今年も「3.11」がやってきた。
2011年のあの日、浪人した息子の2回めの受験結果も芳しくなかった。
それでも1回めの全滅よりはましで、
でも、思うような結果も出せず・・・
イヤイヤな息子を無理やり連れて、入学金の払込みに行ったのだった。
なのにヤツは・・・・身分証明できるものを持っていくのを忘れていた。
したがって、冷戦状態に入っていた。
いくら思い通りにならなかったからって、なんてやる気のない!!
とかなり私はおかんむりだったように記憶している。
2階でふて寝した息子と、1階でTVをみていた私。
そこへあの地震が来た。
そこからはなんだか・・・・中継されてくることが現実とは思えず。
いろいろな手続をしなくてはと思うものの、
やる気にもなれずに2日間が過ぎた。
13日。
この日も息子も私も倦怠感やら、無力感やらに襲われてグズグズしていた。
被災した地域にも、春から大学生の子はいただろう。
期待に胸膨らませていた子もたくさんいただろう。
がんばろうと思っていた親もたくさんいただろう。
そんなところに届いた、不合格だった大学からの分厚い封筒。
今でも息子は
「オレが身分証明書持って行かなくて、めっちゃ怒られた。
震災が来た。
補欠合格通知が来た。
おれが身分証明持って行っていたら、補欠合格もらったって行けなかったよね。
(1年分の授業料を捨てて、新たに手続きし直す、ってことだから。)
住む場所を探しに行くこともできず、
入学式もなく、授業はいつから始まるんだとか、いろいろバタバタしたけれど
おかげで『絶対に留年だけはしない。もうすでに1年余計に迷惑かけてんだから』
という気持ちは強く持てた。」
という。
そんな息子の、「卒業が決まりました。単位ちゃんと取れました」
の連絡が来たのも、
今日「3.11」。
卒業おめでとう。
とはいえ、院行きなので、何ら変わらない生活が続くのでした
2011年のあの日、浪人した息子の2回めの受験結果も芳しくなかった。
それでも1回めの全滅よりはましで、
でも、思うような結果も出せず・・・
イヤイヤな息子を無理やり連れて、入学金の払込みに行ったのだった。
なのにヤツは・・・・身分証明できるものを持っていくのを忘れていた。
したがって、冷戦状態に入っていた。
いくら思い通りにならなかったからって、なんてやる気のない!!
とかなり私はおかんむりだったように記憶している。
2階でふて寝した息子と、1階でTVをみていた私。
そこへあの地震が来た。
そこからはなんだか・・・・中継されてくることが現実とは思えず。
いろいろな手続をしなくてはと思うものの、
やる気にもなれずに2日間が過ぎた。
13日。
この日も息子も私も倦怠感やら、無力感やらに襲われてグズグズしていた。
被災した地域にも、春から大学生の子はいただろう。
期待に胸膨らませていた子もたくさんいただろう。
がんばろうと思っていた親もたくさんいただろう。
そんなところに届いた、不合格だった大学からの分厚い封筒。
今でも息子は
「オレが身分証明書持って行かなくて、めっちゃ怒られた。
震災が来た。
補欠合格通知が来た。
おれが身分証明持って行っていたら、補欠合格もらったって行けなかったよね。
(1年分の授業料を捨てて、新たに手続きし直す、ってことだから。)
住む場所を探しに行くこともできず、
入学式もなく、授業はいつから始まるんだとか、いろいろバタバタしたけれど
おかげで『絶対に留年だけはしない。もうすでに1年余計に迷惑かけてんだから』
という気持ちは強く持てた。」
という。
そんな息子の、「卒業が決まりました。単位ちゃんと取れました」
の連絡が来たのも、
今日「3.11」。
卒業おめでとう。
とはいえ、院行きなので、何ら変わらない生活が続くのでした

※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます