空色のきもち

晴天の日も、雨の日もあるけれど、好きなものと一緒に毎日を過ごしています。

『雪のなまえ』

2022-02-21 23:24:25 | 本の森




不登校の小学5年生、雪乃。
父のIターンで長野へ移住し、
自分の「居場所探し」が始まった。

なーんて書くと、なんとなくこういう話なんでしょ?
と予測して、斜に構える感じで読んでしまうものだな、と思います。

私の場合は、予想とはいい方へ少し違っていたな。

心に残る言葉はいくつかあって、

なんで自分のやることが何でもかんでもうまくいくって信じられるんだろ。

つらいことから、どうして逃げちゃいけないの?

という葛藤から、

楽しいとは、また明日、の明日が早く来ればいいと思うこと

「今よりもうちょっとの頑張り」は、その人を美しく、かっこよくするもんだなぁ

などという心の変化とか。
究極は

なぁ雪乃。おまえさんは、雪のなまえをいくつ言える?

という問いかけ。

粉雪、ボタン雪…
と考えたけれど、まったく違うことだった。

雪のなまえ、いくつ言える?

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