空色のきもち

晴天の日も、雨の日もあるけれど、好きなものと一緒に毎日を過ごしています。

『とっぴんぱらりの風太郎』

2014-05-11 19:44:33 | 本の森
『とっぴんぱらりの風太郎』万城目学 をよむ。

豊臣から徳川へ、天下が動く時代に
伊賀を追い出され、いつかまた声がかかるのではないかと待ち望み
ぼんくらな生活を送るニート忍者風太郎のお話。

キーワードはひょうたん?

きみは一体、どっちの味方として動いているんだね?
と聞きたくなるようなことが多々あるわけですが
必死で生きていることには変わりないのかも。

ともかく長い! 700ページ超。

図書館から借りること3回めでやっと読破できました。
1回め2回めはタイミングが悪かったんだもんね。

普段の万城目ワールドとはちょっと毛色が違って
物語は切ない方へ、切ない方へ動いていくし
戦ですから、いっぱい人は死にますし……。

戦乱の世には、生きたくないですね。

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