空色のきもち

晴天の日も、雨の日もあるけれど、好きなものと一緒に毎日を過ごしています。

『活版印刷 三日月堂』

2018-10-08 21:00:22 | 本の森
活版印刷って、どんなものだったかなぁ…

「活字をひろう」ってやつだよね。

そう、本も好きだし、印刷も出版も、好きなのです…
イメージとしては、職人さんの仕事、と感じる。

この本は「九ポ堂」さんにもご協力いただいているようだし…

私の中のキーワードがいくつも引っかかったのでした。


この本の中で「ちょうちょうの朗読会」というお話がある。
朗読会を開こうとして、読み手それぞれが考え、悩み、試行錯誤して
自分なりの朗読をみつけ、発表へもっていくのだけれど…

朗読、本、という部分を
演奏、楽譜、に置き換えると、実に私(たち)の悩みに通じる部分があったように思う。

朗読会を無料開催するか、有料にするか。
プロではない自分たち、どうするのが適切なのか。

無料だったら演じる側も気が楽だよね。
でもそれは「ちょっと下手でも許してほしい」。
そういう甘えにつながるんじゃないかということ。

理解できることと、それを演じられることとは別。

本に書かれていることが、私たちの中で変化して
形状をもったり、重さをもったり、変化していくのだ、ということ。


飛ぶこと自体に意味はない。
飛びたいから、飛べるから飛ぶ。
だけど技術がなければ飛べない、ということ。

うむむ。
厳しいけれど、本当のことだ。


今できることをやってたんじゃ、ダメなんですよね



イテテ…

軽く読もうと思って手に取った本の中にも
こんなふうに心に突き刺さってくることばが潜んでいたりするから
読書がやめられない。


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2 コメント

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Unknown (peace)
2018-10-10 10:15:50
>今できることをやってたんじゃ、ダメなんですよね
おぅっ《゚Д゚》
イテテテ《゚Д゚》
返信する
>peaceさん (しずく)
2018-10-15 22:14:51
本当に、イタイ。
返信する

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