空色のきもち

晴天の日も、雨の日もあるけれど、好きなものと一緒に毎日を過ごしています。

『パリのすてきなおじさん』

2020-08-31 21:25:00 | 本の森

『パリのすてきなおじさん』金井真紀 , 広岡裕児 を読む。

難民問題、テロ事件、差別の歴史……。
世界は混沌としていて、人生はほろ苦い。
だけどパリのおじさんは、今日も空を見上げる。
軽くて、深くて、愛おしい、おじさんインタビュー&スケッチ集

おじさん、ブームなんだろうか(いや、そんなことは・・・)

パリにいるおじさん(たぶん、普通の)に話を聞いている。
なにげに奥深い言葉が返ってくる。

・食べるためにピアノを弾き、悲しみを癒すために絵を描く
・二分考えれば済むことを、みんな大げさに考えすぎだよ
・「人生を学んでいる間に手遅れになる」
 だから大事なことを後回しにしてはいけない
・ほとんどの問題は、他者を尊重しないから起きる
・世界は救えない。ただ、一人の人間に向き合うだけ
・大事なのは将来ではない。今ですよ

・・・・・・
人はそれぞれ、その人なりに、いろいろ考えて学んで、生きているのですな。


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