お銀ちゃんが亡くなって一ヶ月がたちました、、、。
ひと月程前の話です。
お銀ちゃんが亡くなって、すぐにベッドに横たわらせました。
大きなお目目が開いてたので閉じて、お鼻から分泌物がでますので
ティシュをおいています。
体を軽く拭いたのですが、お鼻はやはりかぴかぴでなかなか汚れが取れません。
拭かれるのを嫌がっていたのを思い出し、そこそこにしました。
あとは保冷剤をひいて、ソファの上において次の日は一日一緒に過ごします。
その間にお別れをします。12年間暮らした猫とは、心の整理が必要です。
時々姿を見ては、話しかけ、なでたりします。
毛触りは変わりありませんが、体は冷たく、硬直してきました。
姿だけをみるとまるで静かに眠っているようです。
まだ台所にいると、お銀ちゃんが鼻をならしてごはんを食べにくるように感じます。
日向を見ているとお銀ちゃんがそこに昼寝をしているような感覚があります。
時々、部屋の向こうでくしゃみをしているような気がします。
でも、もうお銀ちゃんが私の所にやってくることはありません、、、。
しばらくはこの感覚がぬけません。黒猫をなくしたときは、
床においている黒いかばんが猫にみえて仕方ありませんでした。
これに慣れるころ、悲しみがすこしづつ癒えるのかもしれません。
亡くなった次の次の日に、うちの猫は庭に埋葬しています。
先住2匹となぜか家で死んでいたみずしらずの外猫1匹が庭に埋葬されています。
犬を一度お寺で供養したのですが、猫は庭が好きだったので庭に埋葬するように
なりました。
自己流の家族葬です。でも、庭をみればいつも一緒にいるように思えます。
冬休みの猫好き男子の小5の甥っ子くんも見送りにきて埋葬を手伝ってくれました。
元飼い主もすぐにきました。甥っ子くんの父親です。
うちで初めて飼った2匹の猫も彼が拾って来たのがはじまりです。
結婚する前に2匹の兄弟猫をもらってきて飼いはじめ、そのあとすぐに結婚して
子どもが生まれ共働きで育児も大変なので、お互いの実家に1匹づつあずけました。
里子にだす話もでたのですが、手放したくなかったようで、実家で預かる事になりまし
た。いつでも会いに来れます。お銀ちゃんは、ずっとうちの居候猫でした。
子育てをする予定の若いご夫婦のかた、猫ちゃんのお迎えの時期は
慎重に考慮されたほうがいいと思います。
生まれた赤ちゃんに猫アレルギーがでることもありますし、初めての育児は大変で
猫の世話までできる余裕がない場合があります。
13年前、子猫のころのお銀ちゃん
お銀ちゃんが7歳の頃に、その兄弟を飼っているお嫁さんの実家がお銀ちゃんを
引き取りたいといってくれましたが、7年も一緒にいたお銀ちゃんを手放す事はもう
できませんでした。これでよかったと思います。その兄弟は歩くのが生まれつき
すこし不自由なようですが、まだ健在です。
お嫁さんも仕事前に来て、顔を見てなでてくれました。
バスタオルにつつまれたお銀ちゃんにみんなでお花を手向けます。
もともと3キロもなかったお銀ちゃんは最後2キロくらいで子猫のような大きさでした。
最後にお銀ちゃんをバスタオル越しになでてみんなで土をかけました。
小学1年生の甥っ子くんは、見たくない、可哀想とお部屋に帰りました。
みんなそれぞれに思いがあると思います。
猫と暮らした年月は、家族の歴史です。
お銀ちゃんはこれからはみんなの心の中に生きていくんだと思います。
盛り土をしてお花を供えて埋葬は終わりです。
ゆっくりゆっくり土にかえっていきます。
春には、ここにお花を植えようと思います。
まだまだお銀ちゃんを思うとき、涙があふれます。
私たちは、あなたと暮らした日々、たくさんの幸せをもらっていたんだと
いなくなった今、存在の大きさを実感しています。
さようなら、また会おうね。
お銀ちゃん、安らかに眠ってね。
今まで一緒にいてくれてありがとう。
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お銀ちゃん、命いっぱい生きました。
ご訪問ありがとうございます。
私も家族がお空に行ってからもうすぐ1年経ちます。もう1年なんだなぁと。毎日声掛けて出かけてますよ(*´∇`*)
たくるさんの猫ちゃんもこの家に来て幸せだったニャーときっとお家のどこかで微笑んでいますね。
私たち、そんな猫ちゃんに出会えて幸せでしたね^0^