『アノニム』原田マハ を読む。
ジャクソン・ポロックの幻の傑作「ナンバーゼロ」のオークション。
アーティスト希望の高校生。
それに、謎の集団「アニノム」
原田さんの美術系の本、と思って読み始めたら
あらら、ちょっと趣が違う。
ジャクソン・ポロックといえば、
大きなキャンバスに向かって(というか、床に敷いたキャンバスに向かって)、
絵の具缶から直接ドバーっと・・・・・・(表現がよくないですね)。
ドリップ・ペインティングです、はい。
抽象表現だけれども
なにかやはり、勢いとか、あふれ出る何かのうねり?みたいなものを感じる絵ではあるかと。
ある年齢、あるいはある瞬間、特定の人が、
明確な言葉にはできないかもしれないけれど
「!!!」
と感じるものがあるのかもしれない。
アートって奥深いわ・・・と思いました。
おもしろかった。
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