空色のきもち

晴天の日も、雨の日もあるけれど、好きなものと一緒に毎日を過ごしています。

『生きるぼくら』

2016-10-20 22:05:46 | 本の森
『生きるぼくら』原田マハ を読む。

いじめから、ひきこもりとなった二十四歳の麻生人生。
頼りだった母が突然いなくなった。
残されていたのは、年賀状の束。
その中に一枚だけ記憶にある名前が。

「もう一度会えますように。私の命が、あるうちに」

祖母のいる蓼科へ向かうと…



離婚、引きこもり、認知症、農業地帯の過疎化…
現代の、今の時代に起きている話題がたくさん盛り込まれているのに
重くなりすぎないのはこの筆者だからなんだろうと思う。


「緑響く」の装丁買いだった本です。
この絵がとても好き。


そしてなぜこの本の題名が『生きるぼくら』なのか。

納得です。


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2 コメント

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Unknown (神崎和幸)
2016-10-21 09:33:16
お久しぶりです。

自分も『生きるぼくら』読みましたよ。
感謝の気持ちや丁寧な暮らしが描かれているところが良かったです。
そのうえ志乃さんの誰にでも優しく前向きなところを素晴らしいと思いましたよ!
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>神崎さん (しずく)
2016-10-22 22:13:39
お久しぶりです。再訪ありがとうございます。

人とのつながりとか、優しさとか
かかわり方とか、暮らし方とか…いろいろ思うことがあった本でした。
原田マハさん、初めて読みました~。

前向きに過ごしたいものですね!

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