼うことが大事です。
それができていない人が多いし
そういう人は自分の都合を優先しがち。

適正飼育ができるよう周囲のサポートが
必要なんだとも思います。
春は引越しのシーズンで繁殖期
何事もなく穏やかに過ごせますように🌸

遺棄は犯罪です。
見かけたら通報をお願いします。
飼えなくなった方は
あちこちに相談してみましょう。
必死で里親さんを探すしかないです😣
命を捨てないでください。

#リブライフ譲渡会
#幸せ報告
#命を捨てないで
#遺棄は犯罪です 
#里親さんを探しましょう
#適正飼育をしよう
#猫の寿命は長いと20年 
#繁殖制限の大切さ 
#完全室内飼育
#猫は家族👪️
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