前回の続きです。
ここの場所には猫に手術をしましょうとかかれています。
うちから車で30分ほどのとなりの市になります。
餌やりをやめるよう促すうちの地域とは一歩進んでるのですが
なぜだれも手術をしないんでしょうか。
ボランティアさんもいないのでしょうか。
ここの近くに大きな公園があるのですが
一度TNRをして、あとの管理はどなたかがおられるのか
分かりません。流入猫も多いようで、あまり
管理されていないのかもしれません、、、。
個人の猫ボラって横のつながりがあまりないんですよね。
少し離れた所になつこい耳カット猫がわたしたちをみて
急いで寄って来てくれました。
餌もってなくてごめんね、なでなでしときました。
里親さん探せそうなくらいかわいいです。
捨て猫なんでしょうね、、、。
大きな公園は捨て猫が絶えません。
ここの餌やりさんに会いました。
餌やりさんは、日本語がそこそこ話せる外国人です。
見た目は強面ですが、話すと優しさが伝わります。
いつも笑顔で、猫の事をよく把握しています。
お皿がないのですが、餌がちゃんとした猫の餌でよかったです。
缶詰に鶏のゆでたものもあり、落ちているちくわやめざしより
上質な食べ物です。仕事の日に朝晩あげてるそうです。
お金かかりますねというと、かかるーと笑っていました。
お昼間にあった高齢女性は10日に1回来ると言われていたのですが
残飯に鰹節、ちくわをかけたものでした。
やんわりと安いものでいいので猫の餌にしてくださいと説明すると
わざわざお金はかけられないそうで、もうやめといたほうがいいね
と理解してくださり、片付けて帰ってくれました。
こういう残飯はカラスやたぬきの餌になっていて
夏は腐るし、虫が来るし、不衛生ですね。
餌はきちんと猫が食べ終わるまでみておいてくださいね。
猫が食べてない事が多いです。
餌やりさんの餌の時間になると、見た事のない猫が続々と出てきます。
もう1つ現場があるそうで
ここにも10匹くらいの猫があちこちからきます。
さっそく捕獲を開始しました。
こんなに多いと他の猫に見られないように捕獲を進めていかなければ
なりません。
キジ猫 雌 2〜4歳くらい
このキジ猫が産後1週間で餌やりさんが子猫が待ってるから
リリースしてあげてといいます。
顔を見ただけで、はっきり、そう言ってました。
子猫の頃から世話をしているのでだっこもできるそうです。
ここでリリースすると再捕獲は困難になります。
手術してすぐに返すというと餌やりさんが承諾してくれました。
ここで餌やりさんともめてはTNRはすすみません。
約束は破れませんので、病院を探しまくりました〜
ところがこの猫、母乳がでていません。
乳首がでてないので捕獲したんですよね。
もう子猫はいないのでしょうか、、、。
黒白猫 雌 1歳くらい
4匹の堕胎となりました。
キジ猫 雌 1〜2歳
この子も産後1週間、母乳が分泌しておらず
子猫はもういないだろうと先生の判断でした。
でもでっぷりとしたお腹です。
大阪ねこの会の一斉手術の前だったので
知人の枠にお願いして、3匹連れていく事が出来ました。
急いでいたので、とても助かりました。
ねこの会は手術もワクチンものみとりも無料になるので
ほんとに大助かりなんです〜。
大きなお腹にみえる猫たち
産前の猫のお腹は横に張り出しています。
産後の猫は垂れています。
授乳していれば乳首がはれています。
ここは産後の猫が多そうです。
でも乳首を吸われた様子がないのです、、、。
どういうことなんでしょう。
たぬきも多いので、なかなか育たないようです、、、。
4月のTNRは、産前産後が入り乱れていて
難しいです、、、。
私たちは公益財団法人どうぶつ基金(佐上邦久理事長)が主催する
「さくらねこ不妊手術事業」の協働ボランティアです。
今回さくらねこ不妊手術事業を行うにあたり、公益財団法人どうぶつ
基金から3頭の不妊去勢手術費一部を負担していただきました。
公益財団法人どうぶつ基金に寄付をしていただいた皆様に
心より感謝申し上げます。