ねりまねこさんの活動は、ほぼご夫婦ふたりの活動なんだそうです。
練馬区は広く、活動地域が年々広がっているそうです。
年間TNRが100頭、保護譲渡が60〜70頭
6年半で722頭の登録した猫が389頭にまで減りました。
産まれる事はないので、寿命や事故などで減っていきます。
収支は、TNRも保護譲渡もなるべく受益者の負担にしておられます。
地域猫推進ボランティアさんは、保護はしません。
保護は誰にでもできる活動ではなく、ボランティアがひきとれば
ボランティアの負担だけが大きく、地域の猫の問題が解決しません。
ただ、ねりまねこさんは1キロ未満の子猫は保護されておられます。
保護譲渡活動により、里親さんに地域猫の活動や保護猫の存在を
知ってもらえ、よき応援者となってくださるそうで、近隣に譲渡
をすすめているそうです。譲渡率は100パーセント!!
譲渡の決めては、人馴れと写真だそうです〜
譲渡条件は、東京都の動物愛護センターの条件をもとにしており
譲渡金はかかった費用、均一2万円だそうです。
譲渡条件も厳しく2万円払う方は、意識の高い里親さんが多いそうです。
ねりまねこさんの活動は練馬区の活動ですが、ブログやセミナー
シンポジウム、カッパちゃん写真展、地域猫映画などで全国に向けて
発信されておられます。
それはひとりでも多くの人に知ってもらい、ひとりで悩んでいる人にも
ひとりではないとエールを送りたいとの思いからだそうです。
私たちもはじめて家の仕事場で、タビちゃんが子猫を産んで
どうすればいいか分からなかった時に、検索するとねりまねこさんに
出会いました。ケージ管理や人慣れトレーニング、里親さん探しなど
分からない事だらけでしたので、本当に参考になり、がんばれました。
それになによりねりまねこさんのもとで、猫たちがたくさん幸せに
なっていることがとてもうれしかったです。
あと各地でおこっている多頭飼育崩壊にも携わっておられます。
たくさんの人に関わってもらい、社会問題として問題解決していくこと
が必要だそうです。
大阪でもこの地域猫活動をひろげていかなければなりません。
大阪ねこの会では、昨年各地でタウンミーティングが行われました。
開催したい方は、場所と日時を決めて連絡くださいとのことです。
猫の問題は、地域の問題ですので地域住民で解決するのが一番です。
今回もたくさんの議員さんが来られていました。
行政、地域住民、ボランティアの三者恊働で進めていかなければ
どんなにやりたくても個人だけでは、地域猫活動はできません。
きっと何年かたてば大阪でも始まると思います!
だって猫の問題は、これしか方法がないではないですか〜
今回お隣におられたベテランボランティアさんも準備をされているそう。
野良猫も地域猫となれば、地域の人からあたたかい目で
みられるようになり許容されるようになります。
ねりまねこさんは、野良猫がいても許される社会のほうがいいと
おっしゃっておられました。
野良猫が1匹もいない町、、、
虐待や事故、危険がなくていいように思いますが
それはとてもギスギスして窮屈な世界のようにも思えます。
猫がのほほんと暮らせるような寛容性のある社会でありたいなぁ
と思いました。
そういう社会を、自分たちで作っていかなければなりません。
まずは野良猫を地域猫にしなくてはね。
大盛況で終わった大阪ねこの会定期集会。
今回もとても楽しかったです。
なぜかというと、、、
代表さんやねりまねこさんをはじめ、猫ボランティアさんの
お話を聞いていると、夢や希望が持てるんです。
個々の活動やめざすものは違うものかもしれませんが
みんな猫のため人のため、情熱をもって活動されているのを見て
こんな普通の私たちでも微力ではありますが、心が動かされ
何かしたいと思わされます。
今年は、猫ボランティアをはじめて4年目の春となります。
どんな年となるのでしょうか〜
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めざせ地域猫活動〜