あいにくの雨でしたが
富田林市より9名
大阪狭山市より1名
羽曳野市より1名のご参加でした。
お忙しい中、ありがとうございました。
今回もいろんなお話がでました。
*毎日の餌やりの大変さ
*理解を得られないつらさ
*手術するお金の捻出
*病院が遠い
*置き餌をする餌やりさん
*適切な餌やりもとがめられる
*毒餌をまくなどの虐待事件が堺で起こってる
*多頭飼育崩壊が起きたらどうするのか
*不適切な餌やり禁止看板問題
*相談が丸投げであることが多い
こんな内容だったでしょうか。
まずはじめて来てくださった方が
私たちの活動はどんな内容なのか
見に来たと言われていました。
そしてTNRすることの大変さ
をいわれてました。
猫を捕まえること
はじめての方には難しく思えると思います。
こちらでは捕獲器も貸せますし
方法、コツなんかはお教えできます。
できたらご自身でがんばってもらいたいです
そしてお金もかかります。
ここは行政にがんばってもらいたいです。
1匹でもすこしづつでも
手術につなげてもらいたいと思います。
今年度より富田林市は
外猫に助成が出るそうです。
詳しい内容は私たちも知らないので
行政にお問い合わせください。
猫の相談は環境衛生課です。
こうやって外猫問題に取り組んでくださること
大変うれしく思っています。
ありがとうございます!
遠い病院に運ぶってけっこう大変なんです。
朝晩と2回搬送で、一日仕事だなと思います。
仕事のお休みでないといけないし
車もいります。
車のない方、家族、友人、知人
できる人が協力しあえたらと思います。
保護もそうです。
保護してくれるところはなかなか
ありません。
ご自身でがんばるしかない。
私たちも外の猫保護することができないから
TNRしてお世話をしています。
どうしても保護が必要と感じるなら
まずは家族、友人、知人に
周りの方にお願いしてほしいです。
医療費もお世話代も負担お願いします。
飼えないのなら里親さんを探すことで
命を救えます。
うちは保護団体ではありません。
保護団体はどこもいっぱいなのです〜
保護の方法や里親募集の方法は
教えてもらえます。
また餌やりも適正な餌やりと
不適切な餌やりがあります。
適正な餌やりも餌やり悪となっていて
まだ不適切な餌やり禁止看板もありますが
餌やりは法律で禁止されていません。
ただしマナーを守ることです!
私有地に無断ではいらないでください。
置き餌をしないでください。
猫が悪者になって排除されてしまうのです。
富田林市では餌やりマナーを
啓発してくれるようになりました。
ですが、置き餌や巻き餌
餌入れのゴミなどが
散らばって残っているような
不適切な餌やりは地域に嫌われ
手術をしたとしても、苦情が続きます。
それに対して適切な餌やりをされてる方が
見つけたら片付けるという作業もされています。
また片付けボランティアをされてる方もいます。
説明をすると分かってくれる人もいるのですが
頑固としてやり方を変えれない人もいます。
結局、この問題は地域の猫問題に
地域の人が関わっていないことが
起因してるのではないかと考えます。
猫の問題をすべて餌をあげてる方に
解決はできないです。
餌やりさんは高齢者さんが多いです。
例え地域の方が餌をあげないでも
遠くから、見かねた方が餌をやりにきます。
夜中に来る餌やりさんを追い払うのは難しい。
怒られるから、また置き餌になり
猫を呼び集めてしまいます。
話をしても、餌やりさんはお腹をすかせた
猫をどうしても見捨てることはできません。
不適切な餌やりなど猫の問題で困ってるなら
地域の方が猫の問題の解決方法を理解して
主体でTNRを進めること
猫のお世話をすることが大事です。
餌やりや清掃、トイレの設置など
ルールをつくって活動します。
外部からはできない部分です。
先ほどのTNRも地域の方が数人で協力し合えば
お金の負担もすこしですむし
車の搬送ができる人、捕獲ができる人など
協力し合えます。
みんなの負担を軽くすること
それが地域猫活動です。
きちんと地域で猫のお世話をしてると
外から餌やりさんを
呼び寄せないと思うのですが
どうでしょうか。
7年前くらい東京の谷中に行った時
「ここの猫はボランティアが
お世話をしてるので餌を与えないでください」
という看板を見たことがあります。
すごく進んでると思いました。
外から来る餌やりさんは餌をもらえてない
猫を不憫に思って毎日餌を持って
来られると思うのです。
地域でお世話されてるなら
わざわざ夜中に来ないと思います。
猫の問題には地域猫活動が有効です!
それには市に地域猫活動という制度が必要です。
地域猫活動は猫の苦情があったときに
行政が地域に啓発していきます。
主体は地域住民
猫ボラはあくまでもお手伝いです。
地域猫活動の啓発は私たちが
いくらいい活動だと謳っても
ただの一般市民の少数派の猫好きおばさん
の意見だと思われて
そんな大変なことはできないと
言われてしまいます。
善良なる大多数の市民は行政がいうことは
一般常識、正しいと思うものなので
行政に最もがんばってほしいところです。
それにこれはここの地域だけの問題ではなく
全国ですでに行われてることです。
環境省も推奨しています。
2009年より地域猫活動をされている
練馬区では行政の担当職員が
相談をうけ、現地調査をして
地域猫活動の説明会を開くんですね。
先日ねりまねこさんのシンポジウムが行われました。
どうかyoutubeにありますので
ご覧になってください〜
すごく勉強になりました。
お隣の堺市でも地域猫活動が
議会にあがっていました。
地域猫活動の申請をもうすこし簡易化
するほうがいいのでは
という意見でした。
あまりにハードルが高いと
地域猫活動は進みません。
地域の啓発もボランティアがやるのでは
ノーと言われたらできないということになります。
また高齢者の多い町では自発的にがんばる
ボランティアもほぼいません。
また猫の繁殖力のスピードに負けてしまい
猫が増えてしまいます。
スピードを上げるために
行われています。
その街にあったよりよい方法で地域猫活動を
どんどん進めて早く終わらせたいです。
こちらの地域は地域猫活動が始まっていません。
東京の練馬区では2009年からの
地域猫活動の成果がデータとして残っています。
もうやり方はマニュアル化されています。
これを真似て参考にすればいいと思うのです。
TNRしてると分かりますが
ちゃんと継続管理をすれば
地域猫活動をしなくても
猫は増えません。
緩やかに減少していきます。
ただそれを地域の方に知ってもらい
理解してもらう必要があるのです。
そうでないと地域住民は猫がいる
餌をやってると苦情が続くのです。
地域住民は当事者意識がなく
TNRや地域猫活動の意義をしりません。
地域猫活動を住民に知ってもらい
理解と協力を得るのです。
猫の問題は街の環境保全問題ともいえます。
猫で対立構造を作って
地域でトラブルとなることは
地域にとってよくありません。
虐待も多発しています。
岐阜でおこったホームレス殺害事件を
ご存知でしょうか。→記事
起こるべくして起こった事件であると思います。
わずかな収入で猫のお世話をされていた81歳の男性を
夜中に大学生に集団で襲われ
女性をかばって命を落としました。
私はこの事件が悲しくてたまりません。
こういう事件の加害者の4割近くが
子どもと若者
なんだそうです。
小さな命の軽視の積み重ねがこのような事件を
起こしてしまったのではないでしょうか。
住み良い街をつくるのは主役は住民です。
子どもたちのために
命に優しい明るい未来を
みんなで協力し合って
築いていきましょう。
次回は5月末30日の日曜開催となります。
そして、お隣の大阪狭山市でも
猫ともクラブを開催されます。
猫ともクラブイン大阪狭山市
4/29(木)さやかホール 大会議室S
13:30〜15:30までです。
ぜひお集まりください〜
楽しく猫の話をしましょう。
いろいろ書きますが
猫の活動はおもしろいです。
猫ともさんは、みんな優しくていい人ばかり
こうやってたまに会えるのがうれしいです。
みんなの力で社会を変えることができます。
人と猫が平和に暮らせますように〜
不幸な猫がいなくなりますように〜
一緒に夢を実現させましょう。
長くなりました、、、。
読んでいただきありがとうございました。