所作

長かった休みも終わり、明日からは繁忙期。

世の中と、ずれまくりの生活です。


たまっていた録画を見まくりました。

「洋菓子店コアンドル」「プール」「マザーウォーター」「ガリバー旅行記」

「江口トラベル」（これはＴＶ番組）


「プール」と「マザーウォーター」は「かもめ食堂」と同じ流れ。
「そうしたかったから！」だけの説明で、
子供をばあちゃんに預けてタイに移り住んでしまう母、
ってのはいくらなんでも・・・とは思うけれども
自分で作った枠に、いつの間にかとらわれすぎて
変化を恐れるようになったり、自分を偽るようになることって
あるような気もするな。（プール）

人と会ったときの挨拶が
「機嫌よくおやんなさい！」っていうのもちょっとよかった。
多くのものに手を出さず、ひとつのことを
何度も何度も同じ所作で繰り返している映像っていうのは
言葉が少ないことも手伝って、いろんなことを考えるものでした。
「毎回同じにはできないですよ。でもそれがいいところかも」
そうか、繰り返していてもそうか・・・。（マザーウォーター）

「ガリバー旅行記」は、原作とは全く別ものだったので
やっぱりどこかで読まなくちゃ。

「江口トラベル」は「世界遺産に泊まろう」ということで
イタリアのシチリア島の世界遺産に1週間。
体験型の旅行提案をしていて（料理作りとか、郷土菓子つくりとか）
もちろん風景は素晴らしいし、やっぱり行ってみたいなイタリア。
そういえば昔、シチリアにペンパルがいたな。
懐かしいな。
世界遺産を守っていくということは、そのころの技術をも守っていくということで
それは職人を守るということでもあり
手間はかかって面倒かもしれないけれど、
バンバン消費型の生活を見直さなければならない今、
まさに！な話題だった。


いろいろ感じたのだけど
結局まずできることから、ということで
所作に気をつけてみた。
両手を添えて物を持つ、静かに歩く、物を置く
追いまくられるように生活している時とはやっぱり違う時の流れ方をする。

また明日からそんな生活だけど。
「日本の」伝統的なもの、にも目を向けみたいなと思った休みだった。

だって、日本人だもの（なんてね）。