空色のきもち

晴天の日も、雨の日もあるけれど、好きなものと一緒に毎日を過ごしています。

すごい人たち

2009-07-22 21:33:47 | 本の森
世の中には本当に「すごい人たち!」っていうのがいるわけで。

すごいすごい!って思ってみてるわけだけど
どうすごいのか? なんでそんなすごいことをしようと思ったのか?
って思って、ちょっと踏み込んで話を聞いたり
本を読んでみたりすると
「きっかけはそんなに大したことじゃなかった」とか
「好きだったから」とか
「続けていったらそうなった」とか。

積み重ねる、毎日を丁寧に暮らしていく、
こうしたらどうだろう? こんなのはどうだろう?と考える、
そんなことが大事なのかも知れない。


『リヤカーマン』永瀬忠志 毎日新聞社

これは本当に、なんでリヤカー?なんでアマゾン踏破にそんなにこだわる?
なんだけど、単純に「日数がかかるから、荷物を背負っていくのは困難」とか
「アマゾン踏破したら、地球一周分歩いた計算になるから」とか
誰のためでもない、自分の目標に向かって歩いている、その積み重ねらしい。
植村直己冒険賞受賞者なんですって。


『すごい本屋!』井原万見子 朝日新聞社

こちらは和歌山の山の中で、小さな本屋さんが実に生き生きと頑張っている話。
最近お気に入りのe-honでも、ちゃんとこの本屋さんの名前が載っています。
小さな店だけど、雑貨屋さんでもあり、コミュニティーセンターの役割もしていたり
絵本の下絵・原画の展覧会、作者のサイン会までひらいたという
文字通り「すごい本屋」なんです。
「必要だから。必要とされているから」
ドキドキしながら手紙を出したり、電話したり。


やっぱり地道に自分のできることを精一杯、できる範囲で。
単に「がんばれ、がんばれ!」ではない、応援の仕方って
支え方ってあるんだなと思う。

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